日: 2010年11月24日

国立劇場で清元を聴く

 国立小劇場へ。
 清元延菊音さんの三味線を聴きに。
 国立劇場の楽屋は独特の雰囲気で結構好きです。
 お稽古事の発表会なので、午前11時から夜の9時まで、次から次へとひっきりなしに36組の演奏が続いていく。
 早い時間の客席はまばらで、その時々の演奏者に縁故の者を中心に、入れ替わり立ち替わり。
 京都祇園東の芸妓さんの出番のときには舞台も客席も急に華やかになり、終わるとロビーが華やかになる。
 発表会なのであまり上手でない人もいるのだけど、芸妓さんはさすが場慣れしていて安心して聴くことができる。
 お姐さんの舞台を勉強に来ている舞妓さんも何人か。
 それにしてもここで pomera を開いているのは野暮だなあ。
 午後4時前、いったん抜けて、紀尾井町のタリーズで読書。(これも仕事)
 久しぶりに小説を読む。
 午後6時、萬来軒という中華の店でラーメン。
 麹町でもラーメン500円で食べられる。
 ただし、これ以外のメニューは700円以上と価格の断絶がある。
 再び、国立劇場へ戻って、特別出演のプロの人たちの演奏。
 まさに別格。
 昼からさんざん聴いた後なのに、目の覚めるような演奏。
 最後の市川亀次郎の踊りもすばらしかった。