正午近く、自転車でスタジオへ。
まずは昨日の宴の後の片付けだ。
そのあと、連載に手をつける。
何時頃だっただろう。
長編1100枚を書き終えたばかりの山口芳宏さんが来訪。
「他の人は?」
と、「著者が売る本屋さん」の日にちを間違えて見物にやって来たのだった。ちなみに山口さんは、前回の「本屋さん」イベントの参加者である。
こういうボケが、〆切明けの作家らしくてなかなかいい味を出しているではないか。
同じタイミングで、ワールドカップのボランティア仲間のYさんが、黄金町のツアーの途中に来訪。こちらは二年ぶりくらいかな。
パブリックな場所に居を構えていると、ふだんなかなか会えない人にたくさん会えるのがいい。
午後5時、黄金町バザールのオープニングレセプション。
就任ホヤホヤの林文子横浜市長を初めてナマで見る。
料理は、地元の奥さまたち(確認したわけじゃないけど、ダンナさんたちは作っていないと思う)の手作り。
市長の出るレセプションの料理が手料理というのがとってもいいと思う。
ほとんどNHKの「ひるどき日本列島」のような感じだ。
地元の人や、バザールのボランティアの人や、アーチスト仲間と小一時間歓談して、仕事場へ戻る。
午後7時過ぎ、帰宅すると、明日から妻がヨーロッパ出張なので、家中、大騒ぎに突入。
何故かというと、旅行の準備に加えて、8日にマンションの二年点検で直してくれと指摘した箇所(10箇所)を建設会社が実況見分に来る準備も必要だからだ。
つまり、人を家に迎え入れることができる程度に家を片付けなくてはならない。ようするに、大掃除と片付けが必要なのである。
さらには、妻のいるあいだにクレーム箇所を確認しておかないと、僕はよくわからない。(笑)
そうでなくても、観光でも出張でも、我が家は旅行前には準備で徹夜と決まっている。ふつうでも忙しいのに、それに旅行が加わるわけなので。
午前2時。
仕事場に置いてあるフランス語電子辞書を使いたいというので、車でスタジオへ。どうせ、新しく届いたプリンターをスタジオまで運ぶ必要があるので、ついでだ。
ゴミを8袋ほど集積所に出す。
午前5時、出発準備がととのったので、30分眠ると妻がいうので、こちらは妻が寝坊しないように起きていて、あれこれ雑務をこなす。
まもなく、妻は無事寝坊せずに起きてきたので、交代でこちらが寝床に入る。
行ってらっしゃい。気をつけて。
イチロー2000本安打、おめでとう。
いやはや実に長い一日だった。