日: 2006年5月20日

中華街

 夕方、北海道からやってきた知人家族と中華街で夕食。
 お店は、均昌閣水龍宮館。
 中華街は、10年ほど前のある時期、古くてボロイ順に毎年火事を起こして燃えてなくなり、数年の間にすっかり町中がリニューアルされた。
 均昌閣本店もその中のひとつだが、水龍宮館はその別館にあたる。
 リニューアルと観光地化のさらなる進展で、地元民としては以前より行かなくなった中華街。
 以前は安くて旨いところがたくさんあったけれど、いまは、ほとんどの店が「ウマイけど安くない」になってしまって、安くて旨い店に行きたいときは、横浜市民は中華街でなく野毛(桜木町)に中華料理を食べに行くのだ。
 とはいえ、均昌閣水龍宮館は応対も日本のサービス業の水準を超えていて、中華街には珍しいというか中華街も進歩したというか。
 むかしは中華街といえば安くて旨いけど無愛想で不愉快な客あしらいをされる場所だった。
 料理も5000円のコースがその値段以上の価値があった。大満足。
 やっぱり、いまの中華街では700円のランチか、5000円のコースか、という感じで2-3000円ですますなら野毛に行った方がいい、という感じかもしれない。
 一部、安くて旨い店は中華街にも健在なのだけれど、ものすごく混雑して、店に入れなかったり入っても大変なのだ。(安くて美味しくて狭い店のことは内緒にしておけばいいのに、みんなが得意げにブログに書いたりするもんだから、内緒にしているこっちまで入れなくなっちゃう。これは、WEB2.0 の弊害ですね)
 ちょっと酒も飲みたくないほど満腹で帰宅して、小説にもどる。