日: 2008年12月17日

横浜気鋭作家協会

 午後5時半をまわって外出。
 野毛の Basil という立ち飲みイタリアン(?)の店で待機していると、作家仲間の山口芳宏さんから電話が入る。大崎梢さんも合流するという。
 2005年デビューの阿川大樹、2006年デビューの大崎梢、2007年デビューの山口芳宏の新進気鋭(?)
の作家三人で「萬里」に入って、中華を食べながら互いの創作の秘密に迫る。(笑)
 あと愚痴だの編集者の悪口も少し。(少しだってば)
 実は、3人は、デビューはるかに前である10年以上前からの知り合い。
 山口さんの新刊「豪華客船エリス号の大冒険」(東京創元社)には少しだけ情報提供をしたということで、新刊を手渡しでもらったので、さっそくサインしてもらう。
 昨年、山口芳宏さんは鮎川哲也賞という推理小説の世界では有名な賞を獲ってデビューした。小説家になるのは簡単ではないけれど、小説家であり続けることはもっとむずかしく、二冊目三冊目が出せない人も多いので、二冊目が出たのはデビューしたことよりも遥かにめでたいことなのだ。
 その後、都橋商店街の「華」へ移動して、終電まで飲んで話す。
 デビューの年次ではなんと僕が一番古いけど、大崎梢さんにはとっくに追い越されているし、山口芳宏さんには追いつかれてしまった。
 がんばろう、と一人誓った夜であった。
 あ、タイトルはただの冗談です。そんな団体はもちろんありません。