朝一番に綱島の内科へ。
高校のクラスメートで有名な動物写真家でもある井上冬彦がやっている。
メタボ検診で「医者へ行け」レベルだったのをやっと実現。
すぐに検査をしたり空腹時血糖値も測定できるように朝食はとらずに。
通勤時間を少し遅らせた午前9時過ぎの東横線各駅停車は空いている。
電車は空いているが医院は満員。
連休があったこともあるのかもしれないけれど、待合室には10人以上が待っている。
井上冬彦は内視鏡が専門で、腕が良くて彼がやるとほとんど苦痛がないのだそうだ。そんなこともあって、夕方に集まりがあっても患者さんから解放されずに、来られないということの多い人。
高脂血症と脂肪肝だから、生活習慣の問題なのははっきりしているのだが、仕事が仕事なので、体をいたわってばかりもいられない。友人というのはそのへんの事情がわかっているので、話しやすい。
もともと「かかりつけ医」というのはそういうもんだよな、と思う。
検査結果がどういう意味で、それを治すには何をしたらいいか、なんてことはネットで調べればだれだってわかる。
患者の個別の事情の中でどうしたらいいかが大事なのだ。
(怪我をしているスポーツ選手に、「しばらく動かさないのがいちばんです」なんて言っても意味がない)
とりあえず再検査のため血液と尿を採る。
朝昼兼用は、駅前で担々麺(本日のサービスで800円のところ500円)。
最初から500円のクオリティじゃんか、これ。
久しぶりに電車に乗ったので、横浜駅で降りて、ヨドバシを見たり、citi bank でお金を降ろしたり。
au ショップで、フルサポートプランをシンプルプランに変更。機種変更して24ヶ月が経ったので、これで携帯電話代が1000円ほど安くなる。
夕食はサバ味噌定食(590円)。
夜になってからやっと文庫の校正のやる気が出てきて、そのままスタジオに泊まった。
午前8時起床。
洗濯。依然、衣替えモード継続中。
その間に連載の校正。
マンション理事会の仕事を少しして、午後から黄金町へ出勤。
明日、内科へ行って検査を受ける予定なので、遅い夕食はとれない。というわけで、外食でいつもより早めの夕食。
あまり集中力のない日。
本日の黄金町は5月のオープンスタジオ。
阿川のスタジオでは、「短歌で絵ハガキを作ろう」を開催。
参加者はみな黙って31文字を頭に浮かべる。
盛り上がっている時間ほど静かである、というおもしろいイベント。
午後5時、打ち上げは聚香園。
午後7時スタジオに戻ったけど、仕事はあまりせず。
世の中は大型連休だが、我が家は夫婦ともに家で仕事の毎日。
ふと思い立って、千葉までドライブ。
午前9時出発。アクアラインへ。
朝食は「うみほたる」のパン屋さん。
先日オートバイで行った「いすみ鉄道」大多喜駅を目指す。
その途中の道が緑が濃くて気持ちがいいのだ。
午前11時、大多喜駅に到着。
11時7分発の大原行きに乗る。前回は駅まできただけで乗らなかったので、いすみ鉄道初乗車。
終点大原駅で、また折り返し乗車し、大多喜駅へ戻る。
大多喜は本多忠勝の大多喜城の城下町で房総の小江戸と呼ばれている。
町並みが保存されているし、菓子司があったり、思った以上に文化度が高い素敵な町だ。
すべてを満喫せず、またくるべきところを探すだけにする。
帰る前、少し離れたところのハーブアイランドのレストランでセルフメイクサラダ(315円)がめちゃめちゃ旨い。
気持ちのようスペースだし、また来たい。
午後4時、帰宅。
午後9時、イグレックで食事。
盛りだくさんの一日でした。
連休明けで、空気がきれいなので、台風一過のような光。
大岡川の新緑が輝いている。
桜は花も美しいけど、葉も美しい。
連載小説、書いているうちに午前2時近く。おまけに1回分としては長くなり過ぎた。
明日は、これを削って短くする作業だ。
3歩進んで1歩戻る。
そんなこともあるさ。
昼はすず家でたぬきそば、夜は中華一番でチャーハン。
今年二回目のヨット。
昨年からオーナー二人がそれぞれに忙しく、なかなか船を出せない。クルーのみんなにはほんとに申し訳ない。
ゲスト1名を含め、本日は5人。
僕は買い出し班で、スーパーの開店を待って、流水麺だのハムだの野菜だのフルーツだの。
午前11時前、出航。
リハビリにはちょうどよい緩い風でするする走る。
ランチは八景島の入り江で、と思い、エンジンをかけてそちらを目指したところで、まもなく突然エンジンが停止。
海上でエンジンが止まったのは初めて。
弱いけど風があるので、ヨットは別に困らない。モーターボートなら、この時点で「遭難」である。
とりあえず八景島はあきらめてホームポートを目指す。
風がなくなってしまうと帰れなくなるので、とにかく少しでも早く基地の近くへ行く方がいい。
運河の入り口にさしかかったところで、メインセールをおろし、ジブを#1から#3に縮めて、ヘッドセールだけで港へアプローチ。
簡単ではないけど、セーリングでホームポートの桟橋に着けられるコンディション。
ところが、横浜市民ハーバーからレスキューが出るから、止まって待てというスピーカーからのアナウンス。
好意と素速い対応はありがたい。
けれど、セーリングで着眼するまでイメージができていて、その流れの中で航行しているところで、狭い水路で予定外の行動を強いられるのは実は結構迷惑。
自由が利く最低限の速度しか出ないような状態で外から指示され、狭い水路で止まってしまうと流されてしまうのだ。
案の定、浅瀬に寄ってしまってキールをこする状態に。
幸いすぐに離礁し、そこへレスキューボートが来て、横抱き。
その状態でホームポートの桟橋に着岸。
食べ損なったランチはクラブハウスで。
エンジンが止まっても楽しいヨットの一日でした。
スタジオに通勤してくるようになって1年が過ぎた。
それまで家で仕事をしていたから、ほとんどの食事を自宅で摂っていたのだけど、いまはほとんど外食だ。
家では、豆腐とか魚が中心で、肉はあまり食べなかった。
冬などは脂肪が不足して家にいるのにアカギレができてしまうくらいだった。
今年1月5日、検診を受けたら、LDLコレステロールとGPTが「医者に行きなさい」レベル。
結果が出たときには長編の改稿に突入したので、医者に行けないまま時が過ぎた。(体のことを心配していたら小説は書けなくなるからね)
少し心と体に余裕ができたので連休明けに内科医を訪ねようと思っている。
LDLは俗に言う悪玉コレステロール、GPTは肝臓に異常がある指針。
同じく肝臓の指標であるGOTはそれほど高くない。
調べてみると、GOTとGPTの値とその比率で、どんな病気かがわかるのだけど、僕の場合、アルコールによるものではなく、高脂血症と脂肪肝みたいだ。
というわけで、余裕のあるいま、少し前から、肉を食べない生活をしている。
中華料理を避けて、サバ塩定食にするとか、タッパウエアに日の丸弁当を持って出るとか。
もう一つの問題は、仕事をしている時間が長いこと。
血糖値が下がると脳が働かなくなるので仕事ができない。仕事をしている間中、血糖値を高く保つだけ食事をしていると、時間が長い分だけ、カロリー過多になってしまうのだ。
というわけで、仕事の時間も集中する時間だけにして、時間を短くする必要がある。それと、食事ではなく甘いもので瞬時に血糖値を上げることで食事を減らせるようにする。
つまり、肉はできるだけ食べない、仕事は集中して短く、血糖値が下がったら甘い物で補い、食事だけに頼らない、ということだ。
なんといっても、体が資本だからね。
昨日、プリンターのトナーが切れた。
買ってからちょうど一年。
最初に入っていたトナーは容量が少なくて1000枚しか刷れないのだそうで、そういえば、紙の消費からいって、1500枚弱くらい印刷している。
昨日の午後5時過ぎに amazon で注文したら、今日の昼前にはもう届いた。
便利な世の中だ。
いまは、食べ物でも、家具でも、なんでも通販で買える。
だから、ほんとうは年寄りこそ、パソコンを使うべきなのだ。
使っていない人はなかなか信じられないみたいだけど、人とのつきあいも、パソコンがあれば対面よりもむしろ深いつきあいができる。
どんなに仲がいい友人がいたとしても、ふつう、毎日会うことはできない。病気になったり足が悪くなったり離れていたりすればなおさらだ。
ところが、毎日、互いの近況がわかっていて、驚いたことうれしかったこと怒っていること、そんなことを共有している人が、僕には何十人もいる。
パソコン通信を始めた1986年くらいからだから、「滅多に会わないけど、お互いの日常生活や家族のことをすごく詳しく知っている20年来の友人」というのがたくさんいるのだ。
tama
たまに近況を聞くんじゃない。毎日毎日、そうしてつきあっているのだ。
その間に、結婚したり離婚したり子供ができたり病気になったり元気になったり息子や娘が結婚したり、喜怒哀楽を共有している。
職場の友達より、学生時代の友達より、もしかしたら家族より、親しくしている。
たまに結婚式に呼ばれたり、結婚式の司会をしたり、温泉に集まって一緒に遊んだり、いろいろな形で直接会うこともあるけど、基本は電子のつながりだ。
そんな仲間たちも20年前より20歳年取っている。
でも、このまま「独居老人」になったとしても、全然、孤独じゃないと思う。
高齢化社会になっている。
高齢者はパソコンが苦手、なんて、高齢者自身も周囲も決めつけないで、パソコンとインターネットが使えるかどうかで、日常生活の質がまったく違うってことを理解してくれたらいいと思う。
エンジニアだった僕は、心からそう願っている。
ただ、その先、「文章で何かを伝える」ことができるかどうかが問われるのは確かだ。
パソコンは、少なくとも運転免許を取るほどの努力をすれば、誰にだって使えるようになるけれど、自分の思いや考えを文章で伝えることができない人がその能力をつけるのはは簡単ではないかもしれない。
だから問題は「デジタル・ディバイド」ではなく「国語力・ディバイド」なのかもしれない。
メーデーか。
NECに勤めていた頃、「動員」されて集会に出たことあったな。
連休のど真ん中で、すごくいやだったのを覚えている。
でも、当時から「初めて見るもの聞くもの」に興味はあった。
今に至るまでの社会の矛盾みたいなものを実感した。
会社勤めでないと大型連休の「なんともいえない開放感」はない。
なので、淡々と連載小説を書く。
仕事が進めばうれしく、進まなければ自己嫌悪。
毎日がそんな日々。