日: 2008年8月29日

プール

 今日は、小説を離れて臨時収入の(笑)エッセイを1本。
 午後3時過ぎ、プールへ。
 平日のこの時刻は年配の人たちで大混雑。
 運動をしているのに表情がない。動いているのに生命力を感じない。
 まるでロボトミー手術を受けた人たちが大量に暮らしているみたい。
 こちらの生きるエネルギーがあたりおブラックホールに吸い取られていってしまうような錯覚を覚える。
 自分も年を取るとそうなっていくのだろうか。
 つとめてそうならないように気をつけようと思う。もし努力できる余地のあるものなら。
 そういえば、マンションでも年配の人、特に男性は、すれちがうときにこちらが挨拶しても無言無表情で通り過ぎていく人が多い。
 生理的に加齢によりそうなってしまうのだろうか。それとも見知らぬ人間に挨拶されるのが不愉快なのだろうか。そのあたりの原因調査、意識調査をしてみたい気がする。
 人に笑顔を見せるのはいけないことだ、と思っているかのような高齢の男性が多いのは、生理的なものなのか、意識、思想、あるいは文化的なものなのか、おおいに謎である。
 60-70代の男性について、そういう調査研究があったら、ぜひ、わたしに教えてください。