午前11時半、日ノ出町駅集合。
黄金町の事務局スタッフとアーティストの計5人で、「みさきまぐろキップ」を買って三浦半島へ遠足。
ゴールデンウィークだが、電車は余り混んでいない。
順調に終点三崎口に同着、バスもすぐに乗れて、5つめのバス停「油壺入口」まで。
降りてすぐの山崎屋食堂へ。
黄金町のレジデンスアーティストの一人の実家だ。
各自、煮魚の定食を頼んだところで、ビールを飲みながらそら豆の皮むき。
大きなボールに一杯あったが、みんなで作業するとあっというまに完了。
まもなく、茹で上がったそら豆がおつまみとして出て来る。
煮魚も美味しくいただき、食堂の看板娘(彫刻家)もグループに合流して、バスで三崎港へ。
まぐろキップで乗れる「にじいろさかな号」が満員ということで、次の出発便のチケットに交換し、三崎の町を散策。
最近、ヨットで来ていないので、三崎の町も久しぶりだが、けっこう変わっている。
時間調整もかねて新しくできていたドーナツ屋さんでコーヒーブレイク。美味しいコーヒーでした。
岸壁に戻って、いよいよ「にじいろさかな号」乗船。
東京湾側に出てすぐの宮川湾で、アンカーロープを掴んで錨泊。
船内のガラスの窓から、魚が泳ぐようすがよく見える。
その場所で毎日餌付けをしているので、学習した魚たちがうようよ。
とはいえ、熱帯魚のような色とりどりのサカナはいないので、みんなが灰色、いたって地味である。
40分ほどで帰港。
まぐろキップで食事を予約しておこうとしたら三崎館は「まぐろきっぷの食事は本日終了しました」の貼り紙。
となりの立花は夕方5時まで店じまい中。
(どちらもヨットで来て宴会をやったことのあるマグロ料理の旅館)
というわけで、5時になたら電話をすることにして、バスで城ヶ島へ。
城ヶ島の灯台とそのまわりを散策。
以前、城ヶ島にヨットをおいていたので、100回以上、城ヶ島には来ていたけれど、灯台付近にはまったく来なかったので、そのあたりは中学の遠足のとき以来だ。
「磯」を楽しめる、意外に楽しい場所だった。
周辺のまぐろキップの使える店はすべて休みなのか、その日の営業時間が終わっているのか開いていない。
立花に電話して、6時で予約。
バスで戻ると、ちょうど6時。
立花の2階の座敷で、マグロ丼。
もちろん追加で、ビールと日本酒。マグロの珍しい部位の串焼きも。
帰りは、三崎東岡のバス停まで数分間あるいて坂を上り、三崎口からガラガラの特急で横浜へもどる。
のんびりとした、実に楽しい遠足でした。