午前6時半を過ぎてベッドに入ったのだけど10時半に起床。
12時前に、妻の高校の同級生が女性ばかり7人来るので、外へ避難(笑)しなくてはならない。
朝食も摂らず外出。
いちばん近いマクドナルドがあまりにも混んでいるので、少し離れたマクドナルドで、クォーターパウンダー(360円)+ポテトM(クーポンで170円)+コーヒー(最初のマクドナルドの入口でもらったタダ券でゼロ円)=530円。
朝昼兼用の食事だ。
マクドナルドのセットはあまり割引率が高くないので、全部を本当に食べたい場合をのぞいて、欲しいものだけ単品をバラで注文するのがお得。
コーヒーのタダ券がなくても、上の組み合わせでふつうにセットだと680円、バラで同じ買い物をすると650円。違いはセットの時、ドリンクがMになるだけ。
こちらも家族連れで混んでいる。
腹ごしらえが済んだところで、横浜美術館へ。
「セザンヌ主義」展。こちらはそれほど混んでない。
セザンヌやベルナールやピカソや岸田劉生に囲まれた時間を過ごす。
(岸田劉生はセザンヌに引けをとらない)
立ちっぱなしで疲れたので、いきつけの Blenz Coffee へ。
椅子に座って少し睡眠。いえ、Podcast で志ん生の落語を聞いていたはずなんだけど、サゲを聞き終わった瞬間、どんな話だったかまったくわからなかった。お題は「三軒長屋」。
やがて、少し頭が働き出したので、ノートパソコンを取り出して仕事。
帰宅したら、FIFAクラブワールドカップ(CWC)をやっていた。
クラブワールドカップのすごいところは、トップチームには国別対抗の代表ばかりが集まっているので、本当のワールドカップの優勝国よりもクラブチームの方が強いということ。
見ごたえのある決勝戦でした。
日本テレビは3位決定戦で勝ったガンバ大阪をさかんに「世界で3位」といっていたけれど、CWCで3位であるだけで、世界で3位ではない。
各大陸から1チームしか出てきていないので、大会に来ていないヨーロッパや南米の2位3位のチームの方がアジアで1位のガンバ大阪より確実に強い。CWCで3位になったことと世界の順位とはほとんど無関係。
オリンピックの100m競争で8位になっても世界で8番目に速いわけではなく、アメリカやジャマイカで国の代表になれなかった人の方が、オリンピックで8位の人よりも速い、というのと同じこと。
速い順に何人でも代表を送り込んでもいいというルールになっていない限り、オリンピックの8位はオリンピックの8位であって、世界で8位なのとはちがう。
いつものこと、といえばそれまでだけれど、テレビ局が客観的事実をねじ曲げるような表現をするのは困ったものだ。
去年までに起きていたこと;
2008年3月期決算で、ホンダの売上は12兆円。営業利益8500億円。
7年連続で過去最高の売上高(前年比12%増)。
9ヶ月後の現在起きていること;
欧州の自動車販売は前年同月比26%減
http://www.news24.jp/125211.html
米国の自動車販売は前年同月比37%減
http://www.news24.jp/124325.html
中国も15%減。
http://www.asahi.com/business/update/1211/TKY200812110267.html
1年前に比べてドルは円に対して20%下落
http://finance.yahoo.com/q/bc?s=USDJPY=X&t=1y&l=on&z=l&q=l&c=USDEUR=X
ホンダの海外売上比率は 86.8% です。
つまり、世界で車の売れる台数が3割くらい減って、その上、同じ額でもドルで入ってくる売り上げ収入は円にすると1年前に比べて2割少ないことになります。
この傾向がこの先1年続くと、売上金額はドルベースで3割減、円換算で少なくとも4割減になります。
12兆円の売上が8兆円になり、何もせずに放っておけば、2兆円規模の赤字になります。
自動車産業にとって、ものすごーく厳しい経済状況です。
そして、自動車産業は1年前には日本の企業の中でまだまだ優等生だったのです。
たった9ヶ月で世の中ががらっと変わってしまいました。
いままでのようなゆっくりとした変化ではなく、過激な、構造的な、変化です。
日本そのものがピンチです。
企業からの税収は激減します。所得税も伸びません。
一方で、失業者は増え、高齢化はあいかわらず、医師も足りません。
消費税以外に財源はなくなります。(無駄遣いはなくすにしても)
この先、自動車産業が市場として復興することはないかもしれません。
おそらくいままでの雇用を守ることすらむずかしいでしょう。
まだまだある人手不足の産業に人を移動させる必要があります。
と同時に、新しい産業が起きて、雇用を吸収する必要があります。