日: 2012年7月14日

旅行の準備 ダブルで

 イタリアに出発するのが20日で、15日から18日まで沖縄だから、もう、横浜にいるのは2日間しかない。
 というわけで、今日は、イタリア行きの準備と沖縄行きの準備の同時進行。
 持っていくものを揃えるのはそれほどでもないのだけど、夏の間に二ヶ月間家を空けるわけなので、掛け布団やシーツやベッドパッドなど、大物の洗濯が必要。
 
 洗濯は洗濯機だが、乾燥が風呂場乾燥機で6時間かかったりするので、細かなタイムテーブルで勧めていかないと、イタリアに行くまでに始末がつかない。
 とにかく自宅待機状態で洗濯を何度も回しながら、他の準備。
 コザのギタリスト照喜名薫から電話があって、「どこに泊まるの? よかったら家に泊まったら」と。
 ありがたいが、今回は宮城悟社長にもお世話になったので、デイゴホテルに泊まることにしている。
『インバウンド』でギタリストのカールという人物が登場するのは照喜名薫と彼のバーPEGが元になっている。小説の中で、バーはマシンヘッドという名前になっている。
 マシンヘッドもペグも、どちらもギターの弦を巻いて調整する金具の呼び名だ。
 事務所の方も後始末をしなくてはならない。
 午後6時になって自転車で家を出て、日本丸の所まで来たところで、なんとタイヤがパンク。
(直進しているときでよかった。スピードは出していないが、カーブだったら落車したかもしれない)
 しかたなしに、自転車を押して自宅に戻り、Baybike で関内まで。
 伊勢佐木町のユニクロで下着を調達して、かつやでカツ丼を食べて事務所に着いたらもう午後7時を過ぎていた。
 この時刻、ベネチアのアパートで窓の外に巣を作ろうとしているハトと戦っている妻から Skype のチャットで実況中継が入る。
 書店回りの名刺をスキャナーで読み込ませたり、iPod touch の同期をとったりなんだかんだ。
 18日に作業ができない可能性があるので、事務所のゴミを始末して産業廃棄物の袋に入れて出す。
 事務所のゴミは家庭のゴミではないので横浜市が回収するのではなく産業廃棄物業者に有料で回収してもらうのだ。小説書くのも立派な産業なのだと、こういうときだけ思う。(笑)
 午前1時、自宅に戻って、準備の続き。

『インバウンド』 プロモーションビデオ

『インバウンド』(小学館)のプロモーションビデオを作ってみました。