日: 2010年4月2日

千客万来だけどOK

 午後1時過ぎ、大岡川桜まつり実行委員長来訪。
 明日の司会のための資料と段取りの打合せ。
 午後3時、芸大の大学院の学生さん来訪。
 東京工芸大の公開講座を聴いてくれた人で、小説執筆ツールの開発をしたいということで、説明とか意見交換とか。
 夜になって、バイク仲間が立ち寄る。
 借りていたバッテリーのパルス電流付加装置を返却。
 割り込みが多くて執筆時間は短かったけど、調子は戻っている。
 悪くない。
 昼はマクドナルドでテキサス・バーガー・セット(580円)
 夜は聚香園で、白身魚の甘酢炒めの定食(700円)
 午前0時前に、カップ焼きそば(105円)
 午前二時前に帰宅。

四月馬鹿のまわりの馬鹿

 4月1日の午前0時になったとたん、twitter にエイプリルフールの話題が流れ始めた。
 わずか2時間後の午前2時には、ニュースサイトには、「エイプリルフールのまとめサイト」なるものが登場。
 あのさ、根本的に間違っていないか。
 エイプリルフールっていうのは、騙したり騙されたりして楽しむ日だ。
 そもそも4月1日だということを意識していない故に、騙されたりして、それも楽しかったりする。
 いったん嘘だとわかっても騙された振りをしたり、同じ嘘で騙される人をちょっと離れたところで、ほくそ笑みながら見ていたり。
 自分の嘘が本気にされて噂になって広まっていくのを楽しんだり。人の嘘を嘘だとわかっていても別の人を騙すために使ったり。
 そんなことをして、ニヤニヤしながら、一日を過ごすのだ。
 だというのに「絶対に騙されないぞ」という空気を纏って、誰かが嘘をつくと、それをすぐに「それはエイプリルフールだ」と大声で言う人がいる。
 自分が嘘だと気づいても、せめて4月2日になるまで黙っているのが、エイプリルフールのマナーってもんじゃないか。
 いくら言論は自由だとはいえ、人々の騙したり騙されたりする楽しみを奪う権利は誰にもない。
 ネット時代には、ニュースや噂がすごい速度で拡がる。
 だから、エイプリルフールの楽しみも何倍にも増える可能性がある。
 だというのに、午前0時を過ぎてまもなく、ネットは「エイプリルフール」という言葉の大合唱。
 野暮なやつがいるせいで、今年のエイプリルフールは台無しだぜ。
 エイプリルフールにする真相究明ほど馬鹿げたものはない。
 四月馬鹿、黙って騙せぬ野暮な馬鹿。