夕方、母親がやってくるので、部屋の片付けと掃除。
我が家は来客がないと片付かないので、ときどき人を呼ぶ。
午後7時、野毛のフレンチレストラン「イグレック」に頼んでおいたお節を取りに行く。
「お節」だけど、実は、年越しに食べる予定なのだ。
エノテカで薦められて初体験のカリフォルニア・スパークリングワイン “Roederer Estate Quartet Brut Anderson Valley NV” を開け、イグレックの「お重に入ったフランス料理のオードブル」を食べながら、紅白歌合戦を見る。
料理も酒もかな~り美味。
通しで紅白を見るなんて何年ぶりかだけれど、基本に還って、歌をきちんと聴かせる番組になっていて、楽しかった。
日頃、テレビをあまり見ないし、そうでなくても、知らない歌手たちが多いので、紅白はそういう人たちの姿形や歌を知る貴重な機会になっている。
全体に、女性歌手の方が歌がうまい。(でも、白組の勝ちだったのは何故だ)
マイケル・ジャクソンの “This Is It” を見てしまったので、EXILE も、SMAP もダンスがとても情けなく見える。
一方、ものすごく真っ直ぐに歌う Suzan Boyle の歌の力に感服。
矢沢永吉もよかったけど。
母親が居間ので寝ることもあって、午前1時、我が家にしては恐ろしく早く就寝。
「第三企画室、出動す」の整理。
5月に連載開始した小説もすでに原稿用紙換算で500枚になっているので、ここらあたりで整理をしておかないと、だんだん著者である自分にもわけがわからなくなってくるおそれがある。(笑)
各回のあらすじと、登場人物その他の固有名詞を整理して、アウトラインプロセッサーに書き込んでおく作業。
明けて2010年には、単行本化も想定しているので、単行本向けの改稿の際の準備作業でもある。
午後10時前までやって全部は終わらなかったけど早めに帰宅。
ブリを食べなくてはならない。
朝、インターフォンが鳴った。慌てて出たが切れていた。
まあいい、受け取りボックスに入れてくれるだろう。
午後3時過ぎ、スタジオへ出るために出がけに郵便受けを覗く。
おっと、三重県のEさんからのクール便の不在配達票だ。
クール便は宅配ボックスには入れられないので持ち帰りになっている。
在宅の妻に、不在票をわたす。
スタジオに到着したところで、妻から電話。
「ブリが届きました」
年末になると、大きなブリが一尾届くことがあるのだけど、今日がその日だった。
傷まないうちにさばかなくてはならない。
というわけで、早め(午後11時過ぎ)に、帰宅。
おお、長さ70センチほどもある大きなブリだ。
まず、家のすべての包丁を研ぐ。
3ヶ月ほど忙しかったので、どれも切れない。
しかるのちに、研ぎ立ての出刃包丁で、ブリの解体作業に入る。
刺身のサク、切り身、あら煮、かま焼き、などにするのに、3時間ほどかかってしまった。
木屋のちゃんとした出刃があるからできるけど、家庭用の万能ステンレス包丁では到底できない。
すでにゴミの収集が終わっているので、捨てられない。正月の期間中、悪臭を放つことがないように、捨てる部位に火を通して終了。
結局、寝たのは午前4時過ぎ。
朝型にするのは難しい。
(写真はのちほど掲載します)
家事を片づけて、スポーツクラブへ。
久しぶりに、プール。
1時間ほど全身を動かして、体が軽くなる。
夕方から、スタジオへ。
引き続き、雑用。
そろそろ小説が書きたい気分。
だれもいないので、少し歌の練習。
ボイストレーニングをしていないまま歳とってきているので、上のEが苦しい。
これはちょっとまずいな。
午後10時に帰宅。
夕食は自宅で鍋。
午前11時、スタジオへ向かう途中、桜木町 COCOC一番でカツカレー。
11時なのに、店はすごい混雑でびっくり。
ちかくに場外馬券売場があるからかな。
午後1時から6時まで打ち合わせなので、朝食をとっても午後1時以前に、しっかり食べておかなくてはならないので、むしろ食べずに出てきたというわけ。
編集者、イラストレータ、僕、の3人で絵本の詰め。
絵本の打ち合わせは本日で一区切り。画家さんの絵の完成を待って、最終的にスクリプトを改稿する。
8月刊行予定。
持ってきてくれたケーキが2つ残っている。
冷蔵庫もないので、むりやり食べる。(都合3つ!)
さらにスタジオで細々とした作業をこなす。
午後8時半、伊東純子さんのアトリエで開かれている飲み会に遅れて参加。(会費1000円)
11時すぎまで、楽しく語る。
午前中、妻の Let’s Note を修理受け取り業者に渡すため在宅。
午後遅くなってスタジオへ出勤。
本日も雑用。
(主として、mac mini の環境で仕事ができるようにする準備作業)
夜は、関内のメキシコ料理店「エスペランサ」。
ビールとワイン。
ここのメキシコ料理はおいしい。
めちゃめちゃ辛いソースも出てくるので、ソースのご利用は計画的に(笑)
一滴を箸の先で下につけるだけで、ピリピリするのもある。
昨日、マッサージをしてもらったので、すこぶる体調がいい。
これが本当の自分の体だったのか。(笑)
しかし、体重が生涯最高を記録している。こちらの対策が必要。
クリスマス・イブか。
「地球からはるかかなた36,000Kmの宇宙空間を飛行している超高速インターネット衛星〈きずな〉を経由している」というクリスマスカードが電子メールで届く。
メールのヘッダを見てみると、JAXA(宇宙航空研究開発機構)ドメインで3回リレーされている。
そこで、それぞれの IPアドレスに ping を打ってみる。
最初のふたつは応答なし。
なるほど、「きずな」という衛星のサーバーは、これなのね、と何となく把握。
さて、年明け早々の分の連載の〆切。
ほとんど pomera だけで書いてみました。
夕方にアップロードして、年内〆切の仕事はお終い。
ただし、年明け早々〆切の仕事、というのがあるので、仕事納めではありません。
それでも、溜まった疲れをなんとかしようと、近くの「猫企画」へマッサージの予約。
タイ古式マッサージを30分(3000円)。
ものすごくよかった。今度はたっぷりやってもらおう。
帰り、靴を履いて歩き始めたら靴がゆるゆるで、間違えて人の靴を履いてきてしまったのかと思った。身体のむくみが全体に取れている。
自転車で帰宅して、この冬初めての鍋。
自宅で夫婦揃って夕食を摂るのは、12月に入って初めて。
午前8時半、早く寝たので、きわめてさわやかに起床。
朝食は、たぬきそば。
本日第一の課題は自転車のパンク修理。
後輪をはずして部屋へ持ち帰る。
古いタイヤをはずす。固着したリムセメントをマイナスドライバーで削り落とす。ついでにスプロケットも清掃。
ここまでは、従来と同じ作業。
ここから先は、新しくリムテープを導入することにした。
リムを軽く水拭きして、リムテープを貼り、タイヤをつけて、センターを確認して、テープのフィルムを引き抜く。
すっきり装着できる。
次回からは、リムテープを張り替えてタイヤを載せ換えるだけでよくなるはず。
ようやく自転車が使えるようになった。
というわけで、インスタントラーメンを食べて、スタジオへ出勤。
次の課題は散髪。
黄金町・伊勢佐木町周辺は980円から1900円の安い床屋や美容院が目白押し。歩いて5分以内のところだけでも、5軒あり、もっと高いところも何軒かある。
まだどこも試したことがないので、どこに入るか迷うところ。
微妙なひらめきにより(笑)伊勢佐木町5丁目の1800円と看板を掲げた「オークラ理容」へ。
下手じゃない。
家族でやっていていい感じ。
なんだけど、客の要望というのを聞くシステムがないのだ。黙って座って、適当にお任せで髪を刈るって感じ。ファッションとか、自分らしさとか、そういうのと無縁の世界。なが~くやってる地元の人のコミュニティのなかの商売。
四ヶ月半ぶりの散髪。
しかも、「床屋」はほんとに久しぶり。
しかし、顔そりは時間の無駄だなあ。
待ち時間入れて、床屋に90分もかかった。
昭和初期の生活のリズムも、たまにはおもしろいけど。まあ、取材だと思いましょう。
スタジオに戻って、荷物を置いて、自転車で蒔田公園へ。
さかもとゆりさんのインスタレーション作品が今日までなので。
次は、腹ごしらえ。
いつも行ってる聚香園の曙町の支店の方へ。
例によって、店の中は福建語。一人で外国を旅している気分。
さあて、そろそろ、仕事しましょうか。
仕事とは、コンピュータのメンテナンス。mac とwindows のファイルのやりとりができるように設定。2台のバックアップ。
だらだらやっていたので、午前2時まで。
早く寝てしまったので8時頃に起きるつもりが、午前6時には目覚めてしまう。
旅行中のビジネスホテルって、何もないので、しばらくなかった「無駄に時間をすごす」という贅沢ができる。
午前8時チェックアウト。
烏丸通りを四条から徒歩で下り、五条の「街かど屋」というチェーン店らしきところで、和朝食(360円)
都合、地下鉄で2駅分歩いて、午前9時22分、新幹線の人となる。
115円の iPod touch のアプリ Classical Music Master Collection で、カザルスのチェロを聞きながら、 pomera で原稿を書く。
結局、観光するよりも早く原稿を仕上げたいんだよね。
というわけで、久しぶりに京都へ行ったけれど、特に京都らしい場所には、どこも行かなかったのでした。
正午過ぎ、スタジオへ。
昼食時出るついでに髪を切ろうと思うのだけど、初めての店に入る決心がつかず。
(黄金町近辺は1000円カットの宝庫で、1500円以下で髪を切れるところが徒歩圏内だけで軽く10軒近くある)
午後3時、地域の連絡会議。
午後四時半過ぎ、六本木へ向かう。
アカデミーヒルズで志賀直哉のセミナーを聴講。短編「氾の犯罪」の朗読を聞き、ゼミ形式でみなで考えるスタイル。
志賀直哉を読むのはおそらく中学生の頃以来はじめて。この人、ものすごく細かなテクニックを持っている人だ。
思った以上にとても勉強になった。
スタンドバー「ハートランド」で時間調整。
金持ち不良外人、ヒルズ企業のふつうの男女従業員、外人目当て風の女性客、など、都会の風景をウォッチング。
午後9時過ぎ、妻と合流して、俳優座裏の居酒屋「がぶ」で少しつまんで、電車で帰宅。