日: 2006年10月5日

疲労回復:健康にいいゴールデン街

 水曜日に町へ出て、人にあって、芝居を見て、終電過ぎまで飲んだら、心も体もやたら元気回復。
 目が楽なのは当たり前だけど、身体全体の調子がいい。
 つまり家にこもって小説を書くのは、終電過ぎまで酒を飲むのよりも身体に悪いってわけね。
 が、しかし、重要なのは原稿が進むことであって、体調をよくすることではない。
 あたしは小説家なので、体調など悪くても原稿が進んでくれればよいのだ。
 体調が回復すれば能率はよくなるが、外出したり飲んでいる時間は、書いていないわけで、効率でなく、絶対量でいうとビミョーなんだな。
 というわけで、5日はまたひきこもり。

「With You」

10月4日(初日)  新宿・シアター・サンモール
原作・総合プロデュース 神田昌典
脚本・演出 永井寛孝
 僕自身、劇団「夢の遊眠社」の創立メンバーであり、芝居を創ってきた経験があるので、演劇一般について作り手側の視点で見てしまうことを、まずはじめにお断りしておきます。
(以下、文中、敬称を略す)
 この演劇については、ひとことでいうと「楽しかったが居心地が悪かった」というのが率直なところだ。
 この芝居を観て、僕はたくさん笑ったし、楽しかった。だが、反面、観ている間に何度も落ち着かない気持ちになった。

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