diary

黄金スタジオにも、人、人、人

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 午前10時過ぎ、黄金スタジオ到着。
 すでに、大岡川沿いは人出がいっぱい。
 界隈は普段の千倍から一万倍の人出である。
 本日は、「阿川大樹 presents WEB9.TV」というイベントの主催者兼プロデューサー兼サウンドエンジニア兼小遣いさん。(笑)
 
 スタジオの前にPA装置をセットして、TSUBOKEN & tossii のライブ。
 すごい人出に、TSUBOKENさんの目の色が変わっている。(笑)
 ふだんは一時間に3人通れば多い方というこの辺りだが、この季節は渋谷109並に人が通るのだ。
 都合3回のステージで、用意したCDも売り切れ、花冷えで寒かったけど、盛況でした。
 生tossiiはかなりの美女なので、遠くから来ているオッカケさんやら、初めて聴いてCDを買ってサインを求めるオジサンファンが多かった。(笑)
 片付けが終わったところで、友達がやっている屋台を回る。
 山梨白州の水で焚いたご飯と有機タマゴの「玉子かけごはん」(300円)とか、注文を受けてからパティを焼き始めるボリュームたっぷりの本格ハンバーガー(おかわり自由のスープ付き300円)とか。
 連載の校正を済ませて、午後8時過ぎ、帰宅。
 早く寝て早く起きるのだ。
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仕事場の窓の外はこんな感じ。
僕がガラスのこっちにいるのに気づかずにイチャつくカップルもいたりして。
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いつもの黄金町とは思えない人出
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インターネット・テレビ WEB9.TV 収録中
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収録中もどんどん通り過ぎる人たち
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そして、立ち止まって聴く人々

四月馬鹿のまわりの馬鹿

 4月1日の午前0時になったとたん、twitter にエイプリルフールの話題が流れ始めた。
 わずか2時間後の午前2時には、ニュースサイトには、「エイプリルフールのまとめサイト」なるものが登場。
 あのさ、根本的に間違っていないか。
 エイプリルフールっていうのは、騙したり騙されたりして楽しむ日だ。
 そもそも4月1日だということを意識していない故に、騙されたりして、それも楽しかったりする。
 いったん嘘だとわかっても騙された振りをしたり、同じ嘘で騙される人をちょっと離れたところで、ほくそ笑みながら見ていたり。
 自分の嘘が本気にされて噂になって広まっていくのを楽しんだり。人の嘘を嘘だとわかっていても別の人を騙すために使ったり。
 そんなことをして、ニヤニヤしながら、一日を過ごすのだ。
 だというのに「絶対に騙されないぞ」という空気を纏って、誰かが嘘をつくと、それをすぐに「それはエイプリルフールだ」と大声で言う人がいる。
 自分が嘘だと気づいても、せめて4月2日になるまで黙っているのが、エイプリルフールのマナーってもんじゃないか。
 いくら言論は自由だとはいえ、人々の騙したり騙されたりする楽しみを奪う権利は誰にもない。
 ネット時代には、ニュースや噂がすごい速度で拡がる。
 だから、エイプリルフールの楽しみも何倍にも増える可能性がある。
 だというのに、午前0時を過ぎてまもなく、ネットは「エイプリルフール」という言葉の大合唱。
 野暮なやつがいるせいで、今年のエイプリルフールは台無しだぜ。
 エイプリルフールにする真相究明ほど馬鹿げたものはない。
 四月馬鹿、黙って騙せぬ野暮な馬鹿。

リアル探偵ごっこ

 午後4時過ぎ、遅いランチを食べた帰りのことだ。
 途中に通りかかった路地の奥。
 風俗店の外に女性が一人で立っていた。
 あたりは風俗店の密集地。
 女性が通り過ぎることはありえるが、風俗店の外に立っているのは、いくつかの特殊なケースに限られる。
〈彼女は、中から出てくる人間を待っている〉
〈出てくるのはおそらく男で、いまなにがしかの料金を払っているのではないか〉
 仮説を立てた推理作家は一旦通り過ぎ、電話をかける振りをして立ち止まる。
 さっきの女性が、推理作家を追い越していく。
 思った通り、若い男性と一緒だ。
 推理作家は50mほど間を空けて尾行をはじめる。
 前に某業界風の男性がやはり同じルートをたどっている。
〈もしかしたら彼はガードについているのかもしれない〉
 商店街へ出たところで、急に腕を組む。言葉を交わしながら、少し進んで今度は手を繋ぐ。
 それ以降、一見したところ、仲のよいカップルに見える。
 カップルは、商店街をまたいで次の通りを左に曲がる。
〈やっぱり〉
 100mほど先に、ラブホテルがある。
 その前まで来て、その男女は女性がリードするかたちでホテルに入った。
 業界風の男はそのままホテルの前を通り過ぎ、推理作家は手頃な路地を曲がってその場から離れた。
 恋人同士なら、昼下がり、風俗店から出てそのすぐ近くのラブホテルには入らない。

日本テレビ「Oha!4 NEWS LIVE」

 今朝、四時からの日本テレビ「Oha!4 NEWS LIVE」の中で黄金町が紹介された。
 その中で僕が仕事場のスタジオでインタビュー受けているところも放送されたのだ。
 そんな時間に誰も見ている人なんていないだろうと思っていたら、起き抜けにメールが2通。
 馬車道と野毛の飲み屋のママでした。
 夜の仕事をしている人が寝る前に見てくれたらしい。
 僕はそのメールを読んでから、録画で見た。(笑)
 オートバイでスタジオに。
 ランチに「黄金ラーメン」でワンタン麺(今週のサービスで500円)を食べた帰り、やはり同じ放送に出ていた「マイノリティーズコーヒー」に立ち寄って、ひさびさに美味しいコーヒー(480円)をたっぷり飲んで(ここは味がいいだけじゃなくて量が多いのがうれしい)ちょっと歓談。
 同番組は、来週の金曜も黄金町特集です。
(僕はもう出ないと思うけど)
 来る20日には、日本テレビ「メレンゲの気持ち」にも黄金町が登場。
 僕の所も撮影して行きましたが、放送の中で登場するかどうかは不明。

「いすみ鉄道」と『D列車でいこう』

 千葉県にある「いすみ鉄道」が自腹で700万円の研修費を払って運転士になりたい人を募集している。
 3年前に「D列車でいこう」(徳間書店)に書いたことが現実に起きてきている。
     いすみ鉄道の記事(毎日新聞)
 
     『D列車でいこう』(徳間書店)のお求めは こちらから

確定申告提出

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 確定申告の書類提出に横浜中税務署へ。
 郵送でいいのだけど、近くにパスポートを受け取りに行くついでがあったので。
 相談コーナーへは立ち入らなかったけれど、提出は入口そばの一階で、ほとんど待ち時間なし。
 最近、黄金町の仕事場と家の往復しかしていないので、いつもと違う場所に行くと、歩いてみたくなる。
 というわけで、山下町から黄金町まで、氷雨の中を歩く。
 途中、そば処「味奈登庵」山下店で、かけそばと茄子天(400円)。
 立ち食いそばなのに、生麺から茹でて、天ぷらも揚げたて熱々。そばの量も多い。
 立ち食い蕎麦としてはトップランクだと思う。
 伊勢佐木町を通り抜けるときにUNIQLOも覗いてみたけど、この季節、そそられるものが全くなかった。
 こつこつ長編の直し。
 夕食は【オバチャン弁当】(500円)
 サバの塩焼き/小松菜とさつま揚げの煮付け/煮〆(椎茸、里芋、人参)/卵焼き/アサリの炊き込みご飯/豚汁/香の物
 バラエティ豊富で味もよし。しかも、台所から直送で温かい。
 店で食べたら1000円から1500円くらいはする品質。
 ううむ。圧倒的クオリティだ。
 今日は食事に恵まれた。
 いつのまにか雨は雪に変わり、道路はシャーベット状。
 午前1時半まで仕事をして、そのまま仕事場に泊まる。

カフェのない風景

 午前8時、寝袋で目覚める。
 食欲が出てきた10時にLCAMPへ行ってみるが、松本遠征中ということでお休み。
 LCAMPは、LPACという「カフェのある風景」を創るアーチスト(二人組)の店なので、時々、色々なイベントなどに出かけていってしまうのだ。
 仕方なく、コンビニのパンで朝食。
 夕方、大学時代の演劇の仲間で京都でギャラリーの仕事をしている友人が来訪。
 黄金町エリアを案内する。
 昼食兼夕食は中華一番本店でチャーハンと餃子(850円)
 午後10時過ぎまで仕事して帰宅。

Nire

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 午前10時 またしても管理組合の集まり。
 区分所有法勉強会。
 ビルの各種施設(バックヤード)の見学会。
 地下の耐震構造がなかなか壮観。
 今期からマンションの管理組合の理事を引き受けた。
 やってみると思ったよりも仕事が多いが、これも取材(ネタの仕込み)だと思えば、小説家にとってはすべてが「芸の肥やし」だったりもする。
 まあ、肥料ばっかりやって実りを刈り取ることを怠るわけにはいかないのだけれど。(笑)
 スタジオへ出勤すると、「試聴室その2」で、Nire さんのリハーサルが始まっていた。
 リハの後は、僕のスタジオが楽屋代わりに。(笑)
 で、午後7時、Nire さんのカッコいいライブ、スタート。
 ボサノバが基本なのだけど、声も伸びるし、オリジナリティもあるし。
 終了後は、「聚香園」で打ち上げ。
 のち、スタジオに戻って仕事。
 そのまま仕事場に泊まる。

とある同窓会

 午前9時、マンションの理事会。
 今期の初回ということもあり、延々、6時間。
 ふう、疲れた。
 仕事の時間が潰れていくのがなかなかつらい。
 夕刻、家を出て新宿へ向かう。
 午後6時、京王プラザホテルにて、「夢の遊眠社」の前身である東大劇研の同窓会。(ほぼ野田秀樹以前のメンバー)
 12年ぶり。20人ほど。
 二次会は分派活動(笑)で、元女優とか、大学の宗教の先生とかと、ゴールデン街へ。
 終電で帰宅。

やたら暖かく始まる一日

 突然気温20度を超える暖かい天気。
 しばらくできなかった運動のため、近所の公園へ。ちょうど昼休みの時間になったら、近所のオフィスの人たちが8人ほど出てきて、キャッチボール。
 昔の日本の原風景を見るようで、なんだかうれしくなった。
 シャワーを浴びて、編集者と話をして、でもってあとは、黄金スタジオへ出て、こつこつと。
 夜、ちょっとリラックス時間を作った。