日: 2012年9月21日

トレーニングはエンジニアリング

 東京マラソンに申し込んだのは8月31日だったから、トレーニング開始してちょうど3週間が過ぎ、本日から4週間目へ突入した。
 22日の間に走ったのは13日間、本日の10.73Kmで、合計走行距離は79.51Kmになった。
 予定では1ヶ月目は月間100Kmだから、順調に走っているといえる。
 走った日の平均走行距離は6Kmほど。
 10Km以上走ったのが、本日で2回目だ。
 走ったといっても、筋持久力がまだないので、ランとウォーキングを組み合わせている。
 最大心拍数は一般に(220ー年齢)といわれているけれど、それに相当する心拍数163では、全然苦しくないので、もっと強い運動ができそうだけど、スピードを上げる必要はなく、とりあえず6時間ほど走り続けられる筋持久力が必要になる。
 現在の所、僕の身体は循環器よりも筋肉の方が弱い。
 筋肉が弱いうちに強い運動をすると、関節に負担がかかる。
 ふだんから片道3Kmを時速6Kmほどの速度で歩いて通勤している。
 そのせいか、早歩きしたりゆっくり走ったりする限りでは、足はほとんど痛くならず、距離が伸びてくると、腿を持ち上げる筋肉や腹筋が筋肉痛になっていた。
 今日のテーマは10Kmのうち、少なくとも5Kmを連続して走ること。
 ウォームアップがてらウォーキングを始め、600mくらいから走り始める。
 ふと腕のGPSを見ると、全然、辛くないのに思いの外、ペースが速い。
 自然に走力がついてきているようだ。
 それにしても、GPSがあると、その日その日の思いつきで道を選んで走っても、ちゃんと距離とその間のラップタイムとかがわかるので、同じコースを走る必要がまったくなくて、とりあえず飽きることがない。
 便利な世の中になったもんだ。
 当面の目標を「キロ当たり7分30秒で5時間走り続けること」としているので、その前のマイルストーンは、まず、キロ当たり7分で5キロを走り、残りはその日の調子に合わせてどんなペースでもいいから合計10Kmを走ってみる、という感じの中間目標を持っている。
 マラソンは足の筋肉とか心臓の強さだけでなく、8万歩のステップで、できるかもしれない足のマメ、衣服と身体の擦れ、などを克服する必要がある。
(その他、寒さ暑さへの対策、日焼け、栄養補給とか、給水とか、そういうこともある)
 今日は、いつもより速いペースで長く走ったので、足の裏全体が少し腫れてきた。
 このままもう10km走ると、マメになってしまうかもしれない。
 42キロを走る前に、足の裏も鍛えなくてはならないし、どの靴下と靴の組み合わせがいいのかも、試しながら決めなくてはならない。
 でも、早くいい靴下にするよりも、足の裏を鍛えるために短い距離でストレスを与えた方がいいのかなあ。(品質管理でいうところの加速テスト?)
 今までのペースでは、股の筋肉なんてなんともなかったのが、今日のペースになって初めて、筋肉がギリギリの感じになってきた。
 同じ距離でも、走る速度が変わると、弱いところが順番に表に出て来るわけだ。
 というわけで、次の課題がいろいろでてきた。
 身体の課題については、あわてて克服しようとすると、故障の元にもなるから、あくまでも課題として意識して、どうやって克服するかはじっくり対策をしていく必要がある。
 トレーニング内容と同時に、疲労回復のノウハウも蓄積しなくては。
 道具系もフィールドテストをしながらの試行錯誤だ。
 そろそろ靴下を決めていこうかな。
 Plan Do See.
 トレーニングはエンジニアリングだ。