日: 2021年11月6日

信州ワイン

夕食は豚キムチ炒め。
蓼科で一人の時は妻と一緒だと食べられないものを食べるのも楽しみ。
ただし、もう少しいい豚肉を買えば良かった。キムチもあまり辛くない。

夜、KAZI誌のエッセイを書く。
引っ越しが余りにも大変だったので、仕事をするのは久しぶりという感じがする。
朝、ベッドの中で次の短編のアイデアを思いついた。
頭と身体が小説家に戻ってきている。

せっかくだから、信州のワインで美味しいのがあれば応援したいと思っている。
スーパーツルヤの1000円以下のワインのセレクションはなかなかよいので、900円だかのこれを買ってみた。
全然ダメだった。

まず、甘さの表示が「中口」となっているけど、すごく甘い。ランブルスコよりも甘い。赤玉ポートワインか養命酒クラス。
甘いワインがあってもいいと思うけど、表示は適切にして欲しい。
で、味がぶどうジュースの味でワインの味じゃない。別な飲み物として、あるいはカクテルの素材として、アリかもしれないけど、ワインとして想定する味から外れているので困る。

酸化防止剤無添加とかいてあって、でも、瓶詰めの日付が書いてない。それじゃどれだけ参加しているかわからない。生ものには日付表示をして欲しい。
美味しくなかったのが、もとからなのか、それとも酸化してしまったからなのか、それもわからない。

ベネチアに住んでいたときの経験からすると、酸化防止剤が入っていないワインは、日に日に味が変わっていく。ワインは生きているので、酸化防止剤は入れないと品質を保つのはとてもむずかしいと思う。