diary2011

映画と沖縄の話

 家の近所を4.5Kmほど走ってから出勤。
 夜8時に、友人の映画監督Mさんを連れてシネマ・ジャック&ベティのK社長を訪ねる。
 某映画祭で賞をとったドキュメンタリー映画の件。
(上映が決まったら、改めてみなさんにもご案内します)
 
 そのあとは、酒房ぴーで飲み。
 映画の話とか沖縄の話とか。
 なんだかリラックスして、黒霧島をだいぶ飲んだように思う。

HEMSがやって来た

 午前10時、設定のため業者が来訪。
 午前11時半過ぎ、設定完了。
 配電盤から、各部屋・各機器へのブレーカー毎に18ヶ所の消費電力をリアルタイムに測定できるようになった。
 測定できるとなると、すぐに計りたくなってしまうのが技術者魂。
「廊下・玄関・洗面所」なる分岐がすべてを消したはずなのに100ワット残る。
 原因不明だったが、ふと閃いて24時間換気のファンコイルを止めたらゼロになった。
 わお、この換気システム、月に72KWも電気を食っていたのか!
 どうりでイタリアに行って誰も居ない我が家の電気代が思ったほど減らなかったわけだ。
 というわけで、いきなりHEMSの効果が出た。
 一昨年から昨年にかけて、10-20%ほど電力消費を削減していたのだけど、震災の後、さらに削減して2年間で25-40%の削減ができていた。これでさらに削減が可能になった。
 それにしても、「24時間換気」と称して月に70KW以上電力を使うなんて、いったいどういう住宅設計だ。
 我が家の32型のテレビが80Wくらいなので、一ヶ月テレビを点けっぱなしにする以上の電気を換気システムが食っていたということだ。あな、おそろしや。
 総工費17万円。横浜市の補助が5万円、国の補助が10万円で、自己負担2万円。
 YGPという社会実験に参加してアンケートに答えると謝礼が出たりもするので、意外に早く投資を回収できそうだ。

ちと眠い

 5時間睡眠で午前11時起床。
 お茶漬けを食べて、12時30分に事務所に到着。(本日は昨日に続いて自前の自転車通勤)
 午後1時過ぎ、3階の部屋の電灯の取り付け、1階の下水管ふさぎ工事。
 あまり集中力がないので、夕食の時間(我が家の標準夕食時間は午後9時)までに帰宅。

大晦日にはお節料理

 昼過ぎに出勤。
 新しい仕事場の鍵を受け取る。
 1月10日までは両方を使いつつ、ゆっくりだらだら引越をする予定。
 主に事務的な仕事を進める。
 午後6時半、中華街重慶飯店で特別予約注文の「豚肉の烏龍茶煮」を受け取り、Baybike で帰宅。
 一人暮らしの母を交えて、紅白歌合戦を見ながら野毛のフレンチレストラン「イグレック」に注文したフランス料理のオードブルでできたお節をつつきながら、スプマンテ(イタリアのスパークリングワイン)を飲む。
 お節料理を食べながら大晦日の夜を過ごすのが、ここ数年の我が家の年中行事。
 
 11時59分、窓を開ける。
 横浜港の汽笛を聞きながら新年を迎える。

一年の終わりは馬鹿で行こう

 静かな黄金町。
 ほとんど外来者は来ない。
 午後7時、野毛の「ばか鍋 浜幸」へ。
 某出版社営業部隊横浜セクターの御用納め打ち上げの会に参加
 ばか鍋というのは名前の通り、桜(馬肉)と紅葉(鹿肉)の鍋。
 一年の終わりを馬鹿で締めるというのがいいじゃないか。

ゆるゆるの京都

 ホテルで朝食後、ホテル隣の護王神社へ。
 足腰の守護という専門店的神社だ。
 訪れる人を歓迎しているムード作りも好感が持てる。
 で、ホテルの向かいは、かの有名な蛤御門。
 門をくぐれば京都御所。瓦が精密で美しい。
 ホテルをチェックアウトして、タクシーで京都市美術館へ。
 コレクション展を観る。
 バスで四条に戻り、錦小路のスタバでちょっと仕事。
 予定を早めて午後4時52分の「のぞみ」にて帰宅。

京都書店定点観測

くまざわ書店 四条烏丸 
 『D列車でいこう』『幸福な会社』『会社、売ります!』
文教堂 四条通り
 『D列車でいこう』
ジュンク堂 四条通り
 『D列車でいこう』『幸福な会社』『会社、売ります!』
 行く先々の書店の棚に自著が複数あると、なんとなく一人前の小説家になったような気がする。まだまだ先の道は遠いのだけど。

タイムマシンで京都

 新幹線で京都へ向かう。
 が、新横浜に着くと米原・岐阜羽島間の架線トラブルで上下線が止まっている状態。
 復旧はしそうだったので、窓口に並び、とっくに過ぎているはずの遅れている前の列車に予約を変更。
 結局、もとは11時19分の予約だったが、11時35分に1時間遅れの列車に乗車。
 列車としては1時間遅れだが、僕としては15分遅れでリカバリー。過去の列車に乗るというタイムマシンだ。
 新幹線での旅行の何が楽しいって、崎陽軒のシウマイが食べられること。
(ま、ふだんだって、そこいらじゅうで売っているから食べればいいんだが)
 ウォークマン NW-A867 のノイズキャンセル機能が超優秀で、新幹線の中でクラシックが快適に聴ける。なかなかすごい。
 米原付近の徐行の影響で当初予定より40分遅れで京都着。
 逆のホテルのチェックインタイムにちょうど良かった。
 ホテルは京都御所の西、有名な蛤御門の目の前。
 横浜よりも気温は低いが思ったほどではない。
 夜は、葱料理の店でスタート。
 二軒目は、寺町通りのワインバー。
 三軒目は、先斗町の行きつけの店「長竹」。
 実によく飲みました。

マッサージ

 誕生月プロモーションに釣られて、行きつけのマッサージ店で50分。
 なんだか頭まで良くなった感じ。いわゆる血の巡りの良い状態。
 こういうところにお金をかけると、たくさん仕事をしなくては、という気持ちになるので、一種の労務管理というか福利厚生というか。
 黄金スタジオでは今日もライブがあるが、ウォークマンのノイズキャンセル機能でほとんど気にならない。8時からは三輪二郎さんだったので、舞台の袖で聴く。

いいじゃないか、クリスマス享楽主義

 街はすっかりクリスマス。
 みなとみらいはいたるところ大混雑だし、伊勢佐木町も賑やかだ。
(黄金町は逆に輪をかけて静かだが)
 クリスマス騒ぎを否定的にいう人も多いけど、人々が愉しそうだったり、賑やかだったりするのはよいことだ。
 イエス・キリストの生誕の日だとか、キリスト教徒でもないのによか、そんなことはどうでもいいのだ。
 いつもと違う日と決めて、いつもと違う楽しみ方をするのもいい。
 デートをして特別な想い出を作るのもいいじゃないか。
 おかげで日常生活が多少不自由になることもあるが、一日ぐらいいいよ。
 古来、日本の祭もみんなそうだった。
 いろいろな口実で、人々は集い、騒ぎ、パトナーを見つけ、享楽に浸る。
 クリスマスをそれらの祭と区別して論じる必要はない。
 祭といえば、飲み、食い、歌い、騒ぎ、交わる。
 わっしょい、わっしょい、そーれ、それそれ、お祭だ~。
 ふだんから楽しく幸福に暮らしている僕は、スタジオを出てイルミネーションのイセザキモールを歩き、上島珈琲店で午後9時前まで仕事して、家に帰って鳥保のチキンで乾杯する。
 宇宙のすべてのものに感謝しながら。