月別: 2009年9月

飾り窓トークスタジオ(終了しました)

  2009年9月22日(祝) 飾り窓トークスタジオ (ライブイベント)
    パーソナリティ
      井上真花 (podcaster)
      阿川大樹 (小説家)
    ゲスト  岩田瑞穂
      #1 start 13:30 –
      #2     14:30 –
      #3     15:30 –

カナダから弟が来た

 太り気味なのと、心身のテンションがイマイチなので、5ヶ月ぶりにスポーツクラブへ。
 休日なのに、けっこう混んでいたのは、敬老の日で60歳以上無料だったからか。
(最近のスポーツクラブは高齢者施設なので、平日の「シルバー会員」の時間帯の方が夜や週末より混雑しているのです)
 一時間以上かけて、しっかりストレッチ。
 筋トレ30分、30分ジョギング。
 プールでウォーキングと水泳100m。
 入浴して、たっぷり3時間半、といったところ。
 帰宅して、昼食を食べ終わったところで、弟から電話。
 カナダに住んでいるのだけど、たまたま日本にいるのだという。
 スタジオで会うことにして、午後5時半、弟、来訪。
 かなり久しぶりだけど、最後にあったのがいつだったか記憶にない。
 黄金町のこととか、それぞれの近況とか。
 カナダで会社を経営しているのだけど、世界不況にもかかわらず絶好調なのだという。
 
 次の予定があるということで弟が帰ったところで、「試聴室その2」でライブのために来ていたサックス・プレイヤーの TSUBO-KEN さんが、『D列車へいこう』をお買上げ。
 ありがとうございます。
 なんだか、最近、よく売れるなあ。
 amazon でも、どういうわけか、昨日、急に順位が上がっていた。

本が売れる日

 連休中とあって、黄金町はかなりの人出。
 コーヒーでがつんと頭を働かそうと、マイノリティーズコーヒーへ。
 スタジオへもどると、さっきマイノリティーズコーヒーであった年配の人が、スタジオにやってくる。
 建築デザイナーの人だそうで、小一時間、話し込む。
 最後、『覇権の標的』お買上げ。ありがとうございます。
 少しして、昭和31年生まれという男性来訪。
 やはり小一時間、話し込む。
 こんどは、『D列車でいこう』をお買上げ。ありがとうございます。
 そんなわけで、あんまり仕事が進まなかったけど、本は2冊売れた、という不思議な一日だった。
 午後10時帰宅。夕食は自宅で。

消防車に起こされる

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 午前5時半頃、スタジオの床で就寝。
 午前8時半、目が覚める。
 そのまま横になっていたら、消防車が何台も通過していく。
 ついに、そのうちの1台がスタジオの窓を塞いで止まる。
 え? 火事、近いの?
 というわけで、外へ出ると、100mほどのところを中心に、消防車が集まっている。
 火事で出動したが、どうやら、鍋を焦がしたというようなことらしい。
 一件落着。
 ローソン100で、朝食のおにぎりを買ってスタジオに戻る。
 そんなこんなで、午前中から、長編の執筆開始。
 午後2時過ぎ、疲れてテンションがなくなる。
 午後3時、以前はオウム真理教のサティアンだった「Aースタジオ」で、ビンセント・レオンのプレゼンテーション。
 終了後、帰宅。
 かなり疲れているので、湯船にぬるいお湯を張ってゆっくり入ったら、かなり疲れがとれた。
 早めに寝る。
 せっかくなので、明日から早起きをしよう。

室津文枝さんの一日店長

 コツコツと長編書き下ろしモード。
 午後7時半、糸を紡ぐところから布を作っているアーチストの室津文枝さんが一日店長を務めるLCAMPへ。
 ここの一日店長のコンセプトはコの字のカウンターに囲まれた鉄板をどう使うかがテーマ。
 室津さんのバーのタイトルは JAZZ BAR となっていた。
 なるほど、鉄板焼きをする鉄板の上に、アナログプレーヤーとアンプを載せてそれを囲みながら、ジャズを聴く、というスタイルだった。
 マレーシアから来ているビンセント・レオンの30歳の誕生日でもあった。
 人と会う約束をしていたので、中座して、とりあえず腹ごしらえに、黄金町駅近くのラーメン「名物屋」へ。
 老夫婦がやっている有名なラーメン屋で、生姜の入った醤油味のスープが特徴。(ラーメン 700円)
 伊勢佐木町で、人と会って、話をして、午前0時過ぎ、スタジオに戻る。
 その後、午前5時半まで黙々と執筆。

ドナ・オン、故郷へ帰る

 シンガポールから来ていたアーチストのドナ・オンが帰る日。
 というわけで、営業してないLCAMPをムリヤリ開けてもらって、芸大大学院の山口実加さんと三人で一緒にランチ。
「カレーならできます」
 ということで、自動的に夏野菜カレー(700円)。
 ここのカレーは、鉄板で野菜を焼いてルーに入れる方式。
 午後十時すぎ、都橋の華で、餃子と焼酎。

『脱「ひとり勝ち」文明論』(清水 浩)

 昨日、オーストリアとハンガリーへの出張を終えて、妻が帰ってきた。
 ひとりだと面倒で、あまり料理も作る気がしないこともあり、冷蔵庫は空っぽ。
 そろそろ「買い物をせねば」状態。
 お酢だとか、めんつゆだとか、ビン物も切れているし、金麦もない。
 雨の中、スーパーで食料品を8000円ほど。
 あとは、スターバックスへ行ったりして読書。
『脱「ひとり勝ち」文明論』(清水浩 ミシマ社・刊)。
 思わず、横に線を引きながら読んでしまいましたよ。
 これ、本当に文明論です。しかも、「いま」必要な。
 スタジオに出ない一日でした。

「横浜ウォーカー」に登場

 本日(9/15)発売の「Yokohama Walker」に、黄金町バザールが紹介されています。
 阿川大樹も写真つきで登場。(ちっちゃいけど)

『八月十五日の夜会』蓮見圭一 新潮社

 連載から書き下ろしに頭を切り換える緩衝の日。
 ゆっくり目に出勤。
 途中、桜木町の松屋で牛丼(並380円)。
 久しぶりに小説を読もうと思い、ちょうど先日、著者本人からいただいた「八月十五日の夜会」(蓮見圭一 新潮社・刊)。
 小説らしい小説。
 途中、伊勢佐木町へ出て、通帳の記帳。
 あと、ガムテープ(580円)。
 ローソンストア100で買ったのを使って、荷物を送ろうとしたら、10分ほどで段ボールからテープが剥がれてくる始末。
 100円ショップで失敗したことないんだけど。
 ちなみにローソンストア100のレギュラーコーヒー(85g 105円)が小口で使い勝手がいいうえに、けっこう美味しい。
 午後7時少し前、当の蓮見圭一さんと、T書店T編集長が来訪。
 近くの一流のB級中華料理店「聚香園」で食事。
 伊勢佐木町を歩いて吉田町まで。
 そこで正統派バーにて、午前2時前まで。
 小説論、アートについて、などなど、高校生のように語り合った。
 と、書いてみて、みんな高校生の頃にそういう話をするものなのだろうか、とふと疑問になる。
 僕が高校生の時の話題といえば、政治とアートとセックスのことばかりだったのだけど。

工作教室とファッションショー

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 酔っぱらってスタジオで寝たので、朝6時過ぎには明るくて目が覚める。
 8時過ぎ、ローソン100に、朝食と歯ブラシを買いにいったら、途中で昨夜「一日店長」で腕を奮っていた「グリーンクラフト」の荻野さんとすれちがう。お疲れのごようす。
 みんな地元に根づいている。(笑)
 
 まだ少しアルコールが残っている。
 サンドイッチを買ったけど、いまひとつ食欲が湧かず、買い置きのカップワンタンと紅茶。それにスポーツドリンクで水分補給。
 エッセイを書き上げて、目先の〆切はクリアしたので、いよいよ書き下ろし長編にもどる。
 少なくとも一週間は集中できるはず。
 
 昼前、建築家のシキナミカズヤさんがスタジオBでワークショップ「バザール・スタジオ工作教室」の準備を始める。
 アーチストが入っているすべての施設の100分の1模型をペーパークラフトで造る、というイベント。
 2時過ぎに僕も参加。
 作るのはもちろん、自分が入っている黄金スタジオである。
 いくら建築家とはいえ、そして、外形だけとはいえ、すべての施設の図面をCADで起こして、紙の展開図にするのは大変な作業だったと思う。
 みんな、労を惜しまずに、自分の得意なことを活かして、楽しい町にしようという心意気がすごくステキだ。
 会場が混んできたので、一般参加の人に席を譲り、作りかけの模型を抱えてスタジオに戻ったら、新潟市の政策企画部の人が「阿川さんですか」と来訪。
 公開されている僕の写真と名前が入った専用名刺を差し出すではないか。
 訪問予定の相手専用名刺を作る、という着想と努力がすごい。
 さぞや仕事のできる人なのだろう、とそれだけで思うわけだ。
 町起こし作家(?)阿川大樹としては、ここは『D列車でいこう』を差し上げるしかないではないか。(長旅のお荷物でしょうが)
 それにしても、発信するところには、人も情報も集まってくるものなのだなあ。
 午後4時、ライブのリハーサルが始まってうるさくなったので、ヘッドホンにして、音楽を聴きながら小説を書く。
 午後7時、日の出スタジオにて、伊東純子さんのファッションショー un:ten「2010S/Sコレクション 片耳のユニコーン」を見る。
 あくまで地域との交流をコンセプトに、モデルは地元商店街の人やアートスト仲間。
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衣装を着たモデルさんと伊東純子さん(右)