日: 2007年4月28日

執念の床屋

 というわけで、昨日は床屋に行きそびれた。
 本日午後4時に予約を入れてある。
 自宅から歩いて20分。旧住所の向かい。
 午後3時30分、家を出る。
 ポツっ、と思ったが早いか、一天にわかにかき曇り、雨風さかんに吹きつけ始めたではないか。
 踵{きびす}を返して部屋ni
もどって電話。
「予約してあったのですが、急用ができて行けなくなったので、キャンセルさせてください」
 神様、ゴメンなさい。嘘をつきました。でも、昨日だっていったのにやってもらえなかったんだからして。
 午後4時30分、風雨が去る。寒冷前線が通過したのは明らかで気温が3度か5度は下がっている。
「5時か5時半で予約できますか」
「5時半は先約が入ってだめですが5時なら」
「じゃあ、5時にお願いします」
 というわけで、トコトコあるいて床屋に定刻到着。
「用事は済んだんですか」「ええ」
 僕の用事は急にやってきて、勝手に去っていったのだ。