昼の間、黄金町のアーチスト仲間・増田拓史さんの企画したイベント「そうだ、美術館にいこう!」で、横浜美術館へ行きました。
金氏徹平展です。いわゆる現代アート。
これがすごくいいんですね。
楽しい。いつまで見ていても飽きない。
美術館が全体が不思議の国に成った感じです。
金氏さんは、三十才。横浜美術館の企画展が個展になったアーチストでは最年少だそうです。
もう会期はほとんど終わりなんですが、展示場へふらりと出てきては、現場で作品を修正したりしているそうです。
今日も居ました。
ちょっとだけ話をしました。
イベントの方は、参加者が美術館の元館長を含む学芸員たちと、ゆるゆると見て回った後、自分の気に入った作品を決め、あとぜ全員でその場所に言って、参加者がなぜこの作品がいいか、というのを学芸員になったつもりで、解説する、という一種のワークショップでした。
それぞれいろいろな見方があって、とても新鮮で、たのしかったなあ。
終わったのが午後四時で、美術館に至近の自宅に戻ってご飯を食べて、それからスタジオに出勤。
今日は、カフェも休みで、建物全体に誰もいないので、自分の仕事場で大きな音で音楽かけて、こまごまとした用事を済ませています。
なんだか、贅沢な人生を送っている感じ。
昨年、本が出なかったし、まだ新刊の印税も連載のギャラも入金していないので、過去20年で一番お金がないのだけど、ものすごく豊かな気持ち。