日: 2016年5月9日

煮詰まってきた

「煮詰る」という表現は、本来、煮物で水分がとんで味が濃くなっていくこと、転じて、最終局面になっていよいよ結果が出る直前になる、という意味に使われてきた言葉なのだけど、最近では、進捗状況が滞ってどうにもこうにも出口が見つからなくなっているというような否定的な意味に使われることが多くなっているように思う。
「ちょっとここんところ、煮詰まっちゃってるんだよねえ」みたいな。
 なんでだろう。もしかしたら「にっちもさっちもいかなくなる」のと語感が似てるから? そんな阿呆な。
 こちらは、ここしばらず、色々なことをやりながら連作短編の最終回に相当する短編のアイデアを頭の中で転がしていた。
 それにそろそろ結論が出る感じの所まで煮詰まってきた。
 もうじき書きはじめられるだろう。