かなりの雨降り。
長編Aの編集者が来るので、「執筆追い込みパニックモード」&「床いっぱいレシート並べモード」の痕跡の残る部屋の片づけ。
午後4時頃、気温が急速に低下し、雨は細かな氷に変わっていた。
傘を差さずに編集者来訪。
長編Aの最後の(?)駄目出しをして、細かなところを詰めていく。
午後7時過ぎ、妻に車でピックアップしてもらって、IKEAまで食事に行く。
黄金町で食べられるものとはまったく違うので、これも息抜き。
ついでに、生活上の小物を買う。
家の近くまでもどってからスーパーマーケットを2軒回って、食料品を確保。
ふつうにスーパーで食料品を買うという当たり前の生活がうれしい。
青山のギャラリーで開催中の「『ハワイ日系二世の記憶』写真&短文展」へ。
太平洋戦争中、日系アメリカ人としてヨーロッパ戦線で活躍した日系人たちのこととか。
日曜日の外苑西通りはとても静かだった。
行きは外苑前からだったが、帰りは原宿方面へ。
取材モードで、竹下通りへ入ってみる。
初詣のような人混み。
ギャル向けの300円ショップに入ってみる。面白い。
次はパンクファッションの店。このあたりはチープなのが特徴だけど、パンクファッションとしてはけっこうイケテルかもしれない。
その上の階は、舞台衣装の専門店。
黄色やピンクのタキシードとか、いろいろなヒカヒカの衣装とか。
ここも面白い。
チープなものをアバンギャルドに身につけるというのはいいかもしれない。
チープと言ってもユニクロよりは高いのだけど(笑)
レシート整理の続き。
ほぼすべての領収書類を溜まった反故にほぼ日付順に貼りつける。
クレジットカードの請求書などのうち、いくつか不足している書類を確認。
入力が開始できる直前まで辿り着いた。
確定申告の作業というのは大変と言えば大変なのだけれど、
1)小説を書くのと違って、時間をかければ必ず終わる
2)還付される税金の金額とそのために費やす時間を考えると、小説を書いているのと比較して時給換算で10倍から100倍になる
というわけで、労働としては小説執筆よりも遥かに経済効率がよい上に、精神的に楽なのだ。
というわけで、実は相対的に楽しい作業なのである。
マンションの自治会の催事に参加。
午後、スタジオに出勤。
3時半、母、来訪。
年に一度、確定申告のための領収書類の整理を手伝ってもらっている臨時従業員。
6時少し前、あらかた整理ががついたところで終了。
関内の隠れ家的高級中華料理店「揚子江」へ。
妻も合流して、一ヶ月遅れの母の誕生会、兼、事務作業のお礼。
ゆっくりめに身体に元気がもどった感じの時刻にスタジオへ出勤。
特に仕事というほどではないが、やらなければならないのに手がつけられなかった雑務を色々。
原稿が忙しいと後回しになることがたくさんあるのだけど、そのごく一部を片づける。
メールの返事を書いたり、みたいな。(語尾、上げない)
帰宅途中、伊勢佐木町の立ち飲み屋へ。
おでん3つ、ホッピー、串焼き2つ、ホッピーの中。
黙って入って来て、トイレだけ借りてそのまま出ていくアメリカ人、2回2名。
国際都市横浜の繁華街は沖縄のようだ。(笑)
脱稿するまで家に帰らない予定で出勤。
黙々と(?)改稿作業。
ランチはバーガーキングのワッパー(420円)とコーヒー(クーポンで無料)。
夕食は何にしよう、と伊勢佐木町を歩いていたら「やよい軒」で「カツ丼、今だけ390円」のポスターを見かけたので迷わずこれ。
午後11時前、ついに脱稿。
連載時の原稿からおよそ300箇所くらい直したかな。
とはいえ、元の原稿が面白く書けていたし、大きな変更はしなかったので、最初に思っていたよりはずっと楽でした。
というわけで、約束の〆切4日前に編集者に送付。
何日かゆっくりできる。
原稿の最後に「了」と書き終えた瞬間に、自分の頬が緩むのがわかった。
年に何度もは経験できない開放感。
とりあえず野毛で飲まずにはいられない。(笑)
都橋商店街の「華」へ。
サントリー角のハイボール。4杯か5杯。
つぎは「玉ちゃん亭」。
ビールと海ぶどう。
午前1時半、帰宅。
午前中、掃除と洗濯。
肩こりがひどいので入浴。
ビタミンC、アリナミン、葛根湯、を摂取。
昼を過ぎて、ジョギングしながら銀行まわり。
通帳記帳と金策(銀行間のお金の移動)。
久しぶりに記帳したので、通帳に書ききれない。
残高の桁数が書ききれなかったらすごいけどね。(笑)
夕方近くになって、作業量を完全に見きることができた。
長編Aの編集者と打合せの日程を決める。
未着手の別の書き下ろし(以後、長編Cと命名)の編集者にも打合せの日程プロポーザル。
母親に電話して、確定申告の伝票整理を手伝ってもらう日程を決める。
午後11時前、最後のレタッチのために頭から読んでいた原稿を完読。
いつもそうなのだけど(笑)感動。
いい小説じゃん、これ。
あとは読んで赤入れしたところに修正をかけるのと、ラストシーンを書くこと。
25日、金曜日の午前中には完成するはずである。
午前10時半、寝袋から凝り固まった身体を引きずり出す。
午後4時、黄金町アーチストの連絡会。
午後5時過ぎ、妻から電話。
「生きてる?」
家に連絡するのをすっかり忘れていた。
午後6時過ぎ、編集者と電話で話す。
脱稿の予定と校正(ゲラ)のスケジュールのこと。
午後10時過ぎ、スタジオを出て家に向かう。
疲れているし、すごく気温が下がっているのでバスに乗ろうと思ったが、終バスは終わっていた。
そんなに遅くまで仕事をしていたという自覚がなかった。
足の筋肉に疲れが残っているので、ジョグ通勤はお休みにしてバスで出勤。
粛々と長編B改稿。
テキストファイルで書いているものを「一太郎2011 創」でモリサワのフォントを使って縦書きの pdf を作り、Sony Reader で読みながら、別に横書きでびっしりプリントしたものに赤入れしていく。
pdf が文庫本のイメージにとても近く、モリサワのフォントがきれいで快適。
夜になっても元気なので帰らずに仕事をすることにする。
翌、午前1時半、自宅に「帰らないコール」をしたのだけど、たまたま留守電だったので、そのまま連絡を忘れる。
午前3時前、パソコンが立ち上がらなくなって、大いにあわてる。
午前4時過ぎ、復旧。
午前5時前、残りの分量の見極めができたので業務終了。
仕事を終えたら急に空腹になる。
曙町の中華一番本店へ。
野菜炒めの瓶ビール。腹に物を入れたら空腹が止まらなくなって、レモンサワーと焼き餃子を追加。(合計1700円)
どっと疲れが出て、スタジオにもどって爆睡。
夜の歯磨き、省略。
すでに始発電車が走っていて、高架下のスタジオの床が振動するがかまわず寝る。
出勤しないで暮らす日。
我が家の前を通過する横浜女子マラソンを、下へは降りずにテレビで観戦。
終わった後、ジョグ&ウォークに出る。
かつて住んでいたポートサイド方面まで出かけて、潰れると思っていた複数の店がやっぱり潰れているのを確認しながら、定点観測的ジョグ。
みなとみらい地区とかポートサイド地区は、冷静な商業的価値の割にイメージで家賃が高いので、極めて商売が難しいところなのだ。
公園で30分ほど上半身を動かす運動をして、都合、70分ほどの運動。
暖かくなってきたので、しばらくの間、しっかり身体づくりをする。
体重を2Kgほど落とさないと、なし崩しで増えてしまうからね。
足の筋力が弱っているので、走っても息が上がるよりも、股の筋肉がパンパンになるのが先だ。
ゆっくり入浴して、ゆっくり夕食をとって、午前0時を回ってから近所のスターバックスで1時過半ほど仕事。
26日発売のパナソニック・レッツノートN10をヨドバシ通販で予約。
オフィス外での執筆用である。
7年前に買ったシャープ”Muramasa MM2-5NE” をやっと買い換える。
トランスメタ Efficeon TM8600/1.0GHz、Windows XP, 256MBメモリ、20GB HDDで、執筆には十分だったのに、Windowsのアップデートが重なるうちに遅くなっていた。
キーボードの文字は消えかかっているし、液晶画面の冷陰極管バックライトは最大にしてもあまり明るくならない。
いまのネットブックよりスペックが低いけど、ほんと Windows さえメモリ食いでなければ、実用機なんだけどな。
朝食はマクドナルドのフィレオフィッシュ2つ。(いまだけ一個100円)
そう、食い物について僕は「今だけ」にわりと弱い。
食べ物のことを考えるのが面倒なので、流れに任せると楽だから。
横浜美術館の木工倶楽部の制作のトランスフォーム・パーティーテーブルを見に行く。
黄金町のアーチスト仲間の伊東純子さんが関わっているので。
スポーツオーソリティで、冬用ジョギングウエアを買う。ナイキの上着が4割引。
さっそく、それを着て「ジョグ&ウォーク」で出勤。片道、2・7km。
本日も長編B改稿。
午後9時、同じ黄金スタジオ内のカフェでオールナイト・イベント始まる。
本日については、うるさいのはOK。
午前0時過ぎ、仕事を終わりにして、イベント会場でビールを1杯ごちそうになる。
午前1時過ぎ、ジョグ&ウォークで帰宅。