月別: 2014年5月

写真撮影

 新刊の表紙は写真にして欲しい、という書店さんからの要望があったということで、編集さんがいろいろ探してくれているのだけど、なかなか意図に合ったものがない。
 いっそのこと自分で撮影しよう、ということで、久々に一眼レフをもって出勤。
 はじめ光線が霞みがちだったが午前10時を過ぎたらいい感じの光になってきた。
 2時間ほど、かなり真剣に撮影。
 こんなに真剣に写真を撮ったのは、何年ぶりだろう。
 午後1時から、黄金町バザールの事務局で、広報担当者と10月までの広報戦略の打合せ。
 あとは、初校のチェックの続き。
 雨雲が近づいてきたので、午後10時に事務所を出る。
 途中、野毛の三陽で餃子を食べているうちに予想通り雨が降り出す。
 そこから家まで、1.5kmあるけど、ほとんど屋根のあるところを通って家まで辿り着ける。

新刊タイトル決定

 昨日、早く仕事を上がったので、今日は午前7時に起きて、午前中から出勤。
 通勤手段はなんとなく気分を変えたくてチョイモビで出勤。
 11分で来ることができたので、220円。バスと同額だ。
 ひきつづき、長編のゲラチェック。
 午後2時、地域の合唱団「コールなでしこ」の指揮者の先生が来て確認事項。
 6月後半発売の本のタイトルがやっと決まった。(まだ内緒)
 数百箇所におよぶ校正者からの指摘に対する修正を終え、次のステップは自分が「変えたい」ところについて。
 そのために、こんどは字句ではなく、物語そのものを読者の視点で読み直す作業に入る。

還暦ディナー

 午後4時半、アルトのパートについて指揮者と相談。
 あとは、ただただ、ゲラチェック。
 午後7時、馬車道のイタリアンレストランで、妻の還暦祝いをする。

マドリッド・オープン

 本日も作曲家。
 午前2時過ぎ、テニスのマドリッド・オープンの錦織圭(ランキング12位)対フェレール(4位)の試合をライブスコアで観戦(?)。
 第一セットを錦織がとったところで帰宅。
 家に着いてもスコアを見ていたけど、途中で就寝。

合唱の譜面を渡す

 午前10時過ぎに事務所へ出てきて、昨晩、作っておいた弁当を朝食として食べる。
 昨日出力した譜面を Garageband に入力して、ハーモニーのチェック。
 最後まで気になっていた部分を Garageband 上で直して、それに応じて譜面入力の修正をする。
 午後1時半、合唱団の指揮者の先生に届ける。
 一段落。
 昼食は回転寿司。
 ずっと mac で動いていたパソコンを windows に戻す。
 大学の講義の依頼と、新しい連載の打診のメール。
 いつもわりとそうなんだけど、仕事の区切りのところで新しい仕事が来る。
 不思議。
 残りの時間は黄金町バザール関係の書類書き。
 午後9時過ぎ、トークイベントの下打ち合わせを兼ねて、歩いて数十歩のバー The Outsiders へ。(ここの店主と黄金町の過去8年の変化について語るイベントを8月に開催する予定)
 午前0時過ぎ、事務所へ戻って、少し書類を進め、途中、すき家でカレー(食べ忘れていた夕食)を食べて帰宅。

文庫カバー案

 2012年に発売された『インバウンド』が文庫化されて小学館文庫から『あなたの声に応えたい』とタイトルを変えて発売になる。(6月6日発売)
 そのカバーのデザイン案が送られて来た。
 微妙なコントラストで「希望」を表現しているので、画面で見たときと印刷されたときの違いに苦労しているらしい。(と、編集者から図案とともにメール)
 同じく6月の下旬に発売される単行本のタイトルはまだ決まらない。

会議

 土曜日でバスの便がないので、チョイモビで出勤。
 正午、黄金町バザールのキュレーターを交えて、昼食会議。午後2時まで。
 黄金町バザール2014は8月1日から三ヶ月。
 事務所の周り一帯を時々掃除してくださっている年配の男性がいる。
 ありがたいことです。
 ただ、僕の玄関の前の雑草まで根こそぎ取ってしまう。
 緑の生命力を愛でているんだけど。
 マドリッド・オープン決勝戦。ナダル対錦織。
 翌午前2時過ぎから、事務所でスコアだけ観戦。
 暖日セットを 6-2 で錦織が取る。
 見つづけていると帰れなくなるので、そこで帰宅。
 第二セットもいいところまで行ったみたいだけど、第三セットで途中リタイア。
 テニスがうまいだけではなくて、人並み外れた屈強な肉体がなければ勝てない。
 いずれにしても世界ランキング9位浮上確定。
 感慨無量。

学園祭モード

 小学館文庫の背表紙の色は著者ごとに同じ色が使われる。
 阿川の小学館文庫ははじめて、ということで「何色にしますか」と編集者から聞かれている。
 というわけで、出勤途中にコレットマーレの紀伊國屋書店に立ち寄って、小学館文庫の棚をじっと見る。
 忌野清志郞さんと同じ藤色に決めた。
 黄金町へ向かう途中、派手な音を立てて自転車がパンク。
 かくて、ほとんどの通勤路を自転車を押して歩く。
 6月発売の文庫と書き下ろし長編の2冊に関するやりとり、それに合唱曲の作曲で、学園祭的ハイテンション。
 ただし、そのおかげで肩こりと眼の痛みが最高潮。
 お風呂で温まっても今ひとつ効果がない。
 アリナミンとブルーベリーが必要だ。

帰着、即、始動

 午前6時前に目覚める。
 剣崎の東側を通過。まもなく浦賀水道航路に入る。
 午前8時、定刻通り横浜港大桟橋に着岸。
(岸壁使用料の問題か、着岸直前で時間稼ぎをしていたような気配も感じられた)
 着岸してもすぐに降りられるわけではない。
 船自体の手続きがあり、その後、2000人ほどが狭い出口から1列ででるので、グループ分けされて船内で待機。
 そのまま職場へ向かう妻は「荷物のないお客様」枠で午前9時過ぎに下船。
 こちらは、スーツケース三個とリュックをもって、遅れて下船。
 そのままタクシーで帰宅。
 船の上でチェックしておいた6月発売の文庫のゲラを宅配便で発送。
 少し休んで、さっそく黄金町へ出勤。
 移動時間とホテル滞在時間が同じなので、客船の旅は「旅の疲れ」と無縁なのがいい。

横浜へ向けて終日航海

 横浜へ向けて終日航海。
 部屋が左舷にあるので、往路よりは携帯に電波が届く時間が長い。
 朝食はファンタジア・レストラン。
 ライブラリで文庫のゲラ。
 昼食はボレロ・ビュッフェ。おやつはピッツェリア。
 夕方、再びライブラリに出向き、文庫のゲラチェックを仕上げる。
 これで、航海中にやるべき仕事は無事終了。
 
 日没時に船尾のバーでスプリッツ(ベネチア風カクテル)
 19時過ぎからソプラノとテノールのミニコンサート。
 20時からシンフォニア・レストランで最後のディナー。
 毎日、美味しいけれど、今日のメニューは得に力が入っている。
 ちゃんとしたコンソメスープがイタリアの船で出るとは思っても見なかった。
 いろいろよくしてくれた、レストランのウェイターの Vishal とも、名残を惜しんでいろいろ話をする。