日: 2007年10月23日

十三夜に曇りなし

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 そごう横浜店まで徒歩で出かける。
『雲上都市の大冒険』(山口芳宏 創元社)と「問題小説」(徳間書店)を買う。
『雲上……』は友人の山口芳宏さんのデビュー作で第17回鮎川哲也賞受賞作品。
「問題小説」はソフトボール仲間の小沢章友さんの短編が載っていたので、なんとなく買ってみた。
 近くの時計売り場で腕時計の電池交換。
 このSEIKOの腕時計は、何年か前、長編を書き上げたときに、なんとなく「自分にご褒美」という感じで
ちょっとだけ奮発して買った時計。なんとなく記念すべき瞬間だと思ったんだよね。
 できあがりを待つ間、ロイヤルサロンで、無料のコーヒーを飲みながら読書。
 ロイヤルサロンというのはそごうの上得意向けのサロンなんだけど、以前、近くに住んでいたというだけで、最初の何年間はこの会員になれるというのがあって、駐車場がタダだったりするので、入会したやつだ。もちろん実績としてたいした買い物をしていないので、次に期限が切れたら特権はなくなる見込み。
 久しぶりにそごうの紀伊國屋に来たら、なんとなくうれしくて、時計を受け取った後もまた店内をうろちょろ。近ごろは amazon の通販で本を買うことが多くなってしまっているけど、本屋は楽しい。
 再び、徒歩で帰宅。
 途中、スーパーへ立ち寄って買い物。
 サンマが1尾50円だったので、今夜はサンマだ、大根おろし用の大根の方が高い。(笑)
 というわけで、スープと「大根の炊いたん」などもつくって、秋刀魚定食という感じの夕食。秋だ。
 今夜は十三夜。
 中秋の名月の十五夜の月を見たらその次の十三夜でもお月見をするのが正しい習慣なのだそうだ。つまり、このふたつはセットだってこと。
 て、テレビの受け売りだけど、そんなこと、五十二歳の本日までちっとも知らなかったよ。
 ちらっと見ただけだけど、たしかに空気が澄んでいてきれいだった。
 月齢十三の月は、たった二日分だけど、随分欠けている。