diary2009

読書の日again

 新津きよみさんの 「ひとり」、読了。
 独特のクセのある文章。きらいじゃない。
 サスペンスの運びについては、「なるほどこう来たか」と。
 都橋の某飲み屋Hのママ、来訪。
 飲み友だちがお買上げの『フェイク・ゲーム』にサインして欲しいとの伝令でした。
 横浜橋商店街に立ち寄っておかずを買って帰る。

読書という贅沢

 スタジオにて、読書。
 読んでいるのは新津きよみ『ひとり』(角川ホラー文庫)。
 だいぶ前に、作者ご本人から贈って戴いたもの。書くのが忙しいと、本、とりわけ小説が読めない。
 座椅子に座って音楽を聴きながらひとりのスタジオで本を読む。
 幸福な時間。
 出てくるときは雨だったのでバスだったが、帰宅時は歩き。

髪を切る

 髪を切りに行く。横浜駅東口の美容室。
 いつもなら歩いて行く距離。けれども、問題は今日は雨。傘はある。
 この美容室は3回目。初めて違う美容師さん。
 ちょっとハサミに勢いがない。不得手なオーダーだったみたい。
 でも、シャンプーはいつもの人より丁寧で上手かな。
 終わったあと、妻と待ち合わせて、そごうの食堂街でランチ。
 メガネの新調につきあう代わりに、向こうの奢りだ。(笑)
 フレームが決まり、検眼に入ったところで、僕は京急で黄金町のスタジオへ。
 本日も事務的なことをコツコツ、コツコツ。
 帰りもまだ雨なのでバスで帰宅。
 夕食後は、そろそろ創作モードに復帰する準備がてら、ビデオで映画「涙そうそう」を観る。
 実は、次に予定されている長編は沖縄が舞台になるので、そのビルドアップも兼ねている。
 僕がよく知っている場所がものすごくたくさん出て来ていました。
 ここに写っている店、もうなくなってしまったんだよなあ、などと小さな感傷にひたったりして。(笑)
 

平穏な1日

 まず家で洗濯。
 スタジオに出てきて、6月に開催するイベントの準備作業。
 10人ほどの作家/詩人/翻訳家/マンガ家/科学者が参加してくれるので、広報活動もしっかりやらなくては。
 遅い昼食に横浜橋の「酔来軒」に行ったのだけど、あえなく「準備中」。
 前回、行ったときは定休日。なかなかこの店で食事を摂ることができない。
 淡々と各種事務的なことを積み重ねていく。
 幸い雨が上がっているので、改めて横浜橋商店街に行き、夕食の買い物。
 午後7時30分のサッカー「日本xチリ」になんとか間に合った。
 原稿を書かないと、体感的にはほとんど疲れない。
(ま、そんなことはないはずなんですが)

推理作家協会賞のパーティ

 銀行でお金を降ろして午後2時過ぎにスタジオ。
 午後3時からは黄金町エリアマネージメントセンターの連絡会。つまり、この地区の施設に入居しているアーチストの月に一度の会議。
 始まる直前に、電話の着信に気づく。
 いない間に友人が訪ねてきて、近くの喫茶店にいるらしい。
 会議が終わるまで待っていてもらうことにする。
 3時半過ぎ、近くで待っていた友人がスタジオにやってくる。なんとびっくり女性同伴……と思ったら、15年くらい会っていなかった会社員時代の仲間。
 サボテンだのプリザーブドフラワーだのエノテカのワインだの、事務所開所祝いとして頂戴する。ありがとうございます。さっそく飾らせてもらいました。ワインは自宅で飲ませていただきます。
 午後5時には都内に向かわなくてはならなかったので、それまで1時間あまり歓談。旧交ってやつだ。楽しかった。
 なんだかんだで、予定のことはさっぱりできなかったけど、まあ、人生だからそんなもんだ。
 二人を送り出し、午後5時過ぎ、黄金町から京浜急行で新橋に向かう。
 第一ホテルにて、推理作家協会賞贈呈式パーティ。
 ふだんはほとんど食べ物を摂らないのだけど、知り合いがいつもより少なかったので、途中、摂食モードに切り換え、刺身、寿司、ステーキ、その他、デザートまで、そこそこ食べる。
 食べてみると、けっこう美味しいではないか。(笑)
 書評家のYさんを見つけたので話しかけると、すでに『フェイク・ゲーム』を読んで戴いていた。ありがとうございます。
 貴重な感想なども聞けました。内容は内緒。
 あとは、いつものように知り合いの編集者や、ソフトボール仲間たちと、雑談。
 宴たけなわの頃、角川書店の編集者Tさんから、二次会のお誘い。
 今回の受賞者のうち、柳広司さんと曽根圭介さんが、角川からの受賞ということで、銀座に宴席が設けられているという。
 受賞のお二方を直接存じ上げなかったので、行っていいものか迷ったけれど、せっかくのお誘いなのでお邪魔することにした。
 今回は受賞者が多く、近隣4箇所で、それぞれの宴席が開かれているらしい。
 二次会が始まると、なんと司会の編集T氏から、マイクでひとこと言えと。
 柳さん曽根さんには壇上の高いところからの初対面の挨拶となる。恐縮至極。おめでとうございます。
 一方、スピーチを仰せつかったおかげで、僕の顔と名前が一致していなかったであろう編集者の何人かと話す機会ができた。Tさんの配慮のおかげである。
 文芸の世界は、編集者同士が仲良しで、業界全体で作家を育てるという伝統になっている。なので、角川書店のパーティにも他の出版社の編集者もふつうに参加している。
 やがて、近隣の別会場をこなしてきた協会の重鎮たちが会場に現れる。
 新しく理事長になった東野圭吾さん、逢坂剛さん、石田衣良さん、などなど、次々にスピーチ。
 午後10時をまわったところで、こちらはそろそろ辞去。
 2日連続の東京だったが、いや、なんともめまぐるしい一日だった。

築地で鰻

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 家の大掃除、ごく一部(笑)。
 午後2時のバスで黄金町のスタジオへ。
 スタジオBでは、劇団山縣家が公開稽古をしている。
 元劇団員としては、発声のしっかりした張りつめた声を聞くのが懐かしい。
 午後5時前、黄金町駅から築地へ向かう。
 S出版社のご接待で老舗鰻店Mにてごちそうになる。毒入り餃子事件以来、スーパーで中国産の鰻をかうのがせいぜいの阿川家では、鰻はすっかりご無沙汰なのでした。だからというのではなく、ほんとに美味。
 次は銀座の新潟系和食のお店で酒。
 鰻でいっぱいの腹にもう食べ物は入らない。
 午後10時過ぎ、編集者と別れてひとり地下鉄で新宿三丁目。歌舞伎町の本を書いていて、歌舞伎町にこないわけにはいかない。(笑)
 久しぶりにゴールデン街のA店で終電まで過ごす。ゴールデン街に来ていながら、ハシゴもせず朝までいることもなく、終電で帰ってしまうのは、ちょっと文化の破壊(笑)なのだけれど。
 というわけで、羽田空港以外の東京都は、今月はじめてなのでした。
 鰻まで食べてしまったので、いよいよ、次の書き下ろしの執筆にかからねばならぬ。
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贅沢な一日

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 昼の間、黄金町のアーチスト仲間・増田拓史さんの企画したイベント「そうだ、美術館にいこう!」で、横浜美術館へ行きました。
 金氏徹平展です。いわゆる現代アート。
 これがすごくいいんですね。
 楽しい。いつまで見ていても飽きない。
 美術館が全体が不思議の国に成った感じです。
 金氏さんは、三十才。横浜美術館の企画展が個展になったアーチストでは最年少だそうです。
 もう会期はほとんど終わりなんですが、展示場へふらりと出てきては、現場で作品を修正したりしているそうです。
 今日も居ました。
 ちょっとだけ話をしました。
 イベントの方は、参加者が美術館の元館長を含む学芸員たちと、ゆるゆると見て回った後、自分の気に入った作品を決め、あとぜ全員でその場所に言って、参加者がなぜこの作品がいいか、というのを学芸員になったつもりで、解説する、という一種のワークショップでした。
 それぞれいろいろな見方があって、とても新鮮で、たのしかったなあ。
 終わったのが午後四時で、美術館に至近の自宅に戻ってご飯を食べて、それからスタジオに出勤。
 今日は、カフェも休みで、建物全体に誰もいないので、自分の仕事場で大きな音で音楽かけて、こまごまとした用事を済ませています。
 なんだか、贅沢な人生を送っている感じ。
 昨年、本が出なかったし、まだ新刊の印税も連載のギャラも入金していないので、過去20年で一番お金がないのだけど、ものすごく豊かな気持ち。

体調管理中

 体調回復第一優先の日。
 夕方、ジョギングへ出るが、1Kmできつく感じたので、マンション中庭でストレッチを15分。
 さらに、馬車道まで3kmほどウォーキング。
 夕食は、「美味しいものが食べたい」という妻と待ち合わせて、焼肉韓国料理「韓 本宮」。
 焼き肉を食べる元気はないので、春雨とか冷麺とか。
 美味しゅうございました。
 心に余裕のあるうちに、もう少し運動したいなあ。

原稿を書かない日

 目の前の〆切をクリアしたので、今日は原稿を書かない日と決める。
 急ぎでないメールの返事が溜まっている。
 仕事場へ出て、それらを淡々とこなす。
 あとは伊勢ブラ。
 まず、スターバックスでコーヒー。
 以前は、原稿書きによく利用していたけど、スタジオへ通うようになってから初めて。
 有隣堂本店で『フェイク・ゲーム』が平積みになっているのを確認。
「戸隠そば」で「晩酌セット」(ビールと天ぷらと冷や奴で1000円)。
 明るいうちから飲む酒は一段と贅沢をしている気分でよろしい。
 さらにだらだらして、最後は関内の「鳥元」で焼き鳥。
 まったく中華を食べないのは、ものすごく久しぶりなんじゃないかなあ。
 実によい一日でした。

一区切り

 張りつめていたところが少し緩んだ感じで目覚める。
 昼前に、家へ編集者Aから電話。来週火曜日掲載の校正の件。
 さてと黄金町へ出るがエンジンがかからない。
 仕事しなくてもいいなら、緩やかでよい時間だけどね。
 残り作業はそんなに多くないので、エンジンさえかかればどうということはない。というわけで、伊勢佐木町2丁目まで遠征して、ダイソーに行く。
 スタジオで仕事をし始めて一ヶ月余りが過ぎ、少し改良すべき点が出てきている。
 というわけで、若干の備品を購入。
 本日の昼食は、「かつや」でカツ丼(梅)514円也。
 カツ丼のおかげで元気が出て(笑)今月の最後の〆切の原稿(連載7月7日掲載分)を無事送付。
 定時間日とまではいえないが、家で夕食を摂ることができる(作ることができる、ともいう)時刻に帰宅。
 9時のニュース番組を見られたぜ。
 深夜になってもなかなか心身が緩まないので、午前2時を過ぎて、久しぶりに湯に浸かる。
 いったんちゃんと緩めないと、体と心が壊れるし、書き下ろし向けに頭が切り替わらないから。