日: 2013年1月21日

執筆佳境

 あっというまに時間が過ぎていく。
 ものすごく頭が研ぎ澄まされていて、物語がどんどんつながって、筆ががんがん進む。
 疲れを知らずに書き続けて、気がつくと時間が過ぎている。
 危険を感じて帰宅すると、どっと疲れが出る。
 朝起きると、疲労困憊でなかなか起きられない。
 起きても、体にエネルギーが戻ってくるのに、時間がかかる。
 そしてまた、書き始めると時間を忘れる。
 そんな日々がつづいている。
 体力が文字に変換されていく。
 その速度が速い分、消耗も激しい。
 かなり、終わりが近い。
 でも、まだ終わらせない。
 小説家としていちばん楽しいとき。