午後3時、京王プラザホテルにて、長編の打ち合わせ。
編集者が書かせたいものと、作者である僕が書きたいもの、との間で1年以上、「これでどうだ、いや、やっぱりこうだ」と相克を繰り返してきて、いま4稿めになっている。
そろそろ歩み寄り時と判断して、細かなところまで具体的な議論を始めている。
午後5時まえ、終了。
夜は、旧友と食事をすることになっているので、時間つぶし。
ヨドバシカメラを覗いて、ノートパソコンの下見。
物書きのプロの道具として見たときのノートパソコンの要件は、バッテリーの持続時間が長いこと、キーボードがしっかりしていること、重くないこと。
(僕は手が小さいので、キーボードが小さめなのはけっこう大丈夫。むしろ19mmピッチだと少し大きくて疲れるかも)
バッテリーが8時間以上もつ機種というのは意外に少ないのだ。
今回、lenovo で検討していたのだけど、どうも中途半端で、結局、パナソニックの Let’s Note になってしまうんだよなあ。
CPU とか、文字を書くにはまったくオーバースペックなのだけど。
少し腹が減ったので、思い出横町の立ち食いそば。たぬきそば、280円也。安い。
その後、友人が到着する6時半まで、いろいろなところを歩き回って、1万歩。
花園神社の二の酉の屋台で飲む。
昨年よりも熊手が売れたときの手締めの声が多いような気がする。いくらか景気がよくなっているのかも。
歌舞伎町のエジプト料理店「ルクソール・バー」へ移動して、水タバコを回しのみしながら飲みの続き。
肋骨骨折で咳をすると激痛なのだけど、水タバコはタールが少ないので、健康にいい。周囲にタバコの臭いは漂うが、煙はほとんど出ない。周りの人にも優しいというわけだ。
JTも水タバコに力を入れればいいのに。
隣の席は占いの場所になっていて、話の内容、筒抜け。
さて、肋骨不自由者にとっての関門は、新宿から渋谷までの列車の混雑。
なんとか乗り切って、渋谷からは各駅停車で座って帰宅。
というわけで、電車で都内へ出て飲んで電車で帰る、ということができるようになった。
日常生活にほぼ支障がないところまで回復したことになる。ほんとに、日々、長足の回復を遂げている。