日: 2008年6月13日

13日の金曜日

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 午前9時、ホテルの食堂でコーヒーとトースト。1泊あたり3000円なのに朝食付き。貧乏小説家にはとてもありがたい。
 インターネットが使えないと思っていたこのホテル、フロントのすぐそばの部屋であるということもあって、やってみると無線LANがつながる。
 南国的で開放的であるかわりにエアコンがなくてプライバシーが限定的だけど、とても安いゲストハウスに1週間住んで、こんどはエアコンはあるが外の天気もわからないような閉塞感のある安ホテルがこれから1週間の棲み家。
 一概にどちらがいいとはいえない。エアコンが効く以外に住み心地がいいとはいえないホテルも、そもそもカンヅメが目的なら悪くはないからだ。執筆には誘惑がないことも重要だから。
 午前中、部屋に留まって原稿書き。
 89.1MHzが米軍放送で(当たり前だけど)洋楽ばかりかかるのでなかなかゴキゲン。米軍放送はテレビもあって、いま上映中の映画まで放送されたりする。当然、英語だけで日本語字幕なんかないけど。
 こういう沖縄のインフラをうまく使えると沖縄生活の快適度が増す。
 昼食は「カレーハウス(大)すき家」でポークカレー(350円)。
 歩いているうちにどんどん強烈な日差しになってくる。
 この日差しのせいで、「沖縄の人が泳がない」「泳ぐとしても夕方になってTシャツを着たまま海に入る」わけだ。
 オーシャンで午後5時まで原稿書き。
 5時過ぎ、ミュージックタウン音市場の楽屋へ。
 コザを代表する、というか日本を代表するロックミュージシャン・宮永英一の「プロデビュー40周年リサイタル 宮永英一コザを語る」。
 パンフレットに1ページ、僕が原稿を書いている。写真入り。
 隣のページはギタリストの Char である。そういえば会場には Char からも花が届いていた。
 楽屋で弁当をもらって食べる。
 7時開演、終演は9時半。
 腹が減ったので、まずオーシャンで泡盛(300円)をひっかけて、Shunでビール(500円)と鶏竜田揚げ(500円)
 力の入ったライブを聴くと疲れる。が、クリエイティブなエネルギーをもらうことはいいことだ。
 AFN(米軍放送)を聞きながら眠る。
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