月別: 2010年9月

上期総決算?

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本日にて9月も終わりである。
会社なら上期の期末だ。決算だ。
阿川的には、
 1)初めての連載「第三企画室、出動す」を好評のうちに64回まで1年2ヶ月の間、書ききった。
 2)初めての文庫化「D列車でいこう」で初めての重版になった。
 と、それなりの成果があった半年だった。
一方で、
 1)今年出るはずだった二年越しで進めていた児童書(絵本)が、出版社の経済的事情で発刊取りやめになった。
 2)今年中には出すつもりだった昨年4月から手がけている書き下ろしの新作がまだ収束しない。
 3)そのせいで他の書き下ろしを始められない。
 4)さらに「第三企画室」の書籍化も決まっているものの、すぐには手がつけられない。
 と、問題点も山積している。
前進はしたが、すべてが思った通りには行かなかった、といったところだ。
年末にかけて、いま抱えている2冊の新刊を仕上げて、早く新しい小説に取りかかりたい。
書きたいことはたくさんある。
それに比べて人生は短い。
急げ、阿川大樹。

小説を書く時間

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 朝昼兼用は「ミツワグリル」のBランチ。
 ちっちゃなハンバーグと叩いて延ばした鶏肉のチキンカツ、それに千切りキャベツ、ケチャップ味のスパゲティがついた、昭和のランチ。
 カツの衣がカリカリで美味しい。550円。
 午後1時、黄金町エリアの連絡会。
 その後、高架下建築プロジェクトの図面と模型をみながら、ああだこうだと言いたい放題ミーティング。
 夜10時過ぎまで、小説。
 短い時間だけど、久々に、じっくり小説に向かう時間が取れた。

本日、焙煎日につき

 雨の月曜日。
 黄金町はきわめて静か。
 こういう日はゆっくりコーヒーを飲みたいよね。
 と、出勤前に Lcamp に立ち寄る。
 コーヒーが売り切れてしまって「本日焙煎日なのでコーヒーは飲めません」と扉に書いてある。
 気にせずドアを開けて、焙煎したての豆でコーヒーを淹れてもらう。

著者が売る本屋さん vol.3

「著者が売る本屋さん vol.3」本番。
 タクシーを呼び、家に届いている販売商品をキャリアに載せて、黄金町へ午前11時に出勤。
 
 執筆用のデスクも今日は販売台になるので、コンピュータの変遷もすべて外す。
 三々五々、著者たちも集まり、予定通り午後1時半に開店。
 7人の著者が30タイトルを持ち寄って販売。
 のべ30冊が売れました。
 Twitter やネットを見て、はるばる来訪のお客様もあり、新しい出会いがあった。
 町全体の人出がなぜか少なめだったのがちょっと残念だけど、小売業というのは基本「待ち」の商売なので、それはそれでいい体験。
 予想はしていたけど、やっぱり文庫がよく売れる。
 いつもながら著者たちの体験や話題のバラエティが豊富で、売るのも楽しいけど車座になって話をするのがまた楽しい。
 たとえば、西牟田靖さんも、八木啓代さんも、それぞれ、つい先日、アフガニスタンで拉致されて開放された常岡さんと親しかったりとか。
 終了後は、いつものように「聚香園」で打ち上げ。
 午後9時にはねて、スタジオに戻って、仕事場としての現状復帰をしようと思ったのだけど、思いの外疲れていて、1時間半ほど呆然。
 諦めて徒歩にて帰宅。
 しまった、写真を取り忘れた!

黄金町新作落語のワークショップ

 午後6時半、黄金町にちなんだ新作落語を作ろうというプロジェクトのワークショップ。
 金原亭馬吉さんと、アーチストの室津文枝さん、初音町黄金町日ノ出町の地元の人たちと。
 終戦から現在に至るまでの「町の戦後史」を率直に語ってもらった。
 さあて、基本的に重い話題なので、これを「落語」に落とし込むにはかなりの腕力が要求される。
 物語の作り手としては大きなチャレンジであり、だからこそ面白そうである。(でも、めちゃめちゃむずかしい)
 それはそれとして、阿川大樹に対して心を開いて町の負の歴史までもハナしてくれて、僕がそこまで町の人に受け入れてもらっているのだと感じられたのが、ちょっとうれしかった。

大人のお店屋さんごっこ

 近くにある小林紙工で、「著者が売る本屋さん」のためのPOP立てなどを購入。
 店舗向けの包装紙を始めとしてプロのグッズが揃っているので、大人のお店屋さんごっこをやろうとしている我々としては、見ているだけで楽しい。

そういえば世の中は休日なんだ

 割と早寝だったので割と早起き。
 だいたい目覚ましよりも先に目が覚めるのは年のせいか。
 窓の外は大雨。傘は全部仕事場。
 小降りになった隙をついてバス停まで。
 休日は日ノ出町でバスは終点。
 日ノ出竜宮の Lpack でプチ贅沢の美味しいコーヒーを飲む。
 久しぶりにCDを買ったのだ。
 ひとつはメンデルスゾーン&チャイコフスキーのバイオリン協奏曲(ハイフェッツ+シカゴ交響楽団)。
 もうひとつは、チック・コリア&上原ひろみの “Duet”。
 仕事場のCDプレーヤーに入れてみるとトラックを認識しない。
 センサーが壊れている。
 1年半前に黄金町のオフィスをオープンするときにyahooオークションで安く買った修理品だ。もともと中古だからしょうがないな。
 というわけで、やむなく、iTunes 経由で聴くことになる。
 そろそろアクセル開くタイミングでありながら、思索的な時間を過ごす。

第4稿へ向けて

 イチローいっきに4安打。200安打まで残り3。
 午後、S社の編集さん来訪。
 長編の改稿方針について、3時間近く、綿密なディスカッション。
 
 本格的な改稿に取りかかる区切りなので、夜は早めに上がることにする。
 途中、夕食を執って帰ろうと思ったけど、空気の湿気が増えて天気が怪しくなってきたので、家まで直行。
 スパゲッティを作って食べる。

百円ローソンのカツ丼

 スタジオで目覚める。
 朝食はガスト。
 いつものようにステンレスの水筒に氷をもらって帰る。
 書き下ろしの第四稿の準備のため、原稿用紙30枚程度にまとめたあらすじを読み直して、構成や伏線の再検討。
 昼食は100円ローソンのカツ丼(320円)。
 これが意外にもウマイのだ。得した気分。
 夕方、昼に買った助六寿司と赤飯おにぎり。(合計315円)
 夜10時半、目途がついたところで帰途につく。

久々に泊まり

 書き下ろしの第四稿の準備のため、部分を書き出してみる。
 他のことを考えたくないので、そのままスタジオに泊まる。