午前8時40分から東京駅で打合せ。
ずっと起きているか、早起きするか、判断しかねているうちに朝。30分ほど仮眠。
早めに出たけど、久々の通勤時間帯で懐かしいやら不慣れで緊張するやら(笑)
8時頃に東京駅構内、銀の鈴の横のイタリアンバールについて朝食を摂りながらノートパソコンで原稿。
相手が少し遅れてきて結局9時から40分ほど打合せ。
帰りは、一筆書きで別ルートを通って隣の駅で降りたので、東京まで往復しても隣駅までの片道料金で一仕事終えてきました。
ちなみに suica では入った駅では出られない。
「ひとふでがき」でルートが重ならなければ、どんな遠回りのルートを通っても最短距離の料金でいい、というのが鉄道の料金計算のルールになっているみたいです。
午前11時帰宅。昼12時過ぎ就寝。午後6時前起床。頭スッキリ。
逍遥ってなんだ? と思う人も多いでしょうが、散歩のことです。(て、僕もいま知りました)
仕事の電話を待っていたんだけど、ちっともかかってこないので、業を煮やして、散歩に出ました。
京浜急行で3つめの市立図書館まで。自分の用事はないのだけれど、妻の借りた本が期限なので。(ようするに散歩のネタなのでどこへいくかはどうでもいいのだけど、行き先を考えるのが面倒なので、用事があると便利)
図書館からはそのまま歩いて伊勢佐木町へ出るのが定番。
日高屋で「野菜たっぷりのタンメン」というのを食べる。490円だけど、ほんとに野菜たっぷりだし、麺もシコシコでスープもけっこう美味しい。
こだわりのナントカという800円以上するラーメンには原則として行きません。ラーメンごときで800円もすれば美味しくて当たり前、まずかったら怒ります。安くて美味しいから偉いのであって、800円もお金を出せばラーメン以外にも美味しいものはたくさんある。美味しいけど高いラーメンなんて邪道です。しかもインテリアとか店の構えにお金かけちゃって、行列させられて偉そうな店員に偉そうにラーメン出されるなんてまっぴら。
なので、日高屋とか幸楽苑なら喜んでいきます。(美味しいけど続けて食べると飽きる味なんだよね)
ユニクロで新作のポロを試しに買い、カーゴパンツを試着したらウエスト82cmのMが十分はけたので、これもお買い上げ。考えたらこの1年以上、ユニクロ以外で服を買っていないな。
小説家として有名になったら、モデルに使ってください(笑)>ファーストリテイリングさん
で、ラーメン屋の向かいのスターバックスで原稿書き。
いまは、家ですけど、まだまだ原稿書きは続きます。
朝まで原稿を書いていたのに11時に起こされた。
宅急便だ。
寝ているときの宅急便は原則として居留守を使うのだけれど、今日は起きた。
Marantz のAVアンプが届くことを知っていたから。
マランツといえば少しでもオーディオの知識がある人ならルイヴィトンに相当勝って絶対劣らぬブランド品である。
とはいえ、いちばん安い機種なので、最新型の携帯電話よりも安いくらいだ。
きっと、マランツのブランド力は高級品を買う人にしか通用しないのだろう。真空管アンプを見たことのない人にはマランツなんて名前を聞いたことがないというほうが多数派にちがいない。だkら、ローエンド品はむしろ競争力において知名度の高いケンウッドやビクターに負けてしまうのかも。
宅急便のにぃちゃんからずっしりと重いダンボールを受け取って箱を開けるのが妙にうれしい。箱から出すと、もうなにもしないうちから Marantz 光線を発している。
で、そのまま家のオーディオの接続し直し、リモコンの設定、などで気づいたら午後4時を回っている。ベッドからでて、飲まず食わずトイレも行かずで、5時間も黙々とスパゲッティな配線と戦い、キーボードのない不便なコンピュータで制御されているデジタル装置の設定、そして音質も含めた受け入れ検査(動作試験)を夢中になってやっていた。
ふ~。
音は値段以上のものがある。いままで、いろいろとスイッチを押したりつなぎ替えたりしないとすべての機械の再生や録画録音ができなかったのが、ほとんどリモコンだけでできるようになった。
(ただの切替スイッチにしてはいい値段だけど、まあ、音を増幅する機能の付いた切替スイッチみたいなもの)
カセットデッキは過去1年、一度も使っていないので、今回、思い切って接続しないで処分することにする。
7.1chとかで、同じ回路のアンプが7つも入っているのだそうだが、うちはフロントスピーカーしかないので、そのうち2個しか使わない。なんかもったいないけど、スイッチの切替回路の多い製品を探すと自動的にアンプがたくさん入った箱になってしまうという世の理不尽。
たしかに、ハードディスクレコーダーを2台使うような人は、ふつうは、映画マニアとかでいわゆる「ホームシアター」にするんだろうけど、うちはテレビは21インチで一番安かったブラウン管のやつだし、ハイビジョンもBSデジタルも関係ないし、ようするに僕や妻が、仕事の資料としていろいろなテレビ番組や映画を保存して早送りで見たりする「ビュワー」にすぎないので、サラウンドとかなんとかは一切関係ない。
そのかわり、多少音楽にはうるさいので、超高級ではないけど、CDプレイヤー、チューナー、などがそれぞれ独立した箱に入っているバラコンポだし、リーズナブルでいい音のするBOSEのサブウーハーとセットのスピーカーシステムなのだ。
そもそもスピーカーを7つも並べるくらいなら、そのお金を全部フロントのふたつにつぎ込んだ方が絶対にいい音がする。贋ダイヤを10カラット集めても本物0.1カラットにかなわない。ぬるま湯をいくらかけても火傷しない。
というわけで、午後はAVシステムの設定でつぶれてしまったので、本格的な執筆はこれから。
明日の朝は宅急便が来ても起きません。
きちんとプロットを書いてから、長編の執筆に入る。
少なからぬ作家がとっているアプローチを実は僕はしたことがない。何百枚も書いた挙げ句にボツになる、という作家側のリスクを回避するにも、どんなものができてくるかわからない、という出版社のリスクをなくすためにも、とても有効なアプローチであることはわかっている。
けれど、書きはじめてみないとわからない、書きはじめれば必ずアイデアは出るのだが、書かずにあらすじだけ考えるとなかなかアイデアが生まれない、と、これまた少なからぬ作家がとっている方法がいままでの僕のやり方だった。
今回、初めて真剣に「プロットから入る」アプローチをやっている。
いままでだって試みたことはあるのだが、ことごとく失敗して時間だけが過ぎ、結局、「四の五の考えずに書きはじめてしまった方が早い」という結果になっていた。
ただ、ダイヤモンド経済小説大賞優秀賞でデビューした関係で、いままでは何をテーマに書いても、それぞれの出版社にもっていけばよかったところが、ことダイヤモンド社に関しては「経済小説」を書かなくてはならないことになっている。
そうはいっても、経済小説の主流は金融や商社や流通を舞台にしたいわゆる文科系ホワイトカラーの小説だ。製造業出身で元エンジニアの阿川大樹は門外漢だし、そういうみんなが書いている分野にもともと強いこだわりがない。そういう分野はすぐれた先達に任せて、せっかくなんだから新しい経済小説を書きたい。
じゃあ「新しい経済小説」とは何なのか。
そもそも新しいわけだから、いままでにないチャレンジになる。となると新しいものを現物ができる前に編集者と作者でイメージを共有するとしたら、建築でいう模型やパース図、小説ならあらすじ(プロット)がないといけないわけだ。
でないと、僕がこれは新しい経済小説だと思っても、出版社がこれは経済小説ではないと判断すれば、せっかく書いた長編も陽の目を見ない。これはお互いにとってリスクが高すぎる。
というわけで、今回、なんとしてもプロットから小説を組み立てるという新たな挑戦をしている。
なんといっても、初めてのことだからスムーズにはいかない。
でもでもでも、本日、あらすじとしては30%は40%ぐらいできたところで、試みに冒頭を書きはじめてみたら、どんどんアイデアが出てくる。ならば、プロット自体を膨らますために、もう少し書いてみようかということにした。
こういう風に、アイデアがどんどん湧いてきて、筆が進むときは、ものすごく楽しい。書いてしまうのがもったいないほどに楽しい。(笑)
『窓を開ければ港も見える』も新しいコンテンツを追加しました。
http://blog.livedoor.jp/taiju_agawa/archives/50748755.html
寒い。
天候の回復待ち。
次の土曜にグアムへ向けて出て行く「酒呑童子」のメンテナンスを、海へ出なかったメンバーで手伝う。
のち、この静かなクラブハウスはパーティ会場となった。
ちかごろ運動不足だし、自分なりの上限より2Kgほど重いし、フットサルでスタミナが足らないし、遠からず富士山に登りたいし……ということで、歩く口実を探している。
デッキシューズ(ヨット用の靴)の底が経時変化で固くなって滑るようになっているので、横浜市営地下鉄で7つ先にあるヨット用品店まで歩いて行ってくることにした。
ちょっと遠回りしながら8キロちょっとの距離を1時間半かけて辿り着く。
運動が目的で、買い物はついで。
だから道に迷ってもそれを楽しむという感じで歩いたから、もう少し距離があったかも。
で、いった店に目当てのものがなかった。カタログにあるけど、店頭在庫にないのだ。ふつうならちょっとガックリするところだけれど、何しろ歩く口実だから1時間半かけてわざわざ来て無駄足でもいいのだ。
でも、明日ヨットに乗るのに靴がショボイのは、ちょっとストレスなんだけど。
急にストレスかけてもいけないので、帰りは途中から電車に乗った。
二時間半ほど早足で歩いたかな。
夜は豆カレー。
豆がなかなかふやけないので、この時間になってもまだできない。
夜11時から3時間ほど原稿が書けるかな。
もうずいぶん長い間、自分のサイトをもって、近況みたいな事も書いたりしてきた。
営業用でもあるし、僕に期待してくれている人たちに「阿川大樹健在なり」と言いつづけていないと申し訳ないし、自分もそうしていないとなかなか自我を保てないし、なんてこともあって、弱音はほとんど書かないできた。
まあ、もともと楽天的であると同時に自信過剰気味の人間だから、基本的にめげないんだけども。
とはいえ、なんでも思ったようにいくわけでもなく、だからこそ、日々、自分を元気づけて生きているわけだ。
で、ふと思うのは、そういう虚勢みたいなのをやめたらどうなるんだろうってこと。
今日もこの時間まで起きていて、思ったほどはプロットが進んでいない。まあ、いつものことなんですけどね。
瞬間最大風速をイメージして自分に期待しているから、ほとんど毎日、自分のパフォーマンスに裏切られる。それもまた自分、あるいは、それこそが本当の自分だと認めつつ、永遠にそうではない自分になることを願い続ける。まあ、イカロスが太陽に向かって飛んでいるようなものだな。
なあんて、気分を変えて内省的な日記を書いてみました。
明日はどっちだ?
いや、まだ、今日の分を頑張らないとね。日付はとっくに次の日だけどさ。
マクドナルドではアルバイトのことをクルーというらしい。
トマトチキンフィレオのセットをポテトLにして原稿書いてました。
ちなみに、うちのヨットもクルー募集していますが、給料はありません。
夜は、さんざん居間のアンプ買い換えの検討をしてから、原稿の続き。
インテリアの打合せに行く前に高級お好み焼きチェーン「千房」でお好み焼きランチコース(1人前1500円)。
ヨドバシカメラでディスプレイ切替機とケーブルを買う。
高島屋6階でいろいろなインテリアの話を3時間もかけて聞くがほとんど時間の無駄だった。高島屋企業としてはだめだなあ。
ドトールで少し休憩がてらプロットを考え、中央図書館まで30分ほどかけて歩き、予約してあった本を借りる。
帰りに松屋の前を通りかかったら「牛丼、期間限定300円」につられて夕食は牛丼並盛り。
その足でみなとみらいのスポーツオーソリティに立ち寄って海水パンツを購入。トレッキングの靴も物色するが、まあまあのが見つかったところで、買うのはいったん踏みとどまる。(親切にしてくれた店員さんゴメンナサイ)
帰宅後、デスクトップとノートパソコンでディスプレイを共有するために買ってきた切替機のセットアップ。
ファンレスで静かなノートパソコンで原稿を書くことにして大きな画面を使えるようにした。
快適だ。
デスクトップをスリープモードにしておけば静かだし、音楽が」聞きたいときは iTunes 専用マシンにして音楽を起動したらもうディスプレイはなくてもいいから、切り替えて執筆マシンのノートの画面を表示させておけばいい。(デスクトップPCをほぼ iTunes 専用マシンにしてしまうのだ)
ノートのCPUはトランスメタの非力なマシンだけど、原稿を書くだけならこれで十分だ。
むしろ、いろいろなものがインストールしてあるデスクトップは遅くなっていて使いづらい。
というわけで、いろいろなことをしたけれど、それでもかなり執筆のテンションが出ている充実の一日になっている感じ。
セミアコのエレキをしまって代わりにベースを出してくる。
しばらく弾いたら指が疲れたけど、すこしベース開眼したかも。
さらに、昨日めげて出かけなかった床屋へ。
紀伊國屋をのぞき、西口の地下食料品売り場でマグロフライを買い、松屋で牛丼を食べてから、ドトールで原稿書き。
家にもどると、推理作家協会からソフトボール同好会活動案内のハガキがきていた。
ホントに来てみるとなんだかちょっと滑稽な気分。17日までに出欠の返事をしろということだが、新顔だし、知っている人がいないと参加しにくいなあ。ここお読みの方で、どなたか参加される方いらっしゃいます? グローブないとだめかな。だれかに借りればいいか。
ちなみに、さすが、開催が平日です。
夕食後も原稿書き。
ああ、出かけて酒飲みたいぞ。