日: 2008年4月2日

京都へ

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 午前10時6分新横浜発「のぞみ」車中で朝食の崎陽軒のシウマイ(十五個入り550円)を食べつつ京都に着いた正午過ぎ。
 ホテルに荷物を預けるタイミングで「お昼まだでしょ、一緒しましょう」と電話が入る。
 仏光寺西洞院(交差点の名前です)のオフィスに辿り着き、近くの美味しい日本そばでスタート。
 夕方まで会議。
 
 車で原了郭へ連れて行ってもらい、黒七味を買う。
 そのまま八坂神社を抜け、円山公園の有名なしだれ桜を過ぎ、人気の少ない建仁寺の桜を楽しむと外は宮川町。
 格式と階級を重んじる旦那が行く祇園に対して、宮川町は「丁稚がいくとこ」といわれている。
 ほんとの丁稚はもちろん宮川町で遊ぶことすらできないが、祇園で遊ぶ人は「宮川町なんか」へ行ってはいけないのだそうだ。
 ただし、舞妓や芸妓の数は、宮川町の方が祇園よりも多くなっているという。
 芸事の実力では宮川町が上だという話もあり、二つの町はいろいろな意味で競争関係にあるようだ。
 ちなみに、京都では「お旦那さま 一金・百五十萬円也 一力」などという、宛名不特定、端数なし、明細なしのお茶屋さんの領収書が税務署に認められるのだそうだ。
 が一方で時に会社などでは、そんな領収書が社内的に認められないことがある。
 そこで明細書を書いてくれというと、「そんなお方には、もう祇園に来てくださらへんでよろしおす」などといわれるという。
 ま、どっちにしても自腹でなく会社の金でお茶屋遊びしている時点で野暮なんだけれども。
 四条木屋町近くの「割烹 なか川」で「はもしゃぶ会席」。
 窓の外は高瀬川の桜。
 ちょうど花魁道中があったのだが、食べるのと喋るのに夢中で気づいたら花魁道中は終わっていた。
 さんざんいろいろな料理が出てきたあと、「はもしゃぶ」になる前にすっぽんの土瓶蒸しまで出てくる豪華版。
 次は、河原町通御池ちかくのワインバー “Sommelie SUGIYAMA” へ。
 ブルゴーニュのジュヴレ・シャンベルタン(ピノノワール)。
 この店のソムリエ・杉山明美さんはヨット乗りでシニアソムリエ。胸にソムリエのバッヂがたくさんついている。
 午前0時前、車で宿泊先へ送ってもらう。