27回目の結婚記念日。
出勤前にスポーツオーソリティで YONEX のウォーキングシューズを買ってレジへ行くと、スクラッチカードをくれた。
「おめでとうございます」
削ったら当たりが出たので、その買い物がタダになるというのだ。
というわけで、13650円の靴が無料になりました。
おかげで5000円以上買うと1000円割引になるチケットが使えなかった。(笑)
18日には、無料で入った展示会で6500円のイヤフォンが当たるし、この一週間はくじ運がいい。
オートバイで追突するのを避けて転んで大けがをしたので、代わりのものが当たっているのかな。
さっそく、その靴を履いて徒歩で出勤。
ものすごく軽い!
これは旅行用とか、都内に出るとき用。
ふだんはもう少し重い靴の方が腹筋を使うからいいんだよね。
仕事場への通勤は、楽をしたいわけじゃなくて運動をしたいので。
北朝鮮が韓国を砲撃したというニュースが入る。
午後6時、関内の上海料理「揚子江」にて、結婚記念日ディナー。
値段も立派だけれど、それ以上に立派な料理。
他では食べられないものばかり。
おいしいだけでなく、食感も味も見栄えもちがう拡がりのある料理。
食事後、ゆっくり団欒して、まだ午後9時だったけど、もうすでに満足しきっていて、「もう一軒行こう」という気持ちがまったく起きない。
Diary
11月21日(日)の神奈川新聞日曜版に阿川大樹がでっかく登場!(予定)
「かながわ 鉄道遠足」というコーナーだそうです。
小雨だけど傘嫌いの僕なら傘のいらない降りのなか、徒歩にて横浜駅西口へ。
auのスマートフォン is03 の実機をさわる。
レスポンスがそこそよいので合格。
でも、iPhone と au のフィーチャーフォンの荷台持ちの方が、is03 1台よりも月額が安いのだよね。
というわけで、すぐその足で iPhone4 の売場に行って値段などを確認。
こちらは特に急いで買わなければならない理由はない。
ゆっくり機が熟すのを待てばいい。
で、主な目的であるレノボのミニノートを見に行ったのだけど、残念ながら品ぞろえなし。
あきらめて、ジョイナス地下のクィーンズ伊勢丹へ。
目当てはフードコートのシンガポールチキンライス。
シンガポールで食べて以来大好きなのだけど、なかなか食べられる店がないのだ。
690円でものすごく美味しいランチが食べられた。大満足。
このフードコート、まわりは99%見事に女性ばかり。
そのあとは、京浜急行で黄金町に向かう。
3日にけがをしてから、電車に乗るのは初めて。
(正確にいうと、当日、小田原から横浜までJR東海道線に乗って戻ってきているけど)
イスに座っていれば大丈夫なことはわかっているのだけど、都内へ出て夜に戻ったりすると、立って吊革につかまらなくてはならない。
京浜急行各駅停車は空いていたけれど、座らずに吊革につかまる練習。
結果的には、加速時も減速時も、大丈夫だった。
満員電車で人の体重まで支えるようなシチュエーションについてはわからないけどね。
あとはいつものようにスタジオで仕事をして、午後9時過ぎ、雨降りなのでバスで帰宅。
APECのため、今日からしばらく、みなとみらいから仕事場へ向かうバスがない。
というわけで、しかたなく徒歩で出勤。
早足だと25分くらいのところ、本日は40分。
まあ、それでも普通の速度だと思うけど。3km近くあるので。
午前11時より、新作落語プロジェクトの簡単な打合せ。
昼食はカロリー控えめ回転寿司。(900円)
午後9時前、仕事を切り上げて妻と友人が集まっているところへ合流。
黄金町から吉田町まで徒歩20分。
日本で最古のギリシャレストラン「スパルタ」。
もともとは曙町の鎌倉街道沿いにあった。(いま、そこは風俗店がずらりと並んでいる)
その後、蓬莱町に移り、最近になって伊勢佐木町(正確には吉田町)に移ってきているのを偶然に知った。
そのことを妻に話したら、さっそく会食に使っている、というわけ。
スパルタのご主人とは野毛にある別の飲み屋での知り合い。
昨年は結婚記念日に蓬莱町の店に行った。
日々、体力がもどって来ている感じで、昨夜よりも調子がいい。
子供の成長みたいな状態だ。
バスで黄金町へ出勤。
バスだと片道500歩しか歩かないんだよなあ。
「いま桜木町にいるのですが」
と、午後4時に突然やって来たのは徳間の営業企画のKさん。
「D列車でいこう」のプロモーション計画のアップデート。
夕方は会食があって関内へ。
途中、リロケーションしたらしいレストラン「スパルタ」発見。
カサ・デ・フジモリがやっているスペイン・バルで、ワインとシェリーでタパスをつっつく。
思いの外、美味しい。
いや、スペインを旅行したとき、あまり美味しいものが食べられなかったので、スペイン料理が美味しいというイメージがないのだ。
生まれていちばんまずいパエージャを食べたのもスペインでのことだった。
沖縄料理店へ移動してビール。
「沖縄ダイニング うちなぁ家」
骨折の痛みが増すようなことはないが、酒を飲み慣れていないのと、体力のマージンがないところを歩いたせいか、ふわふわしてしまって体調不良。
先日来、肋骨骨折で不自由かつ痛い思いをしている。
咳や笑いが激痛をもたらすので一番辛い。
痰が喉にからんで苦しいとき、ふつうなら大きく咳をして喉から剥離させたりするわけだけれど、そんなことをしたら床に倒れ込んでのたうち回ってしばらく動けなくなるだろう。
であるけれど、その不自由さも、痛さも、不自由さの中で細かな工夫でわずかな自由を獲得していく創意工夫も、すべてが新鮮で楽しくもある。
ようするに、すべては小説を書くのに必ず役に立つ。芸の肥やしなのだ。
小説家というのは得な職業だ。
某有名作家が「拉致されてみたい」といって顰蹙を買ったということがあったらしいけど、その気持ちはとてもよくわかる。
僕だって、(あくまで最後に助かるという条件つきだけど)乗っている飛行機がハイジャックされたり、タリバンに誘拐されたり、そんなことを心の奥底で望んでいたりする。
こう公言することで、けしからんという人がいるかもしれない。
しかし、実際、そう思っているという真実は動かすことができない。
公言しなくても、僕はそう思っているようなけしからん人間なので、どうせなら公言してしまう。
そんなわけで、平穏な生活よりもピンチに遭遇することを歓迎している。
ちょうどいま、横浜みなとみらいはAPECのおかげで戒厳令の町になっていて、はなはだ迷惑かつ不便なのだけれど、やはり、そういう非日常は大好きなのである。
子供の頃、台風が来るとワクワクしたあなた!
もしかしたら、あなたは小説家に向いているかもしれませんよ。
ただいま、西武線全車両の連結部分に「D列車でいこう」のステッカー広告が貼ってあります。
(撮影は、ノンフィクション作家の西牟田靖さん)
午前8時過ぎ、スタジオの床で目覚める。
朝食はガストでモーニング。423円。
午前10時から野菜の朝市で500円分野菜を買う。
インゲン、茄子、椎茸、クレソン、など。
昼食は Lcamp でハヤシライス。美味しかった。
ここ数日、原稿の冒頭部分の40枚をずっといじっている。
第4稿では主人公の性格を少し変更したので、彼女の目から見える景色、物の感じ方、問いの発し方などすべてが変わる。
結果、ストーリーは同じだけど、450枚のほとんど全部書き直すことになる。
まあ頭が決まればあとは一気(のはず)。
夕方、「D列車でいこう」(徳間書店)が、文教堂ブックストア談・浜松町店の文庫部門で、週間ベストセラー9位に入ったとのニュース。
夕食は十八番でタンメン。600円。
午後6時半、黄金町にちなんだ新作落語を作ろうというプロジェクトのワークショップ。
金原亭馬吉さんと、アーチストの室津文枝さん、初音町黄金町日ノ出町の地元の人たちと。
終戦から現在に至るまでの「町の戦後史」を率直に語ってもらった。
さあて、基本的に重い話題なので、これを「落語」に落とし込むにはかなりの腕力が要求される。
物語の作り手としては大きなチャレンジであり、だからこそ面白そうである。(でも、めちゃめちゃむずかしい)
それはそれとして、阿川大樹に対して心を開いて町の負の歴史までもハナしてくれて、僕がそこまで町の人に受け入れてもらっているのだと感じられたのが、ちょっとうれしかった。
黄金町バザール2010
「著者が売る本屋さん vol.3」
黄金町バザール2010で開催するイベント「著者が売る本屋さん vol.3」は、媒体として本を接点に、場所として黄金町を接点にして、作家と読者、作家と作家、読者と読者、さらには、それらと町を行く通りすがりの人々を新しくつなげるプロジェクトです。
また今年も、
書店で売っている本を書いてるプロの作家が、自分の本を並べて売ります。もちろん、その場でサインもOK。 書店では見かけないレア本や、私家版もあるかも。もしかして、ハプニングがあったら──、その時は、黄金町で、みんな一緒にびっくりしようぜ!
日時 2010年9月25日(土)
午後1時30分 ー 午後5時
場所 黄金スタジオE (阿川大樹の仕事場です)
京急・黄金町駅から日ノ出町方面へ徒歩4分
大岡川沿い 鉄道高架下
参加する著者(順不同)
山田あかね(小説家・映画監督・脚本家・演出家)
西牟田靖(ノンフィクション作家)
八木啓代(歌手、作家)
村松恒平(物書き・哲学者・劇作家・小説家・詩人・美術家)
日野やや子(歌人)
檀原照和(ノンフィクション作家)
常田景子(翻訳家)
阿川大樹(小説家)
販売される予定のタイトルは30タイトル以上。
各参加者のプロフィールは、こちらからご覧になれます。