日: 2012年9月19日

バブルの残骸でくつろぐ

 まだ、調子が出る「兆し」しかないのと、マラソン・トレーニングで肉体的な疲労が溜まっているので、友人の誘いに乗って「ヒルトン小田原リゾート&スパ」に日帰り旅行をしてきた。
 バブル期に特殊法人である雇用促進事業団がみかん園をつぶしてリゾート開発したものだが、現在、ヒルトンが運営している。(所有者は小田原市らしい)
 3連休の後の平日とあって、全体に空いている。
 広い敷地内にはテニスコートなどもある。
 広いスパとプールのエリアで、泡を身体に当てたり、水中ウォーキングをしたり、25mプールを少しだけ泳いだり。
 目一杯だらだらできてプールサイドのレストランの食事もついて1日3500円。
 そのレストランの食器が雇用促進事業団の頃の名である「スパウザ小田原」のネーム入りのゴールドの縁取りのノリタケ。
 公共の宿泊施設の食堂の食器がノリタケですよ、奥さん。
 たぶん、「フィッツジェラルド」というシリーズのもの。
 ノリタケの公式サイトで調べると、フィッツジェラルドの27.5センチのプレートは「1枚」7980円。
 この施設は総工費445億円だそうだけど、雇用保険料で建てられたものです。嗚呼。
 とまあ、そういうことで憤ってもしょうがないので、夕方までリラックス。
 
 リラックスついでに、横浜までの帰りもJR特急踊り子号のグリーン車でプチ贅沢。
 小田原の「つまみ揚げ」と崎陽軒のシウマイをつつきながらヱビスビール。
 ああ、なんたる幸せ。