台風がやってきた。
驟雨の中、バスで出勤。
ふつう、雨っていやなものだけど、あまりにも雨が降らずに暑い日ばかり続いていたので、土砂降りでもちょうどいいくらいの「いいお湿り」だ。
阿川版「浦島太郎」に間違いを発見して、急遽、版下差し替え。やっぱり編集者がいないと恐いなあ。
電子出版で出版社を通さずに作家が自ら「書籍」を出版できる、などといわれているけど、僕は自分の取り分を減らしてでも編集者にいて欲しい。
そのあとは連載エッセイ。
今年の日本の夏が暑いか。その感覚を文章でカナダにいる読者に伝えるエッセイ。
そもそも言葉で表現できない「感覚的なもの」を文字で伝える、という作業が楽しいのですね。
ああ、小説家でよかったなあ、と思う。
その後、考えごとをしていたら、いつのまにか、午前3時になっていた。
寝る直前に食べるのはよくないので、ほど近い「欽ちゃん餃子楼」で餃子とビール。
美味しい餃子でした。
壁に誰かのサイン入り色紙が貼ってあり、「欽ちゃん餃子桜」さんへ、と書いてあったのがしみじみ笑えた。
仕事柄、時々、サインをしたり色紙を書いたりするのだけど、ふだんパソコンで字を書いているので、手で漢字が書けなかったりするわけで、こういう間違いは人ごとではないのだけど。
というわけで、自宅についたのは午前4時40分。
わずかに明るくなり始めていた。
それからまだ仕事中の妻を手伝ったりして、午前5時半、就寝。
マンションの小工事の確認。
今日こそ、トナーを抱えて、バスで出勤。
まずは残ったB5用紙にチラシを印刷。
阿川大樹版「浦島太郎」のページレイアウトをして、午後5時、Lcampに版下を納品。
「浦島太郎」は、阿川大樹を含む3人のアーチストのコラボレート作品として、限定24部で、黄金町バザール期間中、「日の出竜宮」にて、販売されます。
一区切りついたので、散歩がてら高い方の(笑)回転寿司にて食事。1281円のプチ贅沢。
次のプチ贅沢は、伊勢佐木町5丁目の poem でコーヒー。
昔ながらのコーヒー専門店なのだけど、美味しいと評判なのだ。ジャーマンブレンド450円。
とってもジモティーな客層で商店街気分を満喫。
ポロシャツを来て出歩くことが多くて、iPod touch で音楽を聴くのが億劫なので、しばらく使っていなかった、初代 iPod shuffle を首から提げて家を出る。
トナーをスタジオまで運ぶためにバスで出勤するはずだったのに、いつのまにか手段が目的化してしまい、バスの時間を気にしてあわてて家を出たら、肝心のトナーを忘れたままバスに飛び乗ってしまった。
テニスの試合にラケットを忘れたり、スキーに行くのにストックを忘れて行ってしまったりしたこともあるので、このくらいの物忘れは序の口である。
あ、老人ボケじゃないですからね。
テニスやスキーの件は30代前半のことなんだから。(て、そういう問題か)
午後、S社の編集者来訪。
書き下ろし新刊の打ち合わせ。さらなる改稿方針について。
まだ先は長い。
T社向けの原稿もあるし、年内は、ほぼ手いっぱい。
夜は「黄金町バザール」向けの阿川大樹版「浦島太郎」の原稿書き。
午前0時前、テキストはできあがったけど、こちらでページデザインもしなければならないので、トナーがなくてプリンター出力ができずに、残りの作業は明日に。
日曜日。
ヨットに乗ろうかと思ったけど、ゆるゆるでスタート。
涼しくなった夕方に黄金町に出勤。
いろいろと考えごとをしているうちに、新発売の iPod nano をポチる。
午後10時、帰宅。
あいかわらず暑い。
ブランチは、カンヅメのタイカレー。
自転車で日陰を選びながら出勤。
チラシ印刷の続き。
しかし、2000枚直前で、またしてもトナー切れ。
2日でトナーカートリッジ使い切ってしまったよ。
業務用でないローエンドの機種なので、ヘビーユースをするとすぐこれだ。
さっそくamazonにトナーを再注文。でも、最近デリバリーが遅いんだよな。
腹が減ったけど食欲がない、という状態なので、回転寿司。(828円)
午後10時過ぎ、日ノ出町駅前の京急ストアで野菜を買って帰宅。
松坂牛を解凍して、夕食は肉だ。
午前中、マンションの理事分科会。
プリンターのトナーがやっと届いたので、バスで出勤。
(トナーは横長でそれを縦にしてしまうと中で粉が偏ってしまう)
ひきつづき「著者が売る本屋さん」のチラシを印刷しながら、考え事をしたり、事務的なことをしたり。
夕方、徳間書店の営業Kさん来訪。
「D列車でいこう」の販売戦略など、ディスカッション。
後、野毛で飲み。
「鳥かご」という焼鳥屋のとうちゃんが面白い。
でもって、海上保安庁オタクで、やがて若い海上保安官がグループでやってきたり。
料理の味もよかったし、値段もリーズナブル。
二軒目は「華」。
午前零時過ぎまで飲む。