日: 2010年10月29日

断水、そして厳戒体制の町

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 マンションの共用部分が点検のため停電。
 その結果、インターネットやテレビ受信ができず、さらには断水。
 ヤカンに水はあるのでお茶は淹れられるのだが、トイレに行きたくなっても流す水がないのが困る。
 というわけで、朝食はマクドナルドへ出ることにした。200円。
 昼近くまで長居をして書き物。
 昼には復旧したので、シャワーを浴びる。
 風邪気味だったので4日ぶり。
 APEC開催のためパシフィコの駐車場に置いてあるバイクに関して手続きが必要、ということでパシフィコに入ろうとすると、一番近い入口が立ち入り禁止になっているではないか。
 立っている警官に聞いて、みなとみらいホールの方の入口まで行くことに。とんでもない遠回りだ。
 駐車場事務所で書類を書いて、代替地の駐車場の入場証をもらう。
(移動するのは別の日)
 あたりの警察官の数はますます増えている。
 発表によれば全国から動員して2万1千人体制だとか。
 それらが狭い場所に密集しているわけだからすごい警官密度だ。
 近隣のオフィスビルの空きフロアなども、ことごとく警察に借り上げられている。空き地も警察車両のための駐車場やプレハブが建っている。
 そのほか、保安上の理由により、APEC終了まで書かない方がいいようなふだんと違う警察の動きもたくさん目にする。
(推理作家にとってはオイシイ観察ができてありがたいのだけどね)
 住民には写真入りのIDカードが発行されているのだが、今後もバイクのアクセスのためにパシフィコに出入りすることがあったりするので、そろそろ持ち歩いた方が面倒がないかもしれない。
 とにかく着々と厳戒態勢だ。
 それにしても、人の多い大都市横浜でAPECをやろうなどと誰が言い出したのだ。
 経済効果のプラス要素は借り上げられたホテルなど、極めて限定的である一方、警備費用と経済停滞効果の方が多くなるはず。
 観光客や外来者をあてにしたみなとみらいの物販の店など大打撃を受けるはず。
 もちろん、住民は大迷惑。
 パシフィコでの用事が終了した時点ですでに3160歩歩いていた。
 そこから、さらに徒歩で黄金町の仕事場へ出勤。