日: 2006年6月14日

低調なりの暮らし方

 日本がひどい負け方をしてしまって、ちょっと脱力。
 仕事がはかどらないので、請求書を発行したり、メールを出したりと事務的なことを少し片づける。
 そういうときに誘われると弱い。(笑)
 というわけで、夕方、横浜で軽く飲む。楽しかったけど、自制して、10時過ぎにはお開きにして帰宅。
 帰宅後は、エッセイを仕上げて、メールで送信。
 本調子ではないが、今週中に、一稼ぎがんばっておこうと決心。
 世界的に有名な人(おそらくJ.F.ケネディよりもジョンレノンよりも有名)のゴーストライターのお仕事なのだ。短いものを16本。ゴーストなのでここに名前が書けないのが、う~ん、残念。

下手だから負けた

 正直に言えば、日本対オーストラリアの敗戦のショックがまだ残っている。
 気持ちを切り替えて仕事をするために、1回だけ書こうと思う。
 日本は下手だから負けたんだ。
 ネットを見ていると、ジーコの采配がどうの、とか、いろいろ書いている人もいる。
 けど、ワールドカップ開幕からいままで全部の試合を見てわかったけど、どのチームも日本の選手よりもサッカーがうまかった。
 今回のワールドカップの試合を見る限り、トラップ、パスの精度、スピード、どれをとっても、韓国-トーゴまでの12試合24チームの中で日本は一番下だ。FIFAランキングでオーストラリアよりも日本が上であることは、オーストラリアよりも実力があることにはならない。ふだんから世界のサッカーを見ている人なら知っていることだ。マスコミが日本戦しか見ない多くの国民をミスリードしていただけで、日本の実力はF組で一番下なのだ。
 日本戦以外の試合を見て、改めてそれが確認できた。
 (もちろんそれでもサッカーであるかぎり勝機はある)
 監督の采配はそうした、実力、基本技術の先にあるものだ。
 基本技術の時点で一番下手なチームは、順当なら勝てない。本質はジーコの采配以前の問題なのだ。
 たしかに下手なチームの勝率を上げる采配はあるだろう。でもそれは確率を上げるチャレンジに過ぎない。
 代表選手はみんなプロなんだから、トラップやパスの精度を上げるのは監督の仕事じゃない。
 自分の国の代表を下手だと認めるのは楽しくないけど、黒を白と真実を曲げて考えるのはやめよう。
 そう思った。