日: 2011年9月22日

豪遊

 朝、編集者からメール。
 短編の掲載枠が一ヶ月ずれたので、〆切を一ヶ月延ばしてくれと。
 出版社の方から〆切を延ばしてくれと言われたのは初めてのケースだ。(笑)
 原稿を渡したのに掲載が一ヶ月延ばされて次の号になったことは最近もあったけれど。
 
 〆切が延びても、仕事の量が減るわけではなく、別の仕事の予定もあるので、こちらとしては一ヶ月先に執筆すればいいということにはならない。
 月末には書き終えて、すぐに別の小説を書かなくてはならない。その先のもその先のも待ってもらっている。
(と書くとすごい売れっ子みたいだけど、それくらいでないとこの世界で食べていけない)
 というわけで、ただのんびりできるわけではないけれど、今この瞬間としては大いにやる気をなくす。
 別のメールで、夜の予定もキャンセル。
 マッサージに行く予定にしてたけど、こちらは予約が取れず。
 というわけで、何もかも肩すかしの一日。
 それでも、家を出て黄金町に向かったけれど、軽い出社拒否症で、なんとなくまっすぐスタジオに出たくない。
 数日前から串揚げを食べたかったのを突然思い出し、午後5時になるまでダラダラ歩いて時間を潰す。
 午後5時、伊勢佐木町の立ち飲み串揚げ屋「はるちゃん」へ。
 串揚げ5本とホッピー(中お替わり)で1020円。
 次はそこから徒歩1分の曙町の「フライの店 總彌」へ。
 ここはかなりディープな店。
 フライは基本50円か100円。ただし2つずつ出る。
 あじ(100円x2)、なす(50円x2)、いかげそ(50円x2)、酎ハイ(300円)で、合計700円。
 フライ屋だけど、ほとんど衣がついていないから素揚げに近い。(笑)
 と、念願の串揚げ屋を二軒ハシゴ(豪遊だ!)してから出勤。
 午後6時から、やっと仕事開始。しかも酒飲んで。
 こういうのは自由業の特権。
 資料調べをしながら小説のアイデアを考える。
(執筆のフェーズではアルコールは飲まないけど、発想を待つときには、いろいろ、なんでもあり)
 午後11時前、帰宅。