日: 2006年5月7日

ヨットレース

 ヨットレース。
 雨模様で強風だが、中止になるほどではない。
 スタート地点にまっさきに着いて待っていると、風はどんどん上がってくる。
 ほぼベストのポジションでスタート。
 12艇中3位でマークまで向かう。ピークで風速15mくらいある。7人の体重でヒール(傾き)を潰しながら快走。が、途中大型艇に抜かれる。結局、マークを4着で通過。レーティング修正(ハンディキャップ)なら2位か。
 回航後、俊足小型艇に抜かれて順位を下げる。縮帆を解く判断が遅れ、往路の優位をかなり失ってしまったか。
 が、しかし、久々の強風レースで楽しかった。ビールが旨い。
 その後、ハーバーのクレーンを待つうちに雨足が強まってずぶ濡れ。
 帰港後、パーティには参加せず、雑誌の仕事の取材のため、有楽町へ向かう。
 少し時間に余裕があったので、根岸駅で立ち食い蕎麦、それでも喰いたりず、有楽町でカレーを食べ、一緒に取材にいくミュージシャンと合流。
 東京国際フォーラムで “TOTO” のライブ。
 終了後、TOTO ファンの人たちのグループに合流して、夜10時頃まで取材がてら歓談。
 そういえば、レースは何位だったのだろう。ハンディキャップで順位が修正されるので、ヨットレースは、ゴールした時点では自分で何位なのかわからない。パーティで発表になっているはずだが。

改めてクルージング日記

電池切れを心配しながら携帯から書き込んでいたので、あらためてノートPCに書いてあった日記の方を。
5月3日 憲法記念日

1000、横浜のホームポート出航。
快晴。風十分。
僕と共同オーナー、某誌編集長、女性クルー2名の5人。
全員長いつきあいの気心の知れたメンバー。
全行程帆走で、1435、三崎港入港。
意外に寒い。
海舟というお店でマグロ料理。
満腹で船に帰ってもあまり酒が飲めない、(笑)
2330、いつもに比べて画期的に早い就寝。
前夜は睡眠時間3時間だったし、適度な疲れで快眠。
でも、4時前に目が覚めてしまって、ひとりでこれを書いている。
マフィアの組織が敵味方を振り分ける手法についての夢を見た。委細省略。

5月4日

0810 三崎港出航。
風十分。かっとび。
1030 内房保田入港。
陸路をクルマで移動するより何倍も早い。
午前中なのにもうやることがない、という幸せ。
日が沈む前、近所のスーパーに買い物。
風呂屋へ。混んでいて入場制限。少し待って入る。
船で料理して夕食。だべって寝る。幸福。

5月5日 こどもの日

外は強風。15mは吹いている。
というわけで出航するのをやめて、一日、港で過ごす。
千葉の緑に囲まれたところにすることもなく浮かんでいる船で、ギターを弾いたり、入ってくるヨットの舫いを手伝ったり、だらだら昼寝をしたり。幸福。
しかしキャビンにいると風がひゅうひゅういっている。
夜半、風がさらに上がる。

5月6日

5時過ぎに目覚めて天候の確認。
風は少し落ち着いているが、長期的にはまた強まる気配だ。
というわけで、遅くとも7時には出航すべしと判断。
0655 房総保田漁港出航。
ツーポイントリーフのメインセールにレギュラージブに縮帆して、出発。
風向きでは観音崎をダイレクトに狙える方角だが、波が悪く久里浜の少し北までしか船を向けられない。
少しずつ角度をゲインして、久里浜と観音崎の間あたりにつき、そこから二度ジャイブを繰り返して、あとはホームポート近くまで一直線。
時々、波に大きく翻弄されるが、逆に波に乗ると、シュワシュワと音を立てて波の斜面を滑るように加速。最高速度は9ノットオーバー。(これ、ヨットとしてはすごく早いんですが、自転車より遅いです。時速17キロほど)
かっとんで、1030 ホームポートに無事帰港しました。
渋滞している陸路を車で移動するよりはかなりはやいと思います。
出港時に覚悟していたよりは遥かに楽で、あっというまに着いちゃいました。ふだんの日曜日ならまだ出航していないときもあるような時刻。
セーリングしながら食べる予定だったお昼をホームポートの岸壁で食べて、上架後、後かたづけをして帰宅。