日: 2016年5月7日

遠足

 午前11時半、日ノ出町駅集合。
 黄金町の事務局スタッフとアーティストの計5人で、「みさきまぐろキップ」を買って三浦半島へ遠足。
 ゴールデンウィークだが、電車は余り混んでいない。
 順調に終点三崎口に同着、バスもすぐに乗れて、5つめのバス停「油壺入口」まで。
 降りてすぐの山崎屋食堂へ。
 黄金町のレジデンスアーティストの一人の実家だ。
 各自、煮魚の定食を頼んだところで、ビールを飲みながらそら豆の皮むき。
 大きなボールに一杯あったが、みんなで作業するとあっというまに完了。
 まもなく、茹で上がったそら豆がおつまみとして出て来る。
 煮魚も美味しくいただき、食堂の看板娘(彫刻家)もグループに合流して、バスで三崎港へ。
まぐろキップで乗れる「にじいろさかな号」が満員ということで、次の出発便のチケットに交換し、三崎の町を散策。
 最近、ヨットで来ていないので、三崎の町も久しぶりだが、けっこう変わっている。
 時間調整もかねて新しくできていたドーナツ屋さんでコーヒーブレイク。美味しいコーヒーでした。
 岸壁に戻って、いよいよ「にじいろさかな号」乗船。
 東京湾側に出てすぐの宮川湾で、アンカーロープを掴んで錨泊。
 船内のガラスの窓から、魚が泳ぐようすがよく見える。
 その場所で毎日餌付けをしているので、学習した魚たちがうようよ。
 とはいえ、熱帯魚のような色とりどりのサカナはいないので、みんなが灰色、いたって地味である。
 40分ほどで帰港。
  まぐろキップで食事を予約しておこうとしたら三崎館は「まぐろきっぷの食事は本日終了しました」の貼り紙。
 となりの立花は夕方5時まで店じまい中。
(どちらもヨットで来て宴会をやったことのあるマグロ料理の旅館)
 というわけで、5時になたら電話をすることにして、バスで城ヶ島へ。
 城ヶ島の灯台とそのまわりを散策。
 以前、城ヶ島にヨットをおいていたので、100回以上、城ヶ島には来ていたけれど、灯台付近にはまったく来なかったので、そのあたりは中学の遠足のとき以来だ。
「磯」を楽しめる、意外に楽しい場所だった。
 周辺のまぐろキップの使える店はすべて休みなのか、その日の営業時間が終わっているのか開いていない。
 立花に電話して、6時で予約。
 バスで戻ると、ちょうど6時。
 立花の2階の座敷で、マグロ丼。
 もちろん追加で、ビールと日本酒。マグロの珍しい部位の串焼きも。
 帰りは、三崎東岡のバス停まで数分間あるいて坂を上り、三崎口からガラガラの特急で横浜へもどる。
 のんびりとした、実に楽しい遠足でした。