
昼前、出発。
一路、北軽井沢へ。
第三京浜でいったん都内に入り、練馬の関越道入口に向かうが、環八がガラガラだ。我が人生でこんなに空いた環八は見たことがなく、きわめて順調に関越道、上信越道を経由して群馬県・北軽井沢の別荘地・大学村へ。
敷地1000坪の林の中に建つ山荘がしばらくの居住地。
八十年の歴史ある別荘地。近くには谷川俊太郎、大江健三郎、芥川也寸志(故人)、岸田今日子(故人)などの山荘もある。
開村当時、草原だったという村はいまは鬱蒼と生い茂る自然林だ。
山荘の家猫は、部屋で起用に虫を捕って食べる。
動くものを追いかける本能により、彼女は死んだ虫には目もくれない。それはたぶん腐ったものを食べることを避ける遺伝子の仕組みなのだと思う。
さっそく執筆開始。

例年ならこの時期は、ヨットで遠出をしているところだけれど、ことしは仕事も忙しいので、今日だけいつもの週末のようにデイセーリングをすることにした。
で、3時間睡眠で午前10時にヨットハーバーに到着したわけなのだけれど、あまりに暑いので、ヨットに乗るのは止めにして、帰ってきた。
早く夏が終わってくれないとヨットにのるのも辛いのだよ。
明日から21日まで、北軽井沢へ避暑。
といって遊びに行くわけではなく、知人の別荘で仕事をさせてもらう。
自転車積んで行くけど、予報では天気があまりよくないみたい。

うっかりすると、1945年の8月15日以降、世界が平和になったような気になってしまう。
けれど、太平洋戦争が終わっただけで、世の中、戦争はずっとつづいている。
ともすると、「尊い犠牲の上で、いまは平和だけど、日本人は戦争の被害者で、悲惨な目にあった。だからそんなことにならないように、もう戦争をしてはならない」と感じてしまう傾向があるのだけれど、ほんとうは、「今も平和ではないし、日本人は戦争の加害者でもあり被害者でもあるし、日本人はいまでも戦争にかかわっている」のだ。
そのことを忘れないようにしよう。
写真は、いま話題の北島メンチのファミリー。
ふっふっふ。
これを食べると金メダルとか直木賞とかノーベル賞とか取れるらしい。 (嘘)
なんてったって、家紋入りです。
美味しいです。
他人のサイフですが、計算すると、いま一店舗で一日200万円以上売っています。
金メダルの威力ってすごいなあ。
午後、Blenz Coffee に仕事をしに出かけた。
ついでに、エレキギターの電池が切れているので、ダイソーで9Vの電池二個一組を105円で買った。スーパーで今年初めて鰻を買った。(中国産)
テレビを点けるとオリンピックをやっているので、だいたい目立ったところはフォローしていると思う。
選手はみんなすばらしい。ぱっとしない結果でも依然としてすばらしい。
目立つのは監督やコーチなどの指導者や競技団体の駄目さ加減だ。
サッカーしかり、柔道しかり。
立派な選手が優れた指導者や団体運営のリーダーになれるとは限らないのに、プロの指導者や専門的なリーダーシップがなくて、かつての大選手が役員や監督をやっているのがどうもいけない気がする。
英語なんかもできないから、国際連盟で議論したりルール改正に主体的にかかわることもできないんだろう。だから、柔道ですら国際化に置いてきぼりになってしまう。
スポーツ界に限らず、日本の社会とか日本の組織の多くがもっている「日本社会の根源的問題」だ。
流れに置いていかれないもっともいい方法は、自分が流れを作る存在でいること。
というわけで今日も日本のエンターテインメント文学の潮流の中心になる小説執筆中です。(笑)

同業の小説家三人で銀座でランチ。
都内に出るのは7月21日以来だ。
あんまり景気のいい話もないけれど、たまには同業ならではの問題点を共有するのもいい。
午後二時に散会となり、四谷三丁目の新宿区歴史博物館へ。(300円)
新宿を舞台にした小説を書いているところなので、旧地名などの確認とかいろいろ。昭和10年頃の地図などを買ったり。
ついでに近くの四谷消防署にある消防博物館へ。
かなり充実した展示で結構面白い。消防ヘリコプターのコックピットにも座れる。
事故車両からドアを専用の道具で切り出して人を助け出すビデオなんかもなかなか。
夕方からは飲み屋友だちとその会社の人にご馳走になる。
馬車道のおいしい焼き鳥屋さんでした。
写真は市電5000系(東京がまだ「市」だった)
世の中、お盆休みの空気。
でもプールは混んでいた。
今日は、小説ではなく連載のエッセイを書く。
昼、録画を見ようとテレビを点けたら「北島の金メダル」のことを別のレースのアナウンサーが話題にしていて、見る前に結果がわかってしまったではないか。(笑)
有言実行、すばらしいなあ。
心の中はともかく、僕は外向きに謙虚にする人は余り好きじゃない。だって謙虚な方が人に嫌われにくい。謙虚に見せるということは無難な逃げを打っているようなものだと感じる。見かけが謙虚な人はどちらかというとずるい人だ。心の中の謙虚さは必要だけれど、だからといって見かけを謙虚そうに見せる必要はないじゃないか。
というわけでオレ様をやっております阿川大樹です。
今日もスゴイ小説書いております。
ほんとかよ、とご存じない方は試しに「D列車でいこう」あたりを読んでみてください。
慶応高校の試合も見そびれて、ネットで調べたら 5-0 で勝ったのだそうで、大したものだ。
夕方、家の近く3kmをジョギング。
ゆるゆるで走ったのに、汗びっしょり。帰りがけにスーパーの食品売り場にいるのが申し訳ない感じ。(笑)
頭から320枚ほどのところまで来たので、残りがどのくらいになるかを検討してみる。後半部分に180枚くらい書いてある部分があるので、いままでのところで、およそ500枚くらいか。
そのほかこれから書く部分は、ざっと150枚から200枚くらいで、できあがり650枚から700枚といったところかなあ、というような見積もりをしてみる。
それが済んだところで、最近書いた70枚くらいをプリントアウトして推敲。
しばらく会っていなくて、たまには会いたいと思っていた人からメール。
たまには会いたいなあという人がたくさんいるので、そういう人全部と「たまに会う」ようにすると、毎週のように代わる代わるそういう人に会うことになってしまうので、たまに会いたい人にこちらから申し出てたまに会うことがなかなかできない。
そういう意味で、誘ってもらうと踏ん切りがついてありがたい。
というわけで、明後日には、それぞれ久しぶりに会う人とランチとディナー。

メンバーが揃わないし、仕事もしたいのでヨットはおやすみ。
涼しい。31度しかない。(笑)
午後5時過ぎ、一般公開されている Fragata A.R.A. Libertad へ、三度、自転車で出かける。
混雑しているかと思いきや、それほどでもなく、ゆっくりと甲板を見学。
さらに運動のため走ろうとすると、雨がぱらついてきた。
遠くへ行くと大雨の際に大変なので、家の近くへもどり、周回コースにする。たった7.3kmだけど、運動で汗をかくのがいい。
オリンピックはつまみ食い的にテレビ観戦。
もちろん、執筆。




photos with Ricoh GR Digital
前日、午前8時過ぎまで仕事をしていたので起きたのが午後1時過ぎ。
寝ている間に宅急便の配達があったので電話して届けてもらったら、三重県の知り合いから川で釣ったという鮎がたくさん届く。
幸いいくらか涼しいので、近くへ買い物。
ホームセンターで、アースジェットと金鳥蚊取線香。
あとは野菜とか牛乳とかパンとか。
夕食は、鮎の炊込みご飯、鮎の塩焼き。
途中、北島の水泳を見たり、女子サッカーを録画で観たりしながら、翌朝6時まで、仕事。
谷亮子、残念ながら、やっぱり力が落ちていましたね。
国内で負けたとき、「ああん、金メダルは無理だな」と思いましたが、一応、楽しみにはしていました。
十分、立派な成績を収めてきた人だから、尊敬しています。
けれど、負けて日本一ではないのに、オリンピック代表を谷にした権威主義、、あるいはトヨタの選考へ影響力を疑わせる不透明さについては、疑問を感じます。
本当に強い人とか、金メダル獲れる人とかでなくても、選考会というたったひとつの本番で勝った人を送り出す、というのでいいと僕は思います。
今日も執筆かなり快調。
2008年8月8日。ぞろ目の日。
88年にはソウルオリンピック、今年は北京オリンピック。
とはいえ、中国のいろいろな問題とマスメディアの無理な盛り上げに食傷しているのとで、あまりワクワクしないんだよなあ。聖火リレー騒ぎが長かったし。
ということで、夜、会食の予定があったので、いつものように早めに出かけて、馬車道のタリーズコーヒーでパソコンを開いて仕事。
外が35度の猛暑ということもあり、店の中でもいちばん涼しい喫煙室。
関内馬車道あたりは東京で言えば(新宿や渋谷ではなく)銀座に相当する夜の町。
夕方の時刻、店の喫煙室には圧倒的に女性が多くて驚く。
中にひとり、いかにも水商売の女性。少し遅れて彼女に合流するグレーに白のストライプのスーツを着てゴルフ焼けしたこれまたいかにもな男性。
周囲に「わたしたち同伴出勤です」光線を照射しまくり。
小説を書きながら、ついつい会話に耳を傾けてしまう。だって、声も大きいし。
二時間弱仕事をしたところで、牛タンを食べさせる店に移動して、飲んだり食べたり話したり、と楽しい時間を過ごす。
このところ執筆好調なので、飲み過ぎないように早めに帰宅。午後11時すぎには家にもどる。
オリンピック開会式は延々と続いている。204ヶ国もあると、入場行進も長い。
開会宣言は日をまたいで8月9日だったんじゃないかな。とすると北京オリンピックの開催日の記録を変えないと。(笑)
なあんて思いながら、粛々と仕事の続き。
