日: 2009年2月10日

映画「チェ 39歳 別れの手紙」

 前に観たチェ・ゲバラの映画の続編。
 109cinemas 10周年価格で、昨日だけ1000円だったので、見に行ってきた。
 キューバ革命の後、チェ・ゲバラがボリビアの革命運動に関わり、追い詰められ捕らえられ殺されるまで。
 キューバ革命で華々しい英雄になったチェが、同じようには成功できなかったという、いわば暗い暗い失敗物語である。
 革命が成功するためには、たぶん、革命を目指す人々の死屍累々が必要なのだ。成功する保証がないならやらない、という人ばかりでは、社会は変わらない。
 社会はチャレンジャーという奉仕者を求めている。

サラリーマン川柳

「仕事減り 休日増えて 居場所なし」
「チェンジしろ! 怒鳴った部長が チェンジした」
「昼食は 低カロリーより 低コスト」
「ガソリンが 決める我が家の 旅行先」
「通勤の 電車の中は ゲーセンか?」
「朝バナナ 効果があったの お店だけ」
「国会より ねじれて欲しい ウエストよ!!」
 第一生命保険は9日、恒例のサラリーマン川柳コンクールの入選100作品を発表した。
 いつも思うけど、こういう情けなさや不幸を共有する精神風土はきらいだな。ネガティブな気分を伝染させるのやめてほしいな。もっと明るく前向きにできないのかなあ。
 ちなみに、上のセレクションは某新聞社の挙げた例で、実際の100選には、もっと楽しいのがあるのですが。
 同じペーソスを表現するにしても、このくらいにしてほしい。
 以下、阿川大樹も作ってみた。
  「20年、ついに課長だ、昇進だ」
  「あと二年、定年、自由を 夢に見る」
  「100円も 意外にうまい ハンバーガー」
  「大盛りで 贅沢気分 たぬきそば」
  「若者の 未来に奢る ウメサワー」
  「義理チョコを 知って笑顔で ありがとう」
  「ママチャリは 重いからこそ フィットネス」
  「こすっても 平気の平左 ボロ車」
  「交付金 増やしてみせる アナ馬券」
  「カラオケに ギター持ち込む オヤジバンド」
  「空振りの 勝負下着も 背筋のび」
  「お茶出しに 笑顔千金 狙い籠め」
  「メシ狙い 部長に悩み 打ち明ける」
  「朝帰り 遅刻してでも 服を替え」