日: 2008年11月4日

一の酉

 午前十時過ぎ、起床。
 第三稿の追い込みで朝型が崩れてきた。
 通し読みで懸案事項にしていたところをすべて落ち着かせ、残るはシーンを加えるかどうか。実は、まだ迷っている。そういうときはまた頭から読んでいく。
 日が暮れてきてから家を出て、歌舞伎町へ向かう。小説の舞台だ。
 今年の花園神社は三の酉まであるが、今日はその初日。
 古い友だちを呼び出して、境内の屋台で酒を飲むつもり。
 時間調整はいつもの TOPS BEER BAR。
 午後7時までに入ると、ビールが400円。黒ビール。
 救急車が市役所通りを曲がっていく。
 小説にも火事のシーンがある。自分で書いたシーンを思い出して緊張する。
 出がけに寝ぐせを直すのに、いつもは絶対に使わないヘアトニックを使ってしまったらやたら匂う。整髪料の匂いがするなんて「オヤジ臭」だ。やだなあ。ちょっとめげる。
 明日朝の予想最低気温は11度。ちょっと寒くなりそうだ。
 一の酉は、ずいぶん空いていた。
 屋台で二時間ほど飲み、ゴールデン街へ立ち寄って終電で帰宅。