日: 2014年8月25日

腕時計をオーバーホールに出す

 夫婦でそれぞれ義父母から譲り受けた機械式の高級時計をオーバーホールするために高島屋時計売り場へ。
 オーバーホールだけで海外旅行ができるほどの金額だけど、職人の手で丁寧に作られたものは命のあるもののよう。
 きちんと手入れしないと、大袈裟に言えば時計が生きてきた歴史や関わってきた人の人生をないがしろにするような気がする。だから少しばかり無理をしてでもきちんと動かし、使い続けたいと思う。
 10年ほど前、某高級時計店のマーケティングに関わる仕事をしていて、”Every watch has a story” というメッセージを発信していたのだけど、世代をわたって受け継がれるものは、本当にその通りだと思う。
 3週間ほどで正式な修理見積が郵便で届き、修理内容に合意したらその先の修理にかかるという。
 その後、「横浜タカシマヤ開店55周年記念 ヨコハマ グラフィティ ザ・ゴールデン・カップスの時代展」へ。
 1960年代の本牧のようすを、ゴールデンカップスをキーワードに展示したもの。
 当然ながら、来場者の年齢層は極めて高い。
 面白かったのは、いい年の人が中で当時の雰囲気に浸って、なかなか外に出ようとしなかったりしているところ。
 その時代に少女時代を過ごしたキャシー中島さんもいて、そばでキルト展をやっていた。本牧の「ブギーカフェ」も出店を出していて、そこで60年代の本牧に浸る人もまた多数。
 ここに描かれた年代より少しあとの僕は、小学6年の時にベンチャーズのコピーバンド、中学に入るとグループサウンズのバンド、という音楽遍歴なので、ゴールデンカップスを知ったのはGSが最初で、後から本牧のことを知るようになった。
 当時のアイコン的な店である ALOHA CAFE には、学生時代、ときどき車で行った。帰りに米軍キャンプのフェンスの脇に車を駐めてキスをする。(笑)
 リンディやリキシャルームにも行ったことがある。僕にとっても本牧はちょっと懐かしい場所だ。