日: 2006年9月30日

今週のアメリカウォッチング

“State of Denial, Bob Woodward”
 注文しました。
 僕が買うまでランキングが「なし」だったので、日本のアマゾンで最初に注文した人になったみたい。(だからなんなんだ)
 “Bush at War” , “Plan of Atack” につづく、ワシントンポストの記者 Bob Woodward の第三部です。 (ウォーターゲート事件のスクープでピューリッツァー賞を獲っている人)
 でも、いつ読むんだ。
 読まないうちにペーペーバックがでちゃうような気がする。
 ヒラリー・クリントンの自伝 “Living HIstory” もハードカバーで買ったんだけどねえ。
 映画 “United 93” の原作の元になった本だとおもう “Let’s Roll!” もハードカバーで買ったんだけど、よまないうちに映画までできちゃった。アメリカでは DVD も出ている。

『バブルと寝た女たち』

1998年 日本映画
監督 新村良二
製作 円谷粲
プロデューサー 米山紳 関根房江 前島真理奈
原作 家田荘子
脚本 山上梨香
立河宜子(梶井みどり)
升毅(須賀崇之)
かとうあつき(関谷歩美)
中尾彬(大森七郎)
小野みゆき(水島真知子)
 たしかにあのころ、家田荘子は時代の寵児だったなあ、と昔を偲びたい気持ちになる映画。
 描いている世界がバブルなのに、どこか微妙に上品な仕上がりになっていて、けっこう切ない映画だった。
 どういうハコガキで脚本を作っていったか、作り手としてとてもわかりやすい。それは単純だけれど悪いことではない。わかりやすさのなかに「ある視点」があればそれで映画は成立するから。
 たぶん、この映画で出色なのは素材としての立河宜子という女優と、彼女の変化を一瞬で表現しているメイクだったと思う。
(メイクの人、タイトルロールで名前を見損なってごめんなさい)