日: 2009年11月13日

レーザーFAX複合機

 13日の金曜日。しかし、大安吉日。
 午前中、荷物の受け取り。
 昼過ぎになって、やっと佐川急便で買い換えのFAXが届く。
 最近は、仕事もプライベートも電子メールやサーバーでのやりとりで、通話もしないし、FAXのやりとりもほとんどない。
 エッセイなど短いものは、校正があっても、pdfなどでやりとりするだけ。
 何百ページもある単行本はそもそもFAXではむりなので、校正は宅配便か、編集者のハンドキャリー。
 というわけで、FAXが届くのは、いまや、推理作家協会のソフトボール同好会の案内くらいだ。(笑)
 とはいえ、出版業界にいると、FAXなしというわけにもいかない。
 いままでインクジェットの複合機だったのだけど、インクジェットはヘッドクリーニングのために、まったく使わなくてもインクが消費される。
 しかも、4色インクのうち、1色でもなくなると、インクとは関係のないスキャナーすら使えなくなる。
 カラー印刷しないのに、カラーインクを補充する必要がある。
 ちっともインクを使うことをしていないのに、急いでいるときにインクがなくなって、インクのいらない仕事もできなくなる、という怒りのスペックなのだ。
 本体を安くしてインクで儲けるビジネスモデルなのだけど、あまりにもユーザーの利便性を無視している。
 というわけで、腹を立てて社外品のインクをリフィルしてル使っていたのだが、それもなくなったので、使わないのにトナーが減ったりすることの絶対ないレーザー式のものに変更。
 同じくブラザーのレーザー複合機 MFC-7340 。
 これは、スタジオで使っているレーザープリンターと同じトナーが使える点も在庫管理が楽でよい。
 というか、1000枚プリントできるサンプルトナーで、壊れるまで保ってしまうかも。なにしろ、FAXなんて実は使わないのだからして。(レーザープリンターは他にあるので、そちらを使う)
 一通り、機械のセットアップをして、横浜美術館へ。
「大開港展」とコレクション展。
 別に何も期待しないで行くのだけど、一級品というものは、何を見ても気持ちがいいものだ。
 人と会う約束があって、自由が丘へ。
 僕にとっての自由が丘は世田谷に住んでいた40年前の自由が丘なので、たまにいくと、自由が丘のようで自由が丘でない不思議な感じがする。
「黒船」で煎茶とカステラ。
 午後5時、自由が丘を出て、黄金町へ向かう。
 やっと本格的に仕事モード。