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明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
元旦は、それぞれにお節料理のお重を持って、妻と自分の両方の実家を訪問。
母は、「お節は用意しなくてもこちらで買って持っていく」と何度言っても、自分で買って用意してしまうので、2段重が丸々余ってしまう。
去年もそうだった。毎年同じことをいって、同じ結果になって、それを覚えていないので、少しボケているのだと思う。
まもなく91歳だからさもありなん。
まあ、少しずつ毎日食べればよいだけだけど、一人暮らしに手つかずの2段重はちょっと多めかもしれない。
義父の方は、パソコンの乗り換え作業について、妻がサポートするところから年の初めが始まった。その間、僕は居間でグランドピアノを弾いていた。
グランドピアノを弾く機会はほとんどないので、音の出方や響きを探りながら弾くのが楽しかった。
ピアノはあるキーを叩いていると、共鳴する他の弦も鳴り始める。
最近は、電子ピアノでもそれをシミュレートするようになっているけど。
ウィーンフィルのニューイヤーコンサートが始まる前に辞去。
これで一日だけの正月が終わって、日常に戻る。
大掃除もしなければ初詣もしていない。

『終電の神様 殺し屋の夜』(実業之日本社文庫) 8月5日 発売

 

謹賀新年

本年もよろしくお願いします。

黄金町バザール2020 オープン

現代アートの国際展示会、黄金町バザール2020(第一部)がオープンしました。

阿川大樹の黄金町バザール2020 インスタレーション作品について、

タイトル
 阿川大樹《楽しい町が あった ある》2020 映像インスタレーション
  (英語タイトル)
   《a delightful town, there used to be, there come up》

このインスタレーションは、以下の、ひとつのビデオ作品と、2つのフェイクによって構成されている。

ビデオ作品(A)
 《留まる 通り過ぎる》2020, ビデオ 3分50秒
   《to remain, or to pass by》
フェイク作品群(B)
(大岡川側)
  マリア《ただ、待っている》2005年 ビデオ 長さ可変
(京急高架側)
  サトル《お客さん、こっちから逃げてください》2005年 ミクストメディア

 2009年からレジデンスアーティストとして黄金町に滞在している阿川大樹は、2014年、黄金町の2005年からの町の変貌を題材に小説『横浜黄金町パフィー通り』(徳間書店)を書いた。
 そのラストシーンは、川をパレードする芸術作品群から黄金町に上陸して、高架下にたどりついた人々が、地図を配りながら町の歌を唄うママさんコーラスの合唱団に迎えられるところで終わっている。

 阿川は、この小説のラストシーンを現実の世界に起こすことを狙って、合唱曲「地図をつくろう 黄金町の歌」を作詞/作曲した。この曲は、黄金町バザール2014のオープニングレセプションで町の混声合唱団「コールなでしこ」によって初演された。以来、毎年、黄金町バザールのオープニングレセプションで唄われている。

「地図をつくろう」は町の歌であるはずだが、年に一度しか町で唄われていない。
 コロナでレセプションが中止されると、その機会も失われることになった。

 いつでもこの歌を聴くことができることで、人々はこの歌を覚える機会を得、合唱団以外の人も唄うことができるようになるはずだ。
 その意図の元に、2009年から2020年への町の変化を織り込んだ映像(=ミュージックビデオ)を制作。そこにはだれでもが歌えるように新たに編曲した管弦楽によるカラオケが使われている。歌はコロナ禍で合唱を収録できないため、阿川自身が唄い、デジタル技術によって女性ボーカルに変換したものとのユニゾンの形で収録されている。
 「バザール」終了後、このビデオはいわゆる「カラオケビデオ」として歌詞を映像内に加えた形でもリリースされる。その結果、人々は、いつでも管弦楽をバックに「地図をつくろう」を唄うことができるようになる。

 3分50秒の作品(A)と、壁に固定されたスマートホンからのぞき見られるフェイク(B)によって、2005年から2020年への変貌を空間全体に表現している。
 フェイクがどのようなものかは、ぜひ、展示会場へ行って確かめて欲しい。

『終電の神様 台風の夜に』予約開始


『終電の神様 台風の夜に』(実業之日本社文庫)予約受付中。
 ご予約は こちら で。

‘Sakura Storm’ iTunes でリリース

Kyly のEP ALBUM ‘Signal! がリリースされました。
6曲目の ‘Sakura Storm’ の作詞は阿川大樹。

エッセイ「物書きセーラーのひとりごと」
ヨットの専門誌「KAZI」2019年3月号より、隔月、連載中

マンガ原作に初挑戦した「終電ちゃん」(作画/藤本正二)掲載の週刊モーニング(講談社)が発売になりました。

『終電の神様』韓国語版 発売!

明正堂アトレ上野店で2018年の文庫年間売り上げトップ10で『終電の神様』が4位。