松栄堂東京駅一番街店で大きく扱っていただいている「D列車でいこう」(徳間文庫)ですが、このたび、販売累計400冊を超えました。
買ってくださった方、松栄堂の桐谷さんほかお店の皆様、ありがとうございます。
Diary
ミシュラン2つ星のスペイン料理店「レストラン・サンパウ」の店長と自称する店のスタッフが、twitter で勝間和代さんが来店したことを書いた上で「嫌いな有名人 Best 3 だ」などと書いたのを、さっそく本人に見つけられ、そのことをブログに書かれてしまった。
誰が来た、というプライバシーを公表するなんて、およそ一流の店がやることではない。その上、個人的な好き嫌いを公の場所で表明するなど、下品そのもの。
店として、これほど不名誉なことはない。
結果的にそれを知った支配人が迅速な対応をしたようだけれど。
これで、来年以降のミシュランは絶望だろうなあ。
町の定食屋ならともかく、高級店の部類では、客への応対も値段と味のうちだからね。
反応があってもなくても、インターネットは公の場であり、陰口をいえる場所じゃない。
午前中、スタジオへは出ないで家事とか。
昼過ぎ、渋谷へ。
肝臓をいたわるため昼はカレーにしよう、というわけで、明治通り沿いの「インディラ」へ行ってみるが、どうやら廃業したようで看板が外れた跡があり、内装工事中。
近くに「全線座」という映画館があったり、高校生の頃から、このカレー屋はあったのだけど。
最近まで店があったことの方が驚きなのかもしれない。
ビックカメラで Sony Reader の実機を触る。
道具としてはよくできている。
(実際のコンテンツである書籍のタイトル数が2万点ほどしかないので、そこが大問題なのですが)
テキストファイルの表示が可能なので、原稿の推敲に使えるか。メモ機能がテキストファイルでも使えるのであれば買い、なのだけど。
カタログでわからないので、店員に訊くが店員もわからない。
帰宅後、ソニーのお客様サポートにメールで問い合わせた。
午後2時半、某出版社と初めての打ち合わせ。
文庫書き下ろしの依頼。
ありがたいことです。
1時間半ほど、話をして引き受けることに。
理科系出身の女性編集者という変わり種(?)。同行の編集長も女性で、珍しいスポーツの経験者だったり、この出版社、人材がユニーク。
あまり詳しく書くと業界ですぐに社名や個人名がわかってしまいそうなので、現在のところは匿名で。
(て、すでにわかる人はわかるかも。文芸編集の世界はものすごく狭い)
いずれにしてもいまの大物2本を片づけないと着手できない。
スタジオへは出ず、そのまま帰宅。
以後、年末年始は仕事の鬼モードだ。
以前からオファーをもらっている社にも、こちらから提案したいのがあるのだけど、目の前のことに追われてしまっている。
朝一番、歯医者。
自宅から最寄りの歯科へ初めて。歯石取り第一回。
午後から黄金町へ。
午後5時から、地域のアーチストの連絡会議&忘年会。
午後9時、仕事をしにスタジオに戻る・
午後11時半、帰宅。
(つまらない日記だ)
6時半起床。
徳間書店のKさんと待ち合わせて、東京駅から特急くろしお3号で大原へ。
同じく徳間からの応援のTさんが合流。(池上季実子と石田ひかりを足しで2で割った美人!)
いすみ鉄道に乗り換えて大多喜駅へ。
乗ったとたん、車内はどんどん混んでくる。
いすみ鉄道に乗るのは3回目だが、こんなに満員のいすみ鉄道を見るのは初めてだ。
たどりついた大多喜駅には外まで長い行列。
キハ52という車両がいすみ鉄道で復活する。今日は到着お披露目撮影会なのだ。
一般参加は1回10分ずつで人数制限をしているという。
こちらは、徳間書店「D列車でいこう」特別協賛・キハ52歓迎写真教室、というイベント。
観光本陣の中の会議室のセットアップ。
机を並べ変えたり暗幕を張ったり。(会議室の賃料は1時間320円。安!)
千葉日報の取材対応など。
午後1時、イベント開始。
いすみ鉄道鳥塚社長につづいて阿川大樹も挨拶。
写真家の中井精也さんの軽妙なトークを交えての沿線撮影スポットの紹介など。
午後2時、いよいよキハ52の撮影へ。
一般参加の撮影はこの時刻までに終了。
本イベント参加者だけで、大糸線から運ばれてきた大多喜駅に佇むキハ52を独占撮影。一般ではできなかった車内撮影も。
鳥塚社長の大サービスで、構内で位置を二回変え、またサボやヘッドマークなどを交換しての撮影も。
線路に入って接近撮影もし放題。
(個人的には線路を歩く、という感覚がうれしかった)
阿川は、ふつうの男の子的に鉄道が好きな鉄道マニアというわけではない人なのですが、すっかり「にわか撮り鉄」になって、参加者のみなさんと一緒に楽しく過ごしました。
キハ52は、なんともいえない気高さを纏っていました。
撮影終了後は「この1枚」をそれぞれに提出して、プロジェクターで映しながら中井先生の寸評。
最後は、中井先生からのプレゼントと徳間からのプレゼント「D列車でいこう」のサイン会。
片づけを終えるころには、すっかり暗くなり、大多喜駅のイルミネーションもきれい。
帰路、新丸ビルの「前川」にて、おいしいウナギ(板東太郎)でおいしいお酒。
4時間睡眠で出かけた長い長い1日でしたが、新しい体験ができたよい一日でした。
関係のみなさまに大感謝。
前夜から調子が上がってきたので、小説の神様を拉致するためにスタジオに泊まっていた。
朝食は「GUST」でパンケーキ・セット(366円)
オレンジジュースとコーヒーと(いつもより白菜がいっぱい入っていた)スープ2杯お替わりして充実のお値段。
お昼はリニューアルした「試聴室その2」でカンボジア風カレー(700円)。
辛くないグリーンカレーでこれも美味しかった。
クセになりそう。
たまたま研究中のコーヒーもサービスしてもらった。
ほぼ二週間、思索の沼にはまっていたのだけど、執筆の方もやっと前に進み出した感じ。
まだ大きなブレークスルーが必要なのだけれど。
某出版社から執筆の依頼。
とりあえず来週の顔合わせ日程を決める。
ますますもって、いま抱えている2本の大物を早く片づけなくては。
少し明るい見通しがついてきたので、本日ボーナス支給日の妻と野毛で待ち合わせることに。
ここはひとつ、内助の功に感謝してもらってご馳走になろう。
スーパーで一番安いカレーを仕入れておく。
高くても105円、安ければ68円の特売レトルト品だ。
銘柄はなんでもいい。
スパゲティを茹で時間より1分早く上げ、熱したフライパンでオリーブオイルと、1分、あえる。
皿にとってから温めておいたカレー(実はパスタと一緒に袋ごと「茹でて」おくのだが)をかけ、パルメザンチーズを振ってから混ぜて食べる。
安物のカレーは、こうしたほうがご飯にかけるよりも遙かに美味しい。
さらにいうと、グラムあたりの値段は米よりもスパゲティの方が安いので、安くて美味しい食事になる、というわけ。
それにしてもイタリア産スパゲティより国産の米が高いのは経済としておかしくないか。
スタジオに泊まると腰がきつくなるので、今朝は風呂に湯を張ってゆっくりほぐす。
小原庄助さんではないので、朝湯はしても朝酒はしない(笑)
朝食はカレースパゲティ。
午後一番で徒歩にて戸部警察へ出頭。
いえ、自首したわけではなく、運転免許の書き換え。
案内が届いていた後、骨折騒ぎで危うく忘れるところだったけど、昨晩、突然、思い出したのだ。よかった。
戸部からは電車でふた駅乗ると黄金町。
夕方まで、また考えごとをして、7時前に都内へ向かう。
ハワイ日系人に関するNPOの設立記念パーティ。
真珠湾攻撃のその日に。
夜は気温が10度を切る予報だが、コートはなし。
なぜなら、コートを着ていると、電車や建物の中が暑いから。
外出時、ほとんどの時間は屋内や交通機関の中で過ごすので、たとえ戸外が寒くても屋内で暑いよりはまし、というわけ。
電車の暖房過多のせいで、外が寒いのにコートで外出できないって、おかしくないか。
ハワイの日系人がどうやってアメリカという国に受け入れられていったかということについて。
そして老人のケアと子供たちのこと。
9時過ぎ、パーティを中座して表参道のイルミネーションの下を歩く。
青山とか原宿とか、美しいものと、お金と、若さが満ちていて、黄金町とは対照的な町。
ただ、そんな見かけ以上に違うのは、そこにいる人に希望があるかどうかということだ。
一人で夕食をとる場所を見つけるのも面倒なので、渋谷まで歩いたあと、そのまま帰宅。
辛い思い出の日を、ジョン・レノンから逃げて過ごした一日。
僕にとっては、とても大切な日。
公式サイトのトップでもお知らせしましたが、「2011広島本大賞」に「D列車でいこう」(徳間文庫)がノミネートされました。
(リンク先は朝日新聞広島地方版のサイトです)
来年3月に大賞が決まるそうです。
「作家の日常」などという駆け出しのものとしてはちょっと気恥ずかしい連載が始まりました。
第一回は「小説家はアスリートである」
無料でお読みになれます。
Sohzine という電子書籍。
ただし、ePub 形式の電子書籍なので、ビュアが必要です。
iPhone や iPad だとハンドリングが簡単ですが、そうでないとちょっとメンドクサイかな。
http://mica.whizzo.jp/