月別: 2007年2月

ベンチャーズ

 ついテレビでグループサウンズの番組をそこそこ見てしまった。そこでGSを聞こうと思わずに、なぜか、ベンチャーズにいってしまう、本日のBGM。
 グループサウンズは「女の子がきゃあきゃあいってるし、はやっているからやってみた」という中学生のくせに受け狙いでやったバンドだったのだけれど、その前、生まれて初めてバンドで練習したのは、小学校の6年のとき、1966年、ベンチャーズだった。
 クラスの仲間がいきなりエレキを買ってもらった。
 そこで、いきなりクラスメイトでバンド、となったわけで。
 最初のうち、僕はエレキが買えないので、スチール弦のクラシックギターのサウンドホールにぺらんぺらんの安物クリスタルマイクを突っ込み、アンプに通して、ブリッジに近いところで弾くことで、エレキみたいな音を出していた。
 このバンドで川口のゴーゴー喫茶のバンドコンテストにGSの曲で出たのが人生ギターをもって最初のステージだった。(中学一年生)
 このときのドキドキの大人の世界初体験の物語はそのうち。
 学校の文化祭のステージに立ったのは、それよりあと。グループサウンズをやるようになって、文化祭に出ようとしていたら、学校で「エレキは禁止」されてしまい、急遽、別メンバーでフォーク3人組「ザ・トーイチ」というバンドを作った。
 エレキが禁止になったのは、どうやら女の子のバックダンサーが5人くらいいたのがいけなかったらしい。学校でも派手目の女の子が一斉にそろって、カラダくねくねしてたので、先生は看過できなかったんでしょう。
 次の年(中学3年)には、エレキも解禁になって(でも、バックダンサーは禁止)、GSバンドでも出演しました。そのとき、うちのバンドのリードギターは、寺内タケシの「運命」も弾いてたな。(笑)
 中学では、学校中でギターを弾くのは10人くらいだったけど、高校に入ったら、クラスの男子の半分くらいギター弾けましたね。 中学でスターだったのが、ふつうの男の子になっちゃった感じ。(笑)

補筆中

 原稿の加筆部分。
 本日のBGMは、Crosby, Stills, Nash and Young.
 いわゆる、懐古趣味ですね。
 高校生の頃の音楽。

改稿作業 日向でシャドウ

 補筆のため、通し読み中。
 誤字脱字なんか、まだ見つかりますなあ。
 25万字ほどの原稿だけど、読んでみて時間当たりの間違い発見数をグラフにしていくと、誤字脱字がいつになったらppmになるか、グラフから予測できる、というような設計品質評価手法を使ってみると面白いかも。(て、やりませんけど)
 午後、暖かい時間に50分ほど公園で運動。
 シャドウピッチング、シャドウボクシング、太極拳もどき、シャドウスウィング(テニスのラリーとサーブ)、シャドウ内野手(ゴロをとってファーストへ投げる動作)、シャドウインサイドキック、ラジオ体操第一、など、iPod で音楽聴きながら、飽きないようにいろいろな動きをする。
 はたで見ているとアヤシイ人物かも。
 風が強くて冷たいので、あまり人がいなかったけど。

自動車の車検

 3時間ほど眠って、午前10時、自動車修理工場へ。
 帰宅後、横浜市役所のとある部署と1時間以上にわたって長電話。
 終わると、修理工場から電話。
 前のウィンカーのレンズが割れていて、部品を発注したので、本日中の車検完了は無理、とのこと。
 
 原稿書き。
 
 夕方、1時間仮眠。
 原稿を書いていると地震が来て、住んでいるマンションが倒れる夢を見ているところで、妻が帰宅。
 夢の中で外を見ると、窓の外を景色が斜めに動いていたなあ。ああ、もうじき地面に激突だなあ、なんて思っていたら目が覚めた。
 久々に、スペクタクル満点の夢だった。得した気分。

第3稿へ

 昼前、編集者から電話。
 提出の第二稿のフィードバック。加筆改稿部分についてはOK。
 もうひとつ「泣かせどころ」を作りませんか。はい、そうしましょう。という会話。
 一週間くらいかかるかな。
 西口の東急ハンズへ買い物に行くが、欲しいものがギフト系の売り場と同じだったため、あきらめる。
 レジに30人くらい並んでいるし、ギフトラップの人ばかりなのでどれだけ時間がかかるかわからない。
 伊勢佐木町のスターバックスで原稿書き。
 日が暮れてから、前から気になっていた近くの店へ。久々にピザとかアボカドのサラダとか。こういう食事は久々。
 近隣でかなりゆっくりしてから帰宅。

読書

 小説の資料というか、隣接テーマの先行作品を読む。
 公園で、1時間、たっぷりと運動。とりわけ上半身の柔軟性に焦点。

再起動中

 昼間、2時間半ほど歩く。
 やはり腰痛になったけど、回復は早くなっているかもしれない。
 さあて、脱稿して一週間、確定申告の作業をするだけで仕事らしい仕事をしていなかったけれど、いよいよ再始動。
 まずは、連載のエッセイを書いて送る。
 明日は、次の小説に着手する予定。

ファドの女王

 とにかく歩こうと、2時間散歩。
 予想通り腰痛になる。マッサージの仕方を覚えたので、応用するとすぐ直る。
 夜、ファドを聴く。
 ポルトガルの民俗歌謡。日本でいえば演歌みたいなものか。
 先週、写真家の岡部好さんの個展に行って、もらってきたハガキが Amalia Rodrigues を撮ったもので、それがデスクにあって目に入ったので、ふと聴いてみたくなって、Napster で探したら、たくさんありました。
 さしずめ、ポルトガルの美空ひばりでしょうか。
 J-popがロクにないから Napster なんてつかえねえ、という若い人が多いけど、世界には、いい音楽がいくらでもあるんだから、探してみればたくさん発見があるのに。
 夜中に思い立ってファドのアルバムを何枚も聴けるなんて、なんて便利な世の中になったんだ。
 サルサだって、けっこうあるし。
 そんなわけで、最近はフラメンコとか、ファドとか、いままであまり聴かなかった音楽を聴くことが多くなったなあ。

弛緩の手続き

 朝までに確定申告の作業を終えて眠る。
 4時間半くらいで目が覚める習慣になってしまっている。
 書類の整理を少しやってシャワーを浴びるとやっとゆったりとした気分。
 飲みに出るつもりでいるのだが、なんだか家でのんびり気分。
 意を決して8時前に家を出る。
 まずは近所の飲み屋。今年初めてになる。空いていてお店の人と1時間ほど話をする。ボトルを入れてある赤霧島を4分の1ほどロックで飲む。
 JRで新宿へ。
 10時過ぎの新宿駅から出るのは、大量の帰る人の波に逆らう感じ。
 ゴールデン街に入り、なじみの和食屋さんをのぞくと、満員で入れない。
 別のなじみのバーA店へ、客がいなくて、ボトルのボンベイサファイヤを飲みながら、しばらく店の人とまったり話。
 一人飲みの女性が入ってきて、3人で話をしていると、また一人飲みの女性がやってくる。ゴールデン街は男女を問わず一人飲みが基本だし、女性もけっこう多いのだ。
 彼女たちは飲み慣れているふつうの酒飲み人なので、深夜に一人で飲んでいるからといって、別に男を漁っているわけではない。ゴールデン街をあまり知らないで迷い込んだ人が、ときどき勘違いして、口説こうとしたりすると、返り討ちにあいます。まあ、そういう人が迷い込むのは希ですけど。そのあたりはゴールデン街の特殊性かも。
 午前2時、いったん店を出る。
 腹が減ったので、食べ物のある店を何軒か覗くが、どこもいっぱい。
 しかたなく、「富士そば」で天ぷらそば。ここは新橋と違って、ダシがそんなに薄くない。立食蕎麦はチェーン店でもけっこう味が違うのだ。
 歌舞伎町セントラルロードのマクドナルドへ入ってコーヒータイム。
 1階は、女性客や黒人たちで、そこそこ活気があるのだけど、喫煙席でめちゃ煙っているので、地下へ。
 ここは、客のほとんどが50歳から60歳以上の男性。(女性もいることはいる)
 明らかなホームレスもいるけど、多くは、飲食店やラブホテルの下働きの人たちだと思われる。電車のなくなった時間にお役ご免で放り出されて、毎日マクドナルドで時間を潰している、というか寝ている。
 若者はもっといい条件で働くことができるので、夜間なのに時給の安い仕事はこういう人たちになる。格差社会だ。毎日、マクドナルドで突っ伏して寝る暮らしはツライよな。
 負のエネルギーが充満しているのに引っ張られて眠くなる。寝ようとしてみたけど、暖房が強すぎて気持ち悪くなってきたので、30分ほどで店を出る。
 遠回りをして涼んでから、もとのA店へもどる。
 女性たちはいなくなっていて、また僕ひとり。もう酒はいいや、とトマトジュース。まもなく、店の超常連のYがくる。5時まで、話し込む。
 新宿発午前5時12分の山の手線で、帰途につく。
 こういう一晩を過ごさないと、心の緊張が完全には抜けないのだ。

リカバリーしながら

 午後、成田空港へ出かける妻の荷物もちがてら、YCATへ。
 その足でリハビリ。
 帰宅後、人に譲る無線機の動作チェック。が、一部動作しない。
 ケースを開けて、いじってみるが、無念、あきらめる。
 そんなこんなで、午後10時、妻が帰ってきたときには、まだ夕食を摂っていなかった。
 夕食後は、翌朝まで、確定申告の帳簿。