日: 2007年4月16日

太極拳と鮎川哲也賞

 明け方にかけて事務的なこと。電気料金のクレジットカード払いの書類とか、文筆業でないお仕事の契約書とか、住所変更の書類とか。
 午後、スポーツクラブで太極拳。違う先生に習うのは新鮮。
 あとは筋トレをやってシャワーを浴びずに帰宅。フルコースにするとどうしても時間がかかってしまうので、せっかく家から近いのだから、気軽にやりたいことをちょこちょことやるという利用法も実践してみる。
 
 テレビ番組をきっかけに日本の外交について考え事。
 ネットにつないだら、朗報が入っていた。
 1990年代初頭から僕の「小説家志望仲間」であった山口芳宏さんのところに、鮎川哲也賞受賞の連絡が入ったとのこと。
 ボストンの松坂が、レッドソックス入団の折、「夢とはかなわないもの、かなえるものだから目標というべきだ」という意味の言葉を記者会見で述べていた。
 何百分の一、何千分の一というなかで選ばれるものにとって、目標に届く、唯一の方法は、そのために力を尽くすこと、そして、それを途中でやめないこと。
 言葉にするとシンプルだけれど、それがどれだけたいへんなことかは、やってみた人でないとわからない。
 山口さんの受賞について、そんなことを思ったら、ちょっと涙ぐんでしまった。
 そんな、人のことはともかく、自分の目の前の草を刈ろう。
 まずは『D列車でいこう』の再校チェック。
 新しくエッセイをアップしました。
 鮎川哲也賞の発表は こちら