日: 2016年5月31日

金城宏次

 コザの友人、琉球紅型のアーティスト・金城宏次がジャワ更紗の古賀るみこさんとの2人展を渋谷の東急本店でやるというので、行ってきた。
 会場で古賀るみこさんから作品とジャワ更紗について、とても詳しく話を聞いた。作る人の情熱を感じる、いい時間だった。
 帰りにインドネシアのお土産をもらってしまった。(笑)
 7時閉店になったあとは、金城宏次と彼のスタッフの女性2人と、近くの居酒屋へ。
 昨年、沖縄県立芸術大学の大学院を修了して新しくスタッフになった国吉春香さんは、紅型の新しい作り手の登竜門である「りゅうぎん紅型デザインコンテスト」でさっそく平成27年度の奨励賞をとってる。やるなあ。師匠も本人も。
 金城宏次は照屋勇賢のパートナーでもあるので、実は彼の描いたものはけっこう世界に広まっている。勇賢からはニューヨークに来いとずっと言われているのだけど、本人は伝統工芸とアートの間で揺れている。
 黄金町へおいでと僕はさそいつづけてもいる。(実は、ただ来ただけなら1度町を案内したこともあるのだが)
 彼も考えはじめているみたいなので、そのうち、なにか起きるかも。
 古賀るみこさんのジャワ更紗と金城宏次の紅型は本日6月1日の午後7時まで、渋谷東急本店6回のエスカレータ正面で見ることができます。
 帯地などは安すぎる値段が付いているので、財力のあるかたで着物の好きな方には別の意味でもお勧めです。(いくら「安すぎ」ても財力がないと買えないお値段なので、僕には手が届きません)