午前9時起床。
予約で炊いたご飯に作り置きのカレーの朝食。
マークイズに行って、お土産に持っていく「八海山」を買う。
準備がさっさとできてしまったので、さっさと羽田へ向かう。
パソコンさえもっていれば、家でも羽田でも同じことができるので、先に羽田空港まで行ってしまえば、何らかの理由で飛行機に乗り遅れるリスクが減るし、5分前とか30分前とか、余計な余裕を取らずに済むので、時間が効率よく使える。同じ時間調整をするなら、家で時間を潰すのではなく、空港で時間を潰せば(仕事をすれば)よいのだ。
今回の旅は、次に出る新刊の原稿の書き直しが目的なので、その準備として、空港でも自分の原稿の通し読み。
そのため、自分の原稿を電子書籍のフォーマットにして、Amazon Kindle に入れて読む。気になるところ、直したいところなどはハイライトにしておく。
預けた荷物がなくなると仕事ができないので、仕事に必要なものはすべて機内持込にするのでけっこう重い。
預ける荷物には、メインのパソコンが万一壊れても執筆が続けられるようなサブのパソコン、ジョギングのための靴やウエア、など、普通の旅より荷物が多くなる。
その代わり、行き先が南国なので、着る物はかさばらない。
友人宅に長期居候なので、沢山持たずに洗濯すればいい。13日間の旅行だが、着替えは3日分もあればいい。
那覇行きのスカイマーク・エアラインは客席稼働率6割くらいか。
客室乗務員のユニフォームは話題になったミニスカートではなくポロシャツ。(笑)
晴れているが上空には雲がある。それでも富士山のところだけ雲がなくて、美しい姿を見ることができた。
(それを期待して、行きは右の窓側の席を取った。帰りは夜なので出入りが気楽な通路側の席)
メモ:羽田空港は荷物検査の外よりも、さっさと中に入った方が、飲み物も食べ物も安い。外で安いのは6階にある従業員向けっぽい食堂。
飛行機の到着が少し遅れたが、バスの連絡はよくて、午後8時半過ぎ、コザの居候先に到着。
着替えだけして、初日の手続き、食事(飲み)に出て、4軒ハシゴ。午前4時過ぎ帰宅。
昨日までの人通りはウソのように、黄金町はひっそりとしている。
それでも花を楽しむ人がけっこう歩き去って行く。
旅に出て戻ってくる頃には花の余韻などなく、桜は眩しい新緑を見せているはずだ。
祭が跳ねたので、次は改稿。
事務所に編集者の意見の書き込まれた原稿が届いているはず。
黄金町に出かけ、原稿のピックアップと沖縄に持っていく道具を鞄に詰める。
パソコン本体は持って行けないが、使い慣れたキーボードを外して持っていって、ノートパソコンにつないで使う。
準備ができて、帰宅しようと思ったところで、システムバックアップを取っておこうと思い立つ。
終わるまで1時間半ほど、Kindle で自分の原稿の読み込み。
帰宅の途中、餃子の王将で生餃子二人前を購入。
というわけで、夕食は餃子。
南国へ行くので、一足早く衣替えをすることに。
新しいアイロンと新しいアイロン台で、しまわれていて皺がついた夏物にがんがんアイロンをかけていく。
アイロンもアイロン台も基本的にはよくできているのだけど、一番高くしてももう5cm高さが足りない。女性が使うことを想定しているのだろうけど、長い時間使っていたら腰が痛くなってしまった。
アイロンがけするのは、160cm以下の人間だと、勝手に決めないで欲しい。
これでは多くの男性はもとより背の高い女性だって使いにくいだろう。
昨日に引き続いて「のきさきアートフェア2日目」。
予報でも寒いというわけで、コートの中にフリースを着るは、カイロを懐にしのばせるは。
何しろ、日の当たらない高架下に5時間立っているので寒い。
午後3時前、某書店員さんを連れて某出版社の営業の人が来訪。
カフェスペースで作戦会議のようなもの。
ところが外の天候が荒れ模様で風雨が強まったというころで、イベントは午後3時で中止に。
正直、ほっとしました。
カフェスペースも撤収の時刻となって、荷物をもって引き上げ。
営業さんと、阿川の本を売ってくれることになっている場所を3つ周り、一部では美味しい日本酒をふるまわれたりしながら、桜まつりの陽が落ちていく。
最後は前里町の小料理屋さんでちょっと一杯。
二日間の立ち仕事で疲労困憊。電車はあるが、バスはないので帰りはタクシーにした。
桜まつりの風景は「黄金町ライブカメラ」の録画でお楽しみください。
(携帯電話ではご覧になれません)
絶好の咲きぐあいで迎えた今年の大岡川桜まつり。
道にはひっきりなしに人が通る、川にはひっきりなしに屋形船が通る。
露店も大賑わい。
僕はかいだん広場で開催中の「のきさきアートフェア」に参加。
11時から16時までテーブルひとつの露店を出してサイン本の販売。
隣が「おいしいトルテリアはいかがですかぁ」と呼び込みをしているので、合間を縫ってこちらは「おもしろい小説はいかがですかぁ」。
本を買いに来る人はいないので、たいして売れないのは折り込み済み。地域のイベントの賑やかしに徹しました。
プリンタを買い換えて使えなくなったストックのキヤノンのインクを出しておいたら、開店早々に写真家の秋山直子さんがもらってくれたのが、最大の成果。(笑)
使える物が死蔵されているのは心地よくない。有効に使われるようになって差し上げた方ももらった方もどちらもハッピー。
立ちっぱなしで疲れた。
新しいアイロンが来たので夜中にアイロンがけを始めたら、これが面白くてやめられなくなってしまった。
ワイシャツのアイロンがけのコツを掴んだ。型紙の概念をちゃんと持てば部分部分は平面なのだということにいまさら開眼するなり。
ちなみに以前から買い換えようと思っていたアイロン台。本日、近所のニトリがオープンしたのでさっそく物色しにいったら、サイズの大きいのがなかったので、Amazonで注文。
300円に値上げされた吉野家の牛丼。
味が薄くなって牛肉らしい香りがあるけど、ガッツリ感がないので「よくなった」とまではいいにくい。
文庫のタイトルについて編集者と長電話。
タイトルはいつも悩むところ。