月別: 2010年5月

推理作家協会賞贈呈式

 夕方から外出だが、ゲラとか編集者の赤の入った原稿とか、すべてスタジオなので、本日も出勤。
 それらを見て、仕事そのものではなく、これからしばらくの仕事の量を確認するという仕事。
 午後6時、新橋。
 第一ホテルにて「推理作家協会賞贈呈式」に参加。
 いつもより作家の参加者が少ない。編集者も少なめでメディアや書店関係者が多い感じ。
 作家では、新井政彦さん、内藤みかさん、嵯峨野晶さん、伊多波碧さん、鈴木輝一郎さん、あたりと歓談。
 編集者とは、電子書籍について、とか、こんど飲みましょう、とか(笑)。
 パーティ終了前に、twitter で知り合って「手書きPPOPフェア」でお世話になった尾道の書店店長さんと会って名刺交換。
 さらに編集者からゲラの続きを受け取る。
 阿川にゲラを渡したあと、編集者は藤田宜永さんとどこかへ出かけていった。
 いつもなら新宿ゴールデン街へ回るところだけど、疲れているし今日のところはまっすぐ帰ることにする。
 東海道線の中で、iPod touch で将棋をやる。
 横浜駅に着くまでに勝つ。
 ゲームやるときは負けて終わるのがいやなので、難易度を下げて、原則として必ず勝つゲームしかやらないのだ。
 人生そのものが困難な挑戦なので(笑)ゲームでまで困難に挑む気持ちはない。

日常生活へ

 久しぶりによく眠った。
 そのかわりぐったりしている。
 日常生活にもどるために黄金スタジオに出勤。
 午後3時から、「試聴室その2」で行われるシンポジウムに参加。
 その後、レセプション。
 午後9時、一人住まいになってしまった友人宅へ行って、日本対イングランドのサッカー試合を一緒に見る。
 韓国戦より随分よかったけれど。

葬儀

 葬儀。
 火葬場は大混雑。
 横浜の火葬場事情は全国でもワースト10に入る状況らしい。
 特に都市部では新設がむずかしいから。
 今日も故人と共通の友人たちと沢山話をした。
 
 夕方、帰宅。
 どっと疲れが出る。

通夜

 泥のように深く眠ったけれど、睡眠時間が足りていない。
 寝る前よりも起きる時の方が何倍も疲れているように感じる。
 
 シャワーを浴びてほぐし、少しだけヨガをやったら、少し体に血が回り始めた。
 午後5時前、子安の斎場近くのマクドナルドで昼食。
 通夜の受付と会計。
 計算が合わなくて一種焦ったけれど、無事解決。
「葬儀委員長」業務を終了する頃には、すでに供養の席は同窓会真っ盛りだ。
 故人と喪主が知り合ったきっかけはダイビングなので、旧niftyserve Marine Sports Forum の中心メンバーのオフ会のようなもの。
 結局、当時のパソコン通信で知り合ったメンバーとの深くて長いつきあいが25年ほど続いているのだ。その中で結婚したり離婚したり死に直面したり、人生のあらゆるイベントを共有している。
 午前1時前まで喪主と含む仲間たちで飲む。
 こちらの疲労も限界に近いが、あともう少し。

都内で打合せ

 なんとか午前5時過ぎに連載の原稿を送る。
 少し眠って、午後一番で大門の徳間書店へ。
 久しぶりの頭痛。ちょっと睡眠不足が続いている。
 文庫のキャンペーンについて、営業部門の人を交えて7人でキックオフ会議のようなもの。
 作品をそれぞれの受け止め方で読み込んだ上で、なんとか売ろうと、複数の人が愛を持って盛り上がってくれているのが、何よりもありがたい。
 感謝感謝。
 表紙のイラストも素敵。
 それにしても、午後1時半からの会議が中華のフルコースであるとは予想していなかった。満腹で、最後のフカヒレラーメンは食べきれなかった。
 腹ごなしもかねて次は新橋の第一ホテルまで歩き。
 午後4時から、小学館の編集者と打ち合わせ。
 こちらは、長編第二稿のだめだし会議。
 こちらはこちらで、有意義な議論ができた。
 二時間ほど、あれやこれや。最後は電子書籍のことなど。
 ライオンでビールをごちそうになる。
 午後9時過ぎ、自宅に戻り。
 喪主のところをのぞきに行く。
 もう遺体は斎場に運び出されている。

「歌クテル」に対談掲載

「歌クテルWEBマガジン」に、「アンダーグラウンド定点観測 feat. 阿川大樹」と題して、歌人・日野やや子さんとの対談が掲載されています。
 黄金町という町のこと、阿川大樹の小説観、創作の秘密(笑)なんかを、二回にわけて掲載。

弔事の同窓会

 今日が〆切なのに、全然、テンションが上がらない。
 昨夜のスタバでの瞬間風速はなんだったのだ。
 正午過ぎ、電話。
 高校時代の仲間が弔問に来ていると。
 なにしろエレベータで下がって上がれば彼の家である。
 10年以上、会っていないかもしれない。
 1時間ほど、喪主と馬鹿話とか。
 弔事に同窓会になるのは世の常。
 午後3時、マンション理事会の分科会。
 延々4時間、7時まで続く。
 さて、原稿は半分までしかできていない。
 編集者にお詫びの電話。明朝まで猶予をもらう。
 家にいると落ち着かないので、黄金町に出勤することにする。
 朝までにはなんとしても書き上げなくては。

夜明けが近すぎる

 午後3時、黄金町地区のアーチスト連絡会。
 
 午後5時過ぎ、友人の訃報が入る。
 覚悟はしていたけど、思った以上に早かった。
 高校以来長いつきあいで、ヨットの共同オーナーで、同じマンションに住み、家族づきあいをしている友人夫婦の奥さんの方。
 乳がんが始まりだったが、難しいガンで、肺と脳に転移して、先日、脳の腫瘍をガンマナイフで切除して、もとの病院へもどったばかりで、回復に向かっていたのだけど。
 
 すぐに仕事場を出て、自宅へ向かう。
 まだ亡くなって二時間後のことだ。夫である友人は取り乱していた。それはそうだ。
 しばらく一緒にいて、いったん帰宅。
 明日が締め切りの連載があるのだけど、仕事が手に付かず、しかたがないので、家のゴミを捨てたりして、妻の帰りを待つ。
 午後10時過ぎ、妻が仕事から帰って来たので、ふたたび友人宅へ。
 
 午前1時、頭を切り換えて仕事をするために、近所のスターバックスへ。
 何故かテンションが出て、1時間ほどで5枚書く。
 帰宅してからはペースができなくて、明るくなるまでやっても僅かしか進まない。
 午前5時、諦めて寝る。
 いつのまにか、夜が明けるのが早くなっている。

春なのに「枯れ葉」を聴けば

 外は雨。
 夕方、家の近くでフットサルの予定だった。
 なので、日曜日でもあることだし、出勤しないで家で仕事をしようと思っていたら、手書きのメモを仕事場に置いてきたことがわかった。
 それがないと家では仕事ができない。
 コンピュータ上のメモなら、どこからでも読めるんだけど、手書きはどうしようもない。
 というわけで、午前11時過ぎに出勤。
 午後3時前、ランチは「モヤシそば」(今週のサービス:500円)
 結局、仕事が思ったほどにははかどらず、フットサルは不参加とする。
(途中のツイッター情報によれば、8人しか集まらずにゴールキーパーなしでやっていたらしい)
 午後8時過ぎ、少し目途がついたところで、里心がついて(腹が減ったともいう)帰宅。期限切れの食材がたくさんあるのだ。
 今日が賞味期限の105円なのにやたら美味しい豆腐で冷や奴。
 トマトとモッツァレラチーズ。それに、昨夜作った、キャベツとベーコンのスープ。
 午前0時前になって、仕事の続きのため、ノートパソコンをもってスターバックスへ。
 連載のこの先10回分の構想を書き留めていく作業。
 iPod があれば、どこでも集中力を発揮できる。
 チェットペーカーの「枯れ葉」を聴きながらリズミカルにキーボードを叩いていたら、けっこうゴキゲンになってきた。

ビーチハウスとウェッジウッド

 午前5時、帰宅。
 午前10時前、起床。
 洗濯物が溜まっている。まずは洗濯。
 朝食は具なしのソース焼きそば、トマト、豆腐。
 午後2時、オートバイで鎌倉へ。
 途中、水道路交差点の「ルアーズ」という洋食屋さんでランチ。
 たまたま通りかかってピンと来たので立ち寄ってみた店。
 メンチカツ。
 ジューシーで衣はカリッ、デミグラスソースも赤ワインの香りがいい感じ。ランチコーヒー(100円)とで、1080円。
 その後、ちょっと遠回りしながら、目的地のビーチハウスへ。
 ウエッジウッドのカップでコーヒーを戴きながら、ああでもないこうでもないと、ゆんたく。
 午後5時過ぎ、辞去して、やはり遠回りぎみで帰宅。
 オートバイと読書の日。
 仕事場に出かけない自分が新鮮。